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日曜阪神〜第68回阪神JF(G?T)

先週はシステムメンテナンス(パソコンがぶっ壊れて交換)のためにお休みをいただいた。実はもういつシステムメンテナンスになってもおかしくない状態で、馬券が当たり次第システムメンテナンスしようと決心していたのだが、馬券が当たる前にシステムメンテナンスすることになったのはまことに不徳の致すところであった。

しかしメンテナンス直後に馬券を当てればいいや的に考えていたにもかかわらず、結局馬券がはずれたために、不徳の致すところだらけの状態である。おそらくパソコンではなく、人間のほうがシステムメンテナンスすべきなのかもしれないが、それはまず今週の阪神JFが終わったあとじっくり考えればいいや。

というのも実はこのワタクシ、1年で一番得意なレースは何ですかと訊かれれば(誰も訊いてくれないので自問自答するが)、何も考えずに「阪神JF!」と答えるはずである。過去5ケタ配当3回、6ケタ配当2回の的中と、7ケタ払い戻し1回を受けた経験が、このレースにはある。

特に、旧阪神コースのころは、何しろ「魔の桜花賞ペース」と不穏なキャッチコピーが付された阪神コースだったから、とにかく厳しいレースになったことで、波乱の要素が大きかった。実際私も馬連時代も含め6回的中のうちの4回までがその波乱の恩恵を得たものだった。しかし近年は違う。

阪神外回りコースは、おそらく同じ芝のマイル戦でいえば、最もタフなコース設定になっているため、前半からかっ飛ばす昔のような桜花賞コースではなくなっているのだ。しかも昔とちがって、今は2歳牝馬でもみな優等生で、エライなぁ・・・などと思ってしまうくらい、このレースに出てくる牝馬たちは大人びていることが多い。

現在のコースになってからは、ウオッカは男馬にしか見えなかったし、トールポピーは古馬にしか見えなかったし、ブエナビスタは熟女か?と思うくらい落ち着いて差し切ったし、アパパネは「コイツ三冠とるんじゃね?」と本気で思ったし、レ—ヴディソールは怪物だ!ったし、とにかくもう、見た目も実績もすごい名牝ばかりが新しい阪神競馬場で行われたこのレースで誕生していた。

ただでさえ注目度が高いこのレース、今年はそこに輪をかけてすごいらしい。しかも、「一番スゴそうなヤツ」が朝日杯に回る(そしてたぶん勝つでしょ・・・)強気な姿勢を見せているにもかかわらず、まったく小粒感がないから今年は本気ですごい世代である。

例年と少し違うのは、ディープインパクト産駒がいないこと。しかしこれも各陣営は想定済みで、走ればクラシックの権利くらいワケないディープ牝馬が無理にこんなに厳しいレースを走る必要はなく、年明けから2〜3戦してクラシックは結局ディープだらけというのはもう目に見えている。

そして、このレースからはディープの息子ディープブリランテ産駒、ディープの兄ブラックタイド産駒が3頭くらいずつ出走するから、ディープ牝馬不在もなんだかあまりそういう気にはならない。とはいえ、レベルだけはものすごく高いレースになりそうではある。

メンバーだけではなく、この厳しい阪神外回りマイル戦でありながら、人気サイドのレーヌミノル(父ダイワメジャー)をはじめけっこう先に行きたい組が多いこと、これがこのレースの今年の大きなポイントになる。ただ、みんなおりこうさんばかりだし、コースがコースだけに、意外と落ち着いた流れになるのかな・・・とも思う。

しかしここは、スローに流れたとしても、人気のソウルスターリング(父フランケル)あたりがかなり行きたがりそうな気配があり、平均的な流れでも息の入らない厳しい流れになる確率が高いとみて、追い込みにかけるクインズサリナ(父ダノンシャンティ)の一発に期待する。

前走ファンタジーSは、予想されたような超スローの流れ(前半3F35.5)を、最後方から軽く気合いをつけただけで勝ってしまったミスエルテは別格だったが、それ以外は正直、次期待できる馬が見当たらない・・・と思っていた。しかし当時乗っていたシュタルケ騎手は、デムーロとともに途中でポジションを上げた怪物牝馬ミスエルテをじっと見ながらの競馬に徹していた。

相手が怪物だろうと誰だろうと、外人騎手と横山典弘、池添謙一は本気で勝ちにいくところがあるが、シュタルケもデムーロも、ミスエルテを負かしてやろうという作戦だった。結果、シュタルケとデムーロとミスエルテはみな同じタイムの「33.6」で上がってきた(結果はデムーロ3着、シュタルケ4着)。まあミスエルテは遊び遊びの余裕の抜け出しだったが、しかしこういうすごいヤツと同じ脚で上がってこられた収穫は大きい。

先週日曜日が稍重の馬場だったので阪神の馬場状態が微妙だが、年末らしくそこまで時計が速くならない。デビュー戦で阪神を経験しているし、どうにも線が細かった当時から、前走まですでに体重を20kg近く増やした成長は確か。今年は相手が強いから勝つまではわからないが、人気薄、乗り替わった初来日のシュミノー騎手が妙な色気を出さなければ、将来につながるポテンシャルを見せてくれる可能性は小さくないと思う。

シュミノー騎手はフランスの若手ジョッキーで、そこまで知名度は大きくないが、しかし昨年のフランスダービージョッキーに早くも輝いている。すでに先週勝ち鞍を挙げ、乗りやすい阪神外回りマイル戦なら心配ないだろう。後方待機に徹してほしい。

相手は難しいが、ミスエルテを除けば一番強い競馬をしていたように感じたヴゼットジョリー(父ローエングリン)を中心に、当然リスグラシュー(父ハーツクライ)、折り合いひとつで頭もありそうなサトノアリシア(父ハービンジャー)、バルザローナ騎手に乗り替わったジューヌエコール(父クロフネ)あたりの人気どころと、大穴では大型馬のジャストザマリン、そしてこちらは人気のディーパワンサのディープブリランテ産駒2騎を押さえたい。

人気のソウルスターリングは、怪物フランケルの子ということで、ミスエルテと同様注目されているが、正直言って、ミスエルテと同格で扱われてしまったらソウルスターリングはちょっとカワイソすぎる気がする。そして私も、ミスエルテとどうしても比較したくなってしまい、そうするとソウルスターリングの評価が自然と下がってしまうのである・・・ということで、みなさんはソウルスターリングをちゃんと買ってください。

それならば、時計が速くなりそうもないだけに、ソウルスターリングに替わってトウカイテイオーの血を引くポンポン(父ブラックタイド)を3着に加えてもよいかな、と考えている。

さあ将来を占うレース、大いに期待したい。

◎ クインズサリナ
〇 ヴゼットジョリー
▲ リスグラシュー
△ サトノアリシア、ジューヌエコール、ジャストザマリン、ディーパワンサ、ポンポン
重注 ゴールドケープ
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