2018年02月24日
日曜中山〜第92回中山記念(G?U)
伝統の中山記念。
というイメージも近年はめっきり薄くなり、どちらかといえば「ドバイのステップレース」の印象が強くなった。だから自然と豪華メンバーが集う割に、レースの内容は薄かったりする。
それはあのジャスタウェイがあまりにも強すぎたこともあるし、もっとさかのぼればヴィクトワールピサがあまりにも強すぎたこともある。しかし逆に昨年のヴィブロスのように、「ここはゆっくり走ります」的なレースになることもある。
そのヴィブロス(父ディープインパクト)は今年も昨年とまったく同様のローテでドバイの連覇を狙う。今回はルメールに代わって先週鮮やかに復活した内田騎手とのコンビ・・・まあ競馬だからはっきりとは言えないが、おそらくここを勝つ気はさらさらない。
代わって人気になりそうなのが、鞍上の神がかった騎乗があったにせよ、昨年のマイルCSを勝ったペルシアンナイト(父ハービンジャー)だろう。今回も鞍上は引き続きデムーロ。昨年の「ハービンジャーブーム」を作ったデムーロがそのまま「デムーロブーム」も作り上げた。年が変わって・・・そんなにうまくいくか?と正直思う。
ただ、叩きとか目指すレースとか、そういう細かいことはまったく気にしない陽気な「空気を読まないイタリア人(武豊語録)」はおそらくここもふつーに勝ちに来るはず。明け4歳はG?T勝ち馬でも57kgのアドバンテージがある・・・ペルシアンナイトの評価を下げるわけにはいかない。
ただ、ペルシアンナイトよりももっと今回チャンスがあると思われるのが、昨年一気に力をつけてきたマルターズアポジー(父ゴスホークケン)である。最大のチャンスだったマイルCSは、正直言って馬場も展開も向かなかった(結果は15着)。行くとわかっていながら少々穴人気に過ぎた不運もあった。それでいて勝ったペルシアンナイトとは、斤量が1?s重い条件で1.1秒差。今回は逆にペルシアンよりも1?s軽くなる。
しかも今回は人気薄。中山マイルの京成杯を58kgで1分32秒2の好時計がある。今回はグレード別定の56kg・・・大ベテランの柴田善臣騎手に乗り替わってマークは薄い。ミルコが気づいたときにはあれよあれよ・・・の展開を期待する。
相手は久々+大外の不利はあるが、同じく4歳の芦毛アエロリット(父クロフネ)にも期待したい。3歳時は多少行きたがるところがあったが、人気の秋華賞で急流に巻き込まれて7着に敗れたあれが肥しになっている気がする。
気のいいタイプだけに休み明けで人気を落とすならむしろありがたい。おそらく鉄砲は利く。内回りだから大外枠もマイル戦ほど不利ではない。今年のさらなる飛躍に期待する意味で、再びアエロリットに注目する。
頭では正直買いづらいが、楽に先に行けるチャンスがありながらなぜ有馬記念はあんな競馬になってしまったのか・・・のわだかまりが残るサクラアンプルール(父キングカメハメハ)、今回は絶好の2番枠。今度こそ好位から早めの競馬でロスなく回ってくるはず。
前走復調の兆しがあった9歳ディサイファ(父ディープインパクト)、好調維持のマイネルハニー(父マツリダゴッホ)、流れが向きそうなショウナンバッハ(父ステイゴールド)は押さえたい。
中山はとにかく走るが、枠がちょっと中途半端で少し評価を下げたいウインブライト(父ステイゴールド)だが、この馬にはいつもやられているのでちょっとだけ買う。こういうのを「学習」という。この勤勉な姿勢が気まぐれなステイゴールド産駒に通用するかどうかは知らないが・・・
◎ マルターズアポジー
〇 アエロリット
▲ ペルシアンナイト
△ サクラアンプルール、ディサイファ、マイネルハニー、ショウナンバッハ、ウインブライト
というイメージも近年はめっきり薄くなり、どちらかといえば「ドバイのステップレース」の印象が強くなった。だから自然と豪華メンバーが集う割に、レースの内容は薄かったりする。
それはあのジャスタウェイがあまりにも強すぎたこともあるし、もっとさかのぼればヴィクトワールピサがあまりにも強すぎたこともある。しかし逆に昨年のヴィブロスのように、「ここはゆっくり走ります」的なレースになることもある。
そのヴィブロス(父ディープインパクト)は今年も昨年とまったく同様のローテでドバイの連覇を狙う。今回はルメールに代わって先週鮮やかに復活した内田騎手とのコンビ・・・まあ競馬だからはっきりとは言えないが、おそらくここを勝つ気はさらさらない。
代わって人気になりそうなのが、鞍上の神がかった騎乗があったにせよ、昨年のマイルCSを勝ったペルシアンナイト(父ハービンジャー)だろう。今回も鞍上は引き続きデムーロ。昨年の「ハービンジャーブーム」を作ったデムーロがそのまま「デムーロブーム」も作り上げた。年が変わって・・・そんなにうまくいくか?と正直思う。
ただ、叩きとか目指すレースとか、そういう細かいことはまったく気にしない陽気な「空気を読まないイタリア人(武豊語録)」はおそらくここもふつーに勝ちに来るはず。明け4歳はG?T勝ち馬でも57kgのアドバンテージがある・・・ペルシアンナイトの評価を下げるわけにはいかない。
ただ、ペルシアンナイトよりももっと今回チャンスがあると思われるのが、昨年一気に力をつけてきたマルターズアポジー(父ゴスホークケン)である。最大のチャンスだったマイルCSは、正直言って馬場も展開も向かなかった(結果は15着)。行くとわかっていながら少々穴人気に過ぎた不運もあった。それでいて勝ったペルシアンナイトとは、斤量が1?s重い条件で1.1秒差。今回は逆にペルシアンよりも1?s軽くなる。
しかも今回は人気薄。中山マイルの京成杯を58kgで1分32秒2の好時計がある。今回はグレード別定の56kg・・・大ベテランの柴田善臣騎手に乗り替わってマークは薄い。ミルコが気づいたときにはあれよあれよ・・・の展開を期待する。
相手は久々+大外の不利はあるが、同じく4歳の芦毛アエロリット(父クロフネ)にも期待したい。3歳時は多少行きたがるところがあったが、人気の秋華賞で急流に巻き込まれて7着に敗れたあれが肥しになっている気がする。
気のいいタイプだけに休み明けで人気を落とすならむしろありがたい。おそらく鉄砲は利く。内回りだから大外枠もマイル戦ほど不利ではない。今年のさらなる飛躍に期待する意味で、再びアエロリットに注目する。
頭では正直買いづらいが、楽に先に行けるチャンスがありながらなぜ有馬記念はあんな競馬になってしまったのか・・・のわだかまりが残るサクラアンプルール(父キングカメハメハ)、今回は絶好の2番枠。今度こそ好位から早めの競馬でロスなく回ってくるはず。
前走復調の兆しがあった9歳ディサイファ(父ディープインパクト)、好調維持のマイネルハニー(父マツリダゴッホ)、流れが向きそうなショウナンバッハ(父ステイゴールド)は押さえたい。
中山はとにかく走るが、枠がちょっと中途半端で少し評価を下げたいウインブライト(父ステイゴールド)だが、この馬にはいつもやられているのでちょっとだけ買う。こういうのを「学習」という。この勤勉な姿勢が気まぐれなステイゴールド産駒に通用するかどうかは知らないが・・・
◎ マルターズアポジー
〇 アエロリット
▲ ペルシアンナイト
△ サクラアンプルール、ディサイファ、マイネルハニー、ショウナンバッハ、ウインブライト