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日曜中京〜第61回トヨタ賞中京記念(G?V)/日曜函館〜第45回函館2歳S(G?V)

無料なのにここまで公開しちゃっていいの!?【極み馬】


今ちょっと人気を確認したところ、57kgのリルダヴァルが5.1倍の1番人気で、あとはほとんど差がなく56kgドナウブルー、55kgランリョウオー、57kgフラガラッハ、54kgワイズリー、56kgフレールジャックという順で、ここまでが10倍未満のオッズだから、もうとにかくこれでもかというくらいに割れている。

こうなってしまうと、よほどとんでもない馬が突っ込んでこないといわゆる「大波乱」にはなりにくく、本当はフラガラッハを本命の予定にしていたのだが、なんだか急に魅力がなくなってしまい、本命は急きょ、「ややとんでもない馬」を抜擢して、2番枠の56kgオセアニアボスにした。

土曜の昼前現在で15番人気は歓迎だが、単勝が60倍ちょうどというのはなんとなく物足りない。
まあ、あとは3連単でどれだけつくかが期待されるわけだが・・・

さてこのオセアニアボス、新潟のオープン特別で1勝があるものの、基本的には左回りがダメである。
成績をパッと見た感じでまとめると、[1, 0, 0, 15]くらいだから、かなり成績は悪い。

ただしこのオセアニアボスという馬、左回りとかなんとかよりも、何を考えているのかがイマイチわからないところがある馬で、「傾向」というものがまったくないのである。
要するに、いつ走るかわからないのだ。
この馬、何を考えているかわからないところにきて、かなり気ムラなところがあり、だからこそ、ファンもこの馬の評価をいつも決めかねていて、結果、人気がなければないほど走るように見えるタイプである。

ただひとつ言えることは、最終週だとか全体的に時計がかかる馬場だとか、そういうときには好走確率が高いということ。
外枠が圧倒的に有利な状況の2番枠、老獪な熊沢騎手が乗ってきた今回、無欲で内をつけば自然と前が開く。
その刹那、ごくごくたまぁに見せる「やる気」をここで見せてくれれば・・・そんな狙いにする。

昨年の覇者・フラガラッハがこんなにも人気になっているのは、おそらく昨年から据え置きのハンデ57kgであること、そして外枠有利の馬場で大外枠に入ったこと、さらにはこの馬、はじめから大外ブン回しの競馬しかできないことなど、プラスの要素が多いからだろう。
あとは、先日死亡したデュランダルの弔い合戦という意味もあるか。

ただ、昨年は前走の米子ステークスで跳ね万馬券を演出した勢いのままの重賞制覇であり、今年はこのところずっと惨憺たる内容だったというのが大きな違い。
人気馬の評価を下げるには十分すぎるファクターである。

とはいえ、多くのファンがすでに気づいているように、昨年のあの勝ち方は、「新中京競馬場」という意味においては、フロックではまったくない。
ここも当然頭まである。

そして単穴は、ステイゴールドの近親にあたるフジキセキ産駒の53kgセイクリッドセブンという馬。
これは準オープンを勝ち上がったばかりでいきなりの重賞挑戦になったが、6歳の夏にしてようやく本格化の兆し。
前走もそれほど弱い相手ではなく、これらをまったく子ども扱いに遊んだ力はここでも十分通用する。

押さえはもうここは手広く行くしかない。
追い込んでくる56kgムクドクを筆頭に、53kgサトノパンサー、崩れないランリョウオー、同じく堅実なリルダヴァル、最内枠がどうかだが、ワイズリーは力をつけている。
あとは、印は回らなくても52kgのザラストロ、57kgでもダート帰りのファリダットも少しだけ押さえるつもり。

人気のドナウブルーは、過去2回ある「56kg」でどちらも10着に大敗、一度は安田記念だったから仕方がないものの、もう一度は今回とほとんど同じような条件のハンデ戦だった。
血統的に走って不思議ない洋芝コースも、直線に坂があると止まってしまう傾向が強く、今回は見送る。

◎ オセアニアボス
〇 フラガラッハ
▲ セイクリッドセブン
△ ムクドク
△ サトノパンサー
△ ランリョウオー
△ リルダヴァル
△ ワイズリー




さて、函館2歳ステークスも簡単に予想しておこう。
データもヘッタクレもない、とにかく血統と馬体だけで判断するしかないというのがこのレースの難しいところ、しかしそれでいて、例年それほど波乱にならないからあきれる。
で、今年は・・・

◎ ファソン(函館最終週は合う、控えても競馬できるはず)
〇 ハッピースプリント(地方馬も牝系は優秀)
▲ マイネルフォルス(この時期のマイネル軍団は頭で買わなきゃアカンでしょ)
△ トーセンシルエット(なぜこんなに人気ない?)
△ オールパーパス(いかにもメジャーの子、しかしフレンチの血が出ていればここも・・・)
△ クリスマス(この時期のデビュー戦の内容に騙されてはいけない!押さえるけど・・・)
△ ビービーブレイン(馬場は合う、逆転も)
△ ヴァイサーリッター(2戦目上昇、さらに?)

これでクリスマスが夏馬だったらおもしろいなぁ。
お、ステイの子か・・・その可能性もありますね・・・






日曜函館〜第49回農林水産省賞典函館記念(G?V)

好きな競馬を仕事にできる!


例年当たり前のように高齢馬好走する函館記念は、10歳馬のネヴァブションから入る。

衰えは確実に見える。
しかしそれは、下降線をたどりながらも若く上昇著しい馬たちを相手にしながら、実績ゆえの重い斤量との戦いだったからこそ顕著に見られた「相対的な衰え」だったような気がする。
もう何年ぶりかとだれかに問いたくなるくらい久々になる「55kg」、これは明らかに恵量。
ネヴァブションの馬体には少なくともほとんど衰え見られず、追い切りの動きも文句なしだったという。

ネヴァブションはマーベラスサンデー初期(確か3年目くらい)の産駒であり、マーベラスサンデー自身は昨年2012年に種牡馬を退いているが、この産駒の特徴は「丈夫で長持ち」、しかも晩年になればなるほどパワーを備えるようになるところ。
この函館記念はそもそもそういうタイプが穴をあけるレースでもある。
連続開催の最終週、ただでさえ力が要る洋芝コースもだいぶ荒れてきている。

もうひとつある。
ネヴァブションといえば、あのエアシェイディ(昨年から韓国で種牡馬として活躍)など、とにかく「高齢馬だってやれる!」ということを何度となく証明し続けてきた美浦・伊藤正徳厩舎の馬で、年齢を重ねてからはムダなレース選択はしない。
ここを叩いて札幌記念で・・・という思惑もなければ、サマーシリーズのチャンピオンを目指す立場でもない——ここは全力だろう。

相手は、意外と人気がなくてますます食指が動くメイショウウズシオ。
最終週なら大外枠の不利も最小限にとどめられる。
前走の巴賞で洋芝適正は証明済み、飯田騎手から四位騎手に乗り替わって4走目、飯田騎手には申し訳ないが、やはり四位騎手はさすがの騎乗で、「メイショウウズシオはこう乗るべき」という感じ、コンビ4走目だから期待大。

前走は、ここで上位人気の支持を受けそうなエアソミュールより1kg重い56kgでコンマ4秒差の3着、今回は逆にエアソミュールが1.5kg重くなるから、前走と比べて斤量差は2.5kgもメイショウウズシオのほうが「もらう」ことになる。
これは有利。

そして、単穴は洋芝で走るモズを抜擢。
これもコンマ8秒差6着の巴賞からは2kgもらいとなって逆転可能、気難しいタイプだけに、スンナリなら・・・という気がしている。

押さえの筆頭は当然レインボーダリア、55.5kgは軽くはないが、洋芝コースでこの相手ならG?T馬の底力を見せてくれる気がする。
それから馬場が合うトウカイパラダイス(56kg)とコスモネモシン(53kg)、当然エアソミュール(56kg)、無欲で乗れる48kgイケドラゴンは大穴で押さえたい。
印はまわらないが、いちおうコスモラピュタ(54kg)も。

1番人気になりそうなトウケイヘイロー(57.5kg)は、血統と走法から洋芝はこなしそうだが、勝った鳴尾記念は開幕週の馬場に助けられた印象が強く、本来であればここは距離が1F長い気がするし、さすがにハンデが重いと思う。
もう1頭人気しそうなサトノギャラントは、洋芝コースだと多少キレが鈍るのがどうか。

っつーことで、ここはネヴァブション→メイショウウズシオ→イケドラゴンで決まってもらいたいと願う。
現在のところ13番人気、8番人気、15番人気・・・1000万馬券はさすがに厳しいか?
メイショウウズシオのかわりに、単勝でメイショウの倍くらいつくモズ(9番人気)だったらあるか?
イケトップガンのほうだったら本命にしてたんだけどなぁ・・・

◎ ネヴァブション
〇 メイショウウズシオ
▲ モズ
△ レインボーダリア
△ トウカイパラダイス
△ コスモネモシン
△ エアソミュール
△ イケドラゴン






日曜福島〜第49回七夕賞(G?V)

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穴党ファンにはお待ちかね、今年は7月7日に行われるハンデG?Vの七夕賞である。
なんとも言えないメンバー構成、こんなに七夕賞らしい年はないというくらい、これはもう大混戦になりそうである。

もうこうなったら3連単全通り購入して、天命を待つというのも悪くない気もするが、それでは予想のしがいがないというもの、
というか、3連単全通りとなると、今年は16頭だから16×15×14=アホアホ(計算不能)というくらいお金がかかるので、アホでビンボー人のアタシにゃ、さすがにそれはできないなぁ・・・

このメンバーだと人気の中心になるのが「夏男」、そして福島得意のステイゴールド産駒・エクスペディション(57kg)ということになる。
ただ、ステイゴールド産駒というと、オルフェーヴルやゴールドシップでおなじみ(特に前者)であるように、期待すれば走らない、期待しないと走る、どっちでもないとどっちでもない結果(?)になるから不思議である。
まあ結果は別に、常に「そこまでしなくても・・・汗」というパフォーマンスをしてくれる産駒もいるが。
エクスペディションも人気を裏切り人気薄で走るのは常習犯、ここはちょっと怪しい気もするなぁ・・・

また、エクスペディションと同程度の人気になりそうなダコール(56kg)は、安定感は大きいものの、この馬はディープインパクト産駒とは思えないくらい奥ゆかしいというか、惜しい競馬が多く、また、追い込み一辺倒だけに、馬場に左右されることも多い。
今回もいかにもそういう馬場になりそうな気がする。

やはり先週の今週だから、道中はいかにインを通れるか、これに尽きることになる。
今年は2週目の開催に行われる七夕賞だし、今週も洋芝オーバーシードのAコース使用、天気もなんとか持ちこたえそう、以前の福島とは芝の状態がまったく違うために、まず「イン有利」で間違いないだろう。

しかし行きそうな馬は・・・いないことないが、「何が何でも」というタイプはいないから、実はこういうときこそ流れが一番厳しくなったりする。
なんだかもう展開が何通りも考えられてしまうので、展開ごとに買いたい馬を列挙するとホントに全通り買いたくなってきたりもするのだが、ここはいちおうベテランの腕に期待して、江田照男騎手のラッキーバニラ(53kg)を中心視する。

内から石橋騎手のタムロスカイに張られるとラッキーバニラにとっては一気に厳しい展開になるが、地元福島では毎年絶好調の江田騎手、「いかにも」というタイプであることだけが唯一心配。
江田騎手の場合、「いかにも」というよりも「これはないだろう・・・」というタイプを持ってくる騎手なので。

とはいえ、多少強引でも行く気さえ見せてくれれば、タムロスカイも番手に控えることができるし、よしんば行けなかったとしても、早めに番手にハマることができれば、それならそのほうがベストだろう。
とにかくインを通れるか、敵は枠とタムロスカイだけである(←いや、そんな簡単ではないと思うが・・・)

そして相手は、まあ本来であればマイネルラクリマの福島適正の高さを拾いたいところだが、ここは七夕賞、どうせなら思い切った狙いに走りたくなってしまう(火曜日の言い草はなんだったんだ!)。
ケイアイドウソジンにした。
昨年は同じ56kgで大外枠だったために、石橋騎手の強引さが少し出た印象もあって、スタート後だいぶ脚を使ってしまったようなところがありながら、結果は小差4着、枠の分の負けだった気がする。

今年で3度目の挑戦となる七夕賞で、今年はしかし7番枠の絶好枠を引き当てた。
今年こそ本当のチャンスだと思う。

そして単穴は3番枠のタムロスカイ(56kg)。
石橋騎手が乗って、これが行くとするとペースは緩まない。
そうなってしまうと、この馬にとっては「単騎逃げ」の形は幸いだが、私の馬券はアウトである。
すごい複雑な心境の単穴で・・・

押さえはマイネルラクリマ(57kg)、エクスペディション(57kg)は当然、福島で今回より1kg重い56kgで同斤のヒットザターゲットと接戦していたモンテエンは横山典弘騎手なら怖い。
?馬のファタモルガーナ(55kg)はハンデに恵まれた印象が、あり本来このくらいの距離がベスト、あとは内枠のタガノエルシコ(55kg)まで押さえたい。

もちろんダコールも押さえようとは思っているし、雨になったら最内のマックスドリームは要警戒だと思っている。

トレイルブレイザーやナリタクリスタルなど実績上位組も怖いし、サトノパンサー、トシザマキは軽ハンデというだけで買いたくなってしまうし、ユニバーサルバンクも福島で大外でなければ本命級だし・・・やっぱ全通り買うかなぁ・・・

それと、私は馬場を考えて先行・好位組を上位にとったが、展開を考えれば十分差し・追い込みタイプもある組み合わせではあると思うので、警戒する人は警戒してください。

◎ ラッキーバニラ
〇 ケイアイドウソジン
▲ タムロスカイ
△ マイネルラクリマ
△ エクスペディション
△ モンテエン
△ ファタモルガーナ
△ タガノエルシコ
重注 マックスドリーム

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日曜中京〜第18回プロキオンS(G?V)

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例年比較的地味な印象があるプロキオンステークス、しかし今年はかなりの好メンバーがそろった。
昨年は別として、ほとんど例外なくハイレベルになるダート重賞だからそれほど極端な波乱は望めなさそうかな・・・という予感もあって馬券は見送ろうかとも考えていたが、しかしこれだけのメンバーが集まれば、今年のプロキオンSは馬券的妙味もありそう。
ちょっと参加しちゃおうかなぁ・・・

当然人気は微妙。
4歳56kgのガンジス、前走圧巻の内容だったアドマイヤロイヤル、加えて距離ベストのセイクリムズン、末脚一閃シルクフォーチュンの内枠2騎、前走鮮やかに復活を遂げたダノンカモン、堅実無二のアドマイヤサガスらはそれほど差のない人気になりそう。

さらに人気を落としそうなエーシンウェズンも距離ベスト、タイムズアロー、ナガラオリオンの2騎の上がり馬はチャレンジャーの立場で、しかも実績ある組では、さすがにここは厳しそうではあるものの、ジャパンカップダート2着の実績光るグロリアスノアの復帰初戦、そして大ベテランのマコトスパルビエロの復帰戦、さらにさらに昨年の覇者・トシキャンディも展開次第で一発を秘めるというメンバー。

おそらく上位人気拮抗で、これを追う組も拮抗していそうだから、別に上位人気の馬を中心にしても、馬券的妙味は保たれるというのが魅力ではあるが、ここも例によって特大のホームランを狙って少額で遊ぶことにする。

現在金沢に移籍したセイカアレグロに期待する。
デビュー戦は芝だったが、そこから49戦はずっとダートを使われてきていた。頭打ちになって、目黒記念などの芝の重賞にもちょくちょく顔を出すようになったが結果はともなわず、「48kg」なんていうそうそう目にすることがないハンデでも結果が出ず、再びダートに戻しても結果が出ず、障害でも結果はでず、いろいろな距離で使われても同じ、目を覆わんばかりの惨憺たる中央の成績だった。

64戦タフに走り続けて金沢に移籍されたが、普通あれだけ惨敗することが当たり前になっている馬が、いくら環境が変わったからと言ってそう簡単に変われるものではない。
65戦目の金沢デビュー戦、しかしセイカアレグロはまだまだあきらめていなかったのである。

現在8歳。
中央に比べると高齢馬も多い地方競馬ながら、前走3連勝目の金沢城賞では、すべて年下の若い馬を相手に「あなたたちとはまったく力が違いますよ」という内容だったように思われる着差で圧勝。

もちろん、中央のレベルとは違うと言えばそれまでだし、ハンデ戦ではないからこの相手で56kgはあまりにも厳しい条件だが、私はこの大ベテランが再びやる気になっているという判断をしたい。
もしこれで勝ったら、感動ものである。
68戦目、再び走り慣れた中央に戻って、無事に激走してほしいなぁ・・・

相手は、こちらも復活してきているダノンカモン。
こちらも中央重賞で少し頭打ちになってしまった印象が強かったが、しかし交流重賞の「かきつばた賞(名古屋)」で2着して流れが変わった。
前走はトップハンデのナムラタイタン58kgに次ぐ57.5kgのハンデで見事に復活勝利を果たした。

フェブラリーステークスでも人気になったことがあったダノンカモンはまだ7歳。
偉大な先輩エスポワールシチーのあのがんばりを見せられれば、まだまだ老けこむ年齢ではない。
ダートホース特有の「生への執着」をイメージさせる粘り強さで本当の復活を遂げてくれれば、これもまた感動である。

単穴はシルクフォーチュン。
これは実績で言えば当然最右翼ということになる。今さらここで説明も不要だろう。
そしてこの距離で57kgならセイクリムズンはまだ衰えていない。これが押さえの筆頭。
あとは堅実なアドマイヤサガス、少しムラな印象もあるが、能力は間違いないアドマイヤロイヤル、こちらも距離ベストのエーシンウェズン、昨年ほど恵まれないとは思うが、今年も単騎可能なトシキャンディまで押さえたい。

ところでマコトスパルビエロはどんだけ白くなっているのか・・・これもちょっと楽しみにしてみたい。

◎ セイカアレグロ
〇 ダノンカモン
▲ シルクフォーチュン
△ セイクリムズン
△ アドマイヤサガス
△ アドマイヤロイヤル
△ エーシンウェズン
△ トシキャンディ


日曜福島〜第62回ラジオNIKKEI賞(G?V)





かつては「残念ダービー」だとか「断念ダービー」などと呼ばれたラジオNIKKEI賞ではあるが、現在は芝の中長距離路線の整備が進み、あまりダービーとは関係なくなってきている印象が強い。
まあ、唯一「ダービー馬は出走不可」という、かなり特殊なルールが設けられた過去があったことから、そう呼ばれ続けるのも悪くはないと思うが。

ダービーの話はよいとして、実際このレースが影響を与えやすいのが、どちらかと言えば「菊花賞」のほうである。
福島地方は今週末、多少雨の可能性が高まっているようだが、今年はエクイターフの開幕週だから、それほど気にする必要はないだろう。
メンバー的にも、菊花賞というよりはマイル前後のスピード比べになる可能性が高い。

例によってハンデ差は大きい。
3歳同士だから、本来そんなにハンデ差が開かないはずなのに、このレースが毎年ハンデ差が大きくなる理由は、古馬混合のハンデ戦に比べて各馬の純粋な力関係よりも、「成績」が大きな影響を与えているから。

ということは、「着順ほど負けていなかった」とか、「勝っていたのになぜか評価が低い」というタイプの馬、つまりはいずれにしても、「ハンデが軽い馬」を狙わなければ大きい配当にはありつけないことを意味する。

単純な能力比較では間違いなくガイヤースヴェルトということになる。
NHKマイルカップでも2番人気の評価でコンマ3秒差の5着、今年は必ずしもベストコンディションとは言えなかったウィリアムズ(すでに帰国)がさすがに厳しい流れを作ってしまったために、府中のマイル戦でラストは苦しくなってしまった。
これは力負けではない。

しかしここはハンデ的に魅力のある馬が3頭もいて少々困っている。
ガイヤースヴェルトの評価を下げるわけにはいかないし・・・

でも、ここはもう初志貫徹、「ハンデが軽い馬の一発」に期待して、53kgダイワブレイディという馬にした。
芦毛はお父さんのチチカステナンゴ(すでに死亡)譲り、お母さんはフジキセキ牝馬(そのBMSはリアルシャダイ)——少なくとも雨でマイナスになることはない。

前走(1.1秒差10着)はスピード決着の1000万特別のマイル戦、スタートでやや後手を踏んで位置取りを悪くしてしまったのがすべてだった印象。
チェリーメドゥーサ、アーデント、マイネエポナなど、昨年のクラシックをにぎわした名前もあり、相手は決して弱くなかった。
スタートは上手い柴田大知騎手はNHKマイルを勝っていて、負かした相手がここは抜けた1番人気——条件がそろっている気がする。

相手はガイヤースヴェルトで仕方がない。
56kgなら紛れと前走のオーバーペースの影響さえなければここは順当だと思うが・・・

そして単穴でちょっと期待したいのが、今回は54kgのケイアイチョウサンと横山典弘騎手。
ステイゴールド産駒と言えば、どうしても「例の血」のが目立ってしまうが、しかしドリームジャーニー以前は典型的な平坦巧者を送るサイアーであった。
福島で再三好走したアルコセニョーラはその代表産駒だった。
京成杯ではちょっとした馬券を獲らせてくれたが、ここはもう一丁お願いします!
て感じである。

押さえの筆頭は、今年は開幕週だけに牝馬にチャンスがあるという意味で本来なら本命にしたいくらいなのだが、相手がいちおう強い組み合わせということで評価を下げた51kgの牝馬ダイワストリーム、それから同じく牝馬で、これも54kgが微妙だがナンシーシャイン、あとは2番人気になりそうなフラムドグロワール、あとは距離適性がバラエティに富んだ血を持つ53kgのカフェリュウジン、心情的にはこれまでずっと応援してきた最内サンブルエミューズまで押さえたい。

インプロヴァイズはどうしようかなぁ・・・開幕週で外枠の追い込み・・・54kgなら押さえるか?
これはかなり難しいレースですねぇ・・・

◎ ダイワブレイディ
〇 ガイヤースヴェルト
▲ ケイアイチョウサン
△ ダイワストリーム
△ ナンシーシャイン
△ フラムドグロワール
△ カフェリュウジン
△ サンブルエミューズ
△ インプロヴァイズ






日曜中京〜第49回CBC賞(G?V)

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いやぁ・・・毎年東京大賞典と帝王賞だけは、「特別版」として予想を「おみまい」させてみもらっているのだが、今年はスポーンと記憶から抜けてしまい、帝王賞のことにまったく触れずにここまで持ち越してしまった。

とにかくこのところ宝塚記念をはじめとしていろいろやらなければならないことが多く、時間に追われまくって私はシルポートちっくな日常を送っているのだが、ついに大きなチョンボをやってしまった。

まあ毎年やっているということで、おくればせながらちょっとここで帝王賞の着順と着差、時計などを予想をしてみようと思う。

1着ホッコータルマエ  2分3秒0(不良)
2着ニホンピロアワーズ 1
3着ワンダーアキュート 11/2

おそらくニホンピロアワーズと接近した2番人気のローマンレジェンドはホッコータルマエから2秒程度はなされた6着くらいに敗れるのではないかと予想している。

で、今ちょっと確認してみたのだが、上の予想はそのままレース結果として使えるくらいに完ぺきな予想であった。
いやぁ・・・まるで見てきたように完ぺきな予想である。
ということで、今週も絶好調で週末の重賞予想に入れそうだ。

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さて、例年波乱含みのCBC賞、注目のマジンプロスパーは58kgのハンデで大外枠に入った。
どちらかと言えばパワータイプだけに、58kgは問題ないと思うものの、開幕週で大外というのは正直あまりありがたくない。

高松宮記念で3着とがんばったハクサンムーンは57.5kgのハンデは仕方がないとして、こちらもスタートして脚を使わなければならない外枠、高松宮記念以上にマークは厳しくなる。
これら人気2頭がコケれば・・・馬券的にかなり妙味が大きいレースになりそうである。

雨が降らなければ相当速い時計が予測されるという意味では例年のCBC賞とは少々異なる。
単純に時計勝負になる開幕週と考えれば、私は56kgヘニーハウンド(6枠9番)に分がある気がするのだが、しかしこのところちょっと道悪の馬場ばかりにやる気を殺がれてしまっている危険性もある内容になっているのが心配。これは単穴までとする。

替わって注目したいのが・・・うーん、実はこの段階になってもまだまだ迷っているのだが、たとえば最内枠のバーバラだとか、ザラストロの51kgはすごく魅力があるように感じられるのだが、ここは「夏競馬」であることを考えて、「牝馬」で「芦毛」のザッハトルテに再び注目した。

「再び」というのは、実はヴィクトリアマイルのときにもこの馬を本命にして、まあそのときは勝ったヴィルシーナにはわずかに及ばず16着に終わっていたが、慣れないマイル戦でそれほど悲観する内容ではなかったと個人的には思っている。

左回り巧者、相手が生粋のスプリンターであることを考えると、さすがに厳しいかとも思うが、しかし52kgは魅力。
いつでも最後の最後まで懸命に頑張る芦毛の一発に期待する。

相手はやはり51kgの魅力に逆らえないザラストロの復活に期待する。
武豊騎手にとっては相当厳しい減量になると思うが、それでもこの馬を選択するのであれば、それだけの価値を見出しているのだと思う。
ただ、ハンデと騎手で人気になってしまうとイヤだなぁ・・・

押さえの筆頭は最内枠のバーバラ。
小柄なディープインパクト牝馬は概して軽い馬場が合うから開幕週の56kgは条件的に良さそう。
ただこれは、屈強なスプリンターを相手に最内枠でどこまでがんばれるか、ここがポイント。

そして、サドンストームは能力的にはここでも最右翼の1頭だとは思うが、しかしこの馬は開幕週向きではない。川田騎手は怖いが・・・
いちおう押さえる。

あとは人気どころ、トップハンデのマジンプロスパー、ハクサンムーン、道悪になるようなら大穴・ダイシンプランの逆襲を少し警戒する。

◎ ザッハトルテ
〇 ザラストロ
▲ ヘニーハウンド
△ バーバラ
△ サドンストーム
△ マジンプロスパー
△ ハクサンムーン
重注 ダイシンプラン



日曜阪神〜宝塚記念(G?T)





調教後の馬体重が発表になり、少し気になるのが、フェノーメノの馬体増。
もちろん成長著しい馬が厳しいレースの後にさらなる進化を遂げ、その一端が馬体重に現れることは確かにあるが、しかしフェノーメノの場合、今回はもしかしたら稽古を多少手控えたか?と思われる印象がなきにしもあらず。
天皇賞が思われた以上に激走だっただけに、単なる先入観なのかもしれないが。

フェノーメノ以外は、どの陣営も数字面だけから言えばだいたい計算どおりに仕上がったのではないか。
もちろんフェノーメノ陣営だって輸送を考慮すればベストという判断だとは思うが。

さて、宝塚記念。
夏のグランプリにふさわしい、同期の3強があいまみえるレースということで、注目の上にもさらに注目するのは当たり前だと思うが、しかしここまで力が接近した宝塚記念であれば、グランプリだけに、自分の好きな馬から買おうという発想がそのまま最終判断になったとしても別段不思議はない。

ただ、私の場合、一番好きなオルフェーヴルの評価は大きく下げる(無印)予定だったところに来て、そのオルフェーヴルにアクシデントがあって結局出走できないことになってしまったから、今回ははじめから評価を上げる予定だったゴールドシップの単勝が思ったよりも売れてしまっているというのがいきなり残念である。

ちなみにオルフェーヴルの評価を下げた理由は、あまりにも凱旋門賞に照準が合いすぎていたから。
凱旋門賞が最優先ということなら、ローテーション的にもベストと思われるが、しかし本来なら春は全休でもよいくらいである。
宝塚記念が例年になくタフな競馬になることがわかっていながら、宝塚記念ありきの考え方は、「王者としての責任」ではなく、「お家の事情」だったような気がする。

ということで、出走しないオルフェーヴルの話ばかりしていても仕方がないので、宝塚記念の予想に入るが、こういう難しいレースこそ、シンプルに考えるというのが私のポリシーである。

先行力あるフェノーメノが3強の中でも今のところ人気の中心になっているということで、これは本命を決めやすくなった。
もちろんシルポートである。

安田記念でも見られたように、スタートしてからの本来のスピードにそろそろ翳りが見えるようになっている。
しかし距離延長の少頭数、しかも多少なりとも重い馬場だから、おそらくそれほど気合いをつけなくても今回はラクに行ける公算大。

もともとテンにはそれほど速いほうではなかったが、行き足がついてからのシルポートの逃げはご存知のとおり、あの逃げの感じは、実績はともかく、スピードに任せたマイルの逃げという感じではなかった。
本来2000m前後がベストと思える。

多少ズブくなっている。
フェノーメノにしてもジェンティルドンナにしても、後ろにゴールドシップがいる以上は無理に捕まえに行くことはできない。
奇跡が起こるとすればここだと思う。
さあ、結果はどうだろう?それは神のみぞ知るポート・・・

相手はゴールドシップ。
前走の天皇賞の敗戦は、ファンとしてはとてもショックな敗戦だったが、しかし私の中ではようやくその理由らしきものが輪郭をともなって見えてきた気がしている。

2歳時のゴールドシップは、安藤騎手で馬群を割る練習もちゃんとできていた。
そういう競馬ができれば、ゴールドシップはオルフェーヴル以外にはおそらく負けない。
昨年のダービーは、多少馬のつくりが硬く映ったことを除けば、前が止まらない馬場であるという以前に、馬群がバラけなかったことが最大の要因。
テンに行けないためにあの馬場ではみんなインに張り付いていたため、外を回すしかなかったというのが最大の敗因だった。

そして、実は前走の天皇賞もまったく同じだったと思う。
当日はインの先行残りが顕著の馬場で、特に幅員が狭いCコースという圧倒的に先行有利、内枠有利の長距離戦では、テンに行けない上に馬群がバラけない時点でああいう結果も実は決まっていたとさえ思える。
例年に比べてもそれほど高速馬場ではなかったが、ゴールドシップの場合、実は高速馬場が問題なのではない。

しかし今回はそういう流れにはならない。シルポートが飛ばしてくれる上に少頭数、しかも多少でも内が荒れてくるようなことでもあれば、外を回すことはまったく不利ではなくなる。
須貝調教師は何か新しいことをさせたいような口ぶりだったが、もしそうなら、ゴールドシップは勝てないと思う。
ゴールドシップにはあくあでも「自分のやり方」で、それはつまり「力」でねじ伏せてもらいたい。

あとは押さえである。
筆頭は、年齢を重ねてタフな馬場のほうが得意になってきているスマートギア、たださすがにこの相手で頭まではどうだろう・・・ちょっと厳しいと思う。
それからAJCCで悪さはしたものの、内容的には秀逸だったダノンバラード、当然ジェンティルドンナとフェノーメノを軽視できるはずもなく、道悪が進めばナカヤマナイト、最内を引いたヒットザターゲットまで押さえたい。

とにかくここは、シルポートの一発と、ゴールドシップの復活にすべてを託したい。
良馬場でも力勝負になったらゴールドシップが強いと思うんだけどなぁ・・・

◎ シルポート
〇 ゴールドシップ
△ スマートギア
△ ダノンバラード
△ ジェンティルドンナ
△ フェノーメノ
△ ヒットザターゲット
重注 ナカヤマナイト






土曜東京(8R)〜東京JS(J・G?V)





宝塚記念の軍資金は現在のところ非常に少なめである。例年1億円前後は買うことになっているが、ことしは現在50円であり、9999万9950円くらいは少なめに設定している。
しかしこのままでは馬券が買えないことになってしまうため、ここはなんとしても前日の府中・東京ジャンプステークスで馬券を的中させなければならない。

という具合に、みなさん宝塚記念の馬券を決めかねているところにきて、のっけからつまらんことを言ってしまいたいへん申し訳ないのだが、あくまでもこれが私のスタイルである。うーははっはっ〜・・・

で、土曜日の府中となると、まず間違いなく道悪の競馬になり、この東京JSは例年のように「道悪で波乱」となっているのが愉快でたまらない。
一昨年は「重」で、当時はまだ伏兵の無名オープン馬に過ぎなかったマジェスティバイオが快勝し、255万馬券の大波乱の演出を自らが果たした。
昨年も、まあメンバーがそろわなかった関係で人気のデンコウオクトパスが勝ったものの、道悪で2着、3着は穴馬が突っ込んできていた。

ということで、荒れるジャンプ重賞、ここは安くても5万円前後の配当が、少し調子が良ければ40万超の馬券、そしてマジェスティバイオのようなこれから強くなる伏兵を見つけることができれば、300万くらいのスーパー役万馬券も夢ではない。
今年はそんな年になるのではないか・・・ということで、人気も多少微妙ではあるものの、少なくとも上位人気にはなりそうもない9歳馬のカピターノという超大穴馬を狙う。

もしかしたら・・・断然のビリ人気か?
繰り返すようだが、府中はまず間違いなく道悪。
いわゆる「重馬場」や、「重から不良に変わった」ような状態であれば、重の巧拙は多分に影響を及ぼすが、しかし「不良の中の不良!」という、札付きのワル的な馬場になった場合、重の巧拙もヘッタクレもない可能性がないわけではないと言えなくもない。
とにかく、時計だけはベラボウにかかってくれそうだから狙える狙いである。

カピターノの成績を見ると、平地を含む過去4走が「15」、「止」、「止」、「15」ということで、今回は14頭だから「止」さえクリアできれば「15」はあり得ない。心強いデータではないか!
なんとか無事にゴールインしてもらいたい。

「止」がたくさんある馬が本命だと、それが起こった時点で馬券もおしまいになってしまうのがジャンプレースの怖いところ。
だから今回は「カピターノと心中」ということではなく、3連単3頭軸のフォーメーションで責めたい。

そういう意味で、印上では「相手」であるものの、実質「頭」もあると思っているのがティンバーウルフという馬。
この馬もオープン入り初戦が「止」ということで、まさかカピターノともども止まっちゃわないだろうなぁ・・・

根拠は、ラムタラの肌にアドマイヤドン(その父ティンバーカントリー)という血統だから、よほどの突然変異でも起こらないかぎり道悪は抜群にうまいはず。
無事にゴールインを!

そして単穴はビービーマイセンという馬。
冠号の「ビービー」に、マイルドセブンが大好きなところから命名さらたそうだ(ウソです!)。
この馬、ここ4走でものすごいタイムの詰め方をしてきている。
これぞ「未来のマジェスティバイオ」と実は思っているのだが、「止」がない分割と人気になっちゃうかもしれないな・・・ということで単穴評価。
しかし実質はこれが軸かなぁ・・・

そして2着押さえが、安定感抜群のメイショウヨウドウとタマモユニヴァース、そして3着押さえが人気サイドのスナークスペイン、前走馬券を獲らせてもらったハイローラー、そして若いモズハリケーンまで押さえたい。

とにかくもう、大波乱に期待する!
東京JSは土曜府中の「8R」なのでお間違いなく!

◎ カピターノ
〇 ティンバーウルフ
▲ ビービーマイセン
△ メイショウヨウドウ
△ タマモユニヴァース
△ スナークスペイン
△ ハイローラー
△ モズハリケーン






日曜函館〜第20回函館SS(G?V)





今年は頭数がそろってフルゲートの16頭、注目のドリームバレンチノはしかし外目12番枠に入ってしまった。
自在性があるからそれほど枠も気にならないタイプではあるが、内目の枠を引いた馬に大駆けを許す可能性が少し大きくなったのも間違いないだろう。
59kgはこの相手なら問題ないようにも感じるが、むしろ枠順のほうが気に入らない。

開幕週とは言え、函館は洋芝コース、当然その適性が大きく結果に影響を与えやすいコースである。
天候や寒冷地ゆえのここまでの気温にもよるが、過去19回の歴史でこのレースのレコードは、一昨年にカレンチャンがマークした1分8秒0、今年も良馬場でその前後の決着ということになりそう。

スプリント戦にしては先に行くタイプの馬が58kgパドトロワくらいしか見当たらない。
ただ、パドトロワは折り合いに気をつけたいタイプだけに、気分良く行かせて・・・という競馬にはなりにくいから、ヘタをすればドリームバレンチノが自分でペースを握ってしまうかもしれない。

とすると、ドリームバレンチノよりも少し後ろあたりでこれを見ながらの競馬が理想的ではあるが、ドリームバレンチノが外目の枠を引いてしまったから、これよりも先に行ってコーナーワークでリードを守り切ることも可能とみて、最内枠に入ったフォーエバーマークが中心。

別定の54kgはあまりありがたくないが、しかしこの馬は函館で2戦2勝であり、夏競馬はこういうタイプの馬がしばしば大物食いを見せる時期でもある。
今年は「標的」となるドリームバレンチノは、まさに昨年そんな感じの勝利であった。
フォーエバーマークの先行力に期待したい。

相手は素直にドリームバレンチノでも悪くはないのだが、小回りコースだけで全5勝をあげているアフォードという馬を大穴として抜擢したい。
馬は夏競馬はあまり得意ではない印象があるが、しかし函館はまだ「夏」とは言えないだろうし、鞍上は夏競馬にめっぽう強い村田一誠騎手。
これは穴馬としては非常に心強い。

そして単穴はドリームバレンチノで文句なし。

押さえは、函館コースは合いそうなエーシンホワイティ、実績にまさるパドトロワ、パワータイプのスギノエンデバー、それから大穴ではスプラッシュエンド、あとはムラでも一発があるサクラアドニスまで警戒したい。
洋芝巧者のテイエムオオタカも注意したい。

◎ フォーエバーマーク
〇 アフォード
▲ ドリームバレンチノ
△ エーシンホワイティ
△ パドトロワ
△ スギノエンデバー
△ スプラッシュエンド
△ サクラアドニス


日曜東京第18回ユニコーンS(G?V)





名馬への登竜門とも思えるくらい、過去に輝かしい実績を残した名馬を輩出しているユニコーンステークス、しかし近年、以前と比べるとダート路線の充実が図られている割には、このレースの勝ち馬がその後ちょっと不調に陥ってしまっている印象もある。

それはもちろんタイキシャトルやアグネスデジタル、カネヒキリレベルのスーパーホースが毎年のように出るはずがないが、競走馬のレベル云々ではなく、3歳ダート戦線の路線整備によってこのレース自体が「目標」である必要がなくなってきているからではないか——と、そんなふうにちょっと思う。

ということで、今年も評価以上に力的に実は混戦だったりするのではないかという考え方でアプローチしてみたい。
まあ、例年のデータからは当然「本命サイド」で決まってはいるものの、だからこそオッズ的には人気馬が買われるレースになりやすいだけに、ここは敢えてできる限りの穴馬を探したいという気がする。

人気は前走が圧巻だったサウンドリアーナと武豊騎手ということになるが、この馬、芝の当時から1400mではめっぽう強いが、しかし1F延びたマイル戦になるとどうも尻すぼみになってしまうところがあり、あの感じはどうやら「距離」という感じ、残り1Fでパタッと止まってしまうのがちょっと気に入らない。
であれば、今年は波乱の可能性も十分考えられる。

ということで、ここは少し狙って、府中の実績十分のサウンドトゥルーという馬から入りたい。
フジキセキの肌にフレンチデピュティという、いかにも府中のダートマイルは合いそうな配合で、それを意識してかどうかはわからないが、これまで阪神の1走を除いてはすべて府中のダート戦というキャリア、しかしマイル戦は前走の勝ち上がりに続いてこれが2戦目である。

血統的にも見た目にも軽いスピードで・・・というタイプではないから、これはあまり芝の上を長く走らない内目の枠というのは非常にありがたい。
ここはそれほど速い馬はいないから、懸念されるスピード不足というのはそれほど心配はない。
置かれなければ一発も・・・という気がしている。

そして相手は大外枠のベリートゥベリーという馬。
こちらはタイキシャトルの肌にイーグルカフェだから、芝の上が長い外枠のほうがむしろプラスになるのではないだろうか。
時計はそれほど目立つものがないのが気がかりだが、しかし今年は、足元が締まったダートではあるけれども、ペース自体はそれほど速くはならなそうだから、この馬も十分対応可能だと思う。

そして単穴は、こちらも外枠のミヤジマッキーにした。
こちらはスパイキュール(懐かしいなぁ・・・)という、種牡馬としてはかなりマイナーではあるが、現役時代は岡部騎手に乗り替わると同時にダートで5連勝を挙げた当時の「怪物候補生」であった。

ちなみにスパイキュールの牝系はバックパサーからの流れを引いているというのが特筆すべき特徴で、ミヤジマッキー自身はお父さんの系統にバックパサーということになるが、お母さんはマルゼンスキーの直仔だから、底力にも問題はない。
一発ならこれか。

押さえは、まずは芝ダート兼用のノウレッジの堅実さ、そしておそらくサウンドリアーナに続く人気になると思われるチャーリーブレイヴ、それからスマートストライク産駒なら距離は持っていいはずのクロムレックと福永騎手、それからお母さんはダートでタフに走り続けたティエッチグリーン(その父キングマンボ)にサクラバクシンオーをお父さんに迎えた牝馬のヴァンフレーシュと吉田豊騎手、あとは府中のマイルは合いそうなショウナンダイラまで押さえる。

それ以外でも最内枠のエーシンレンジャーは軽く押さえたいと思う。
サウンドリアーナはもちろん怖いが、マイルのイメージがあまりに悪すぎて・・・
みなさんは買ってください。

◎ サウンドトゥルー
〇 ベリートゥベリー
▲ ミヤジマッキー
△ ノウレッジ
△ チャーリーブレイヴ
△ クロムレック
△ ヴァンフレーシュ
△ ショウナンダイラ






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