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日曜新潟〜第53回農林水産省賞典新潟記念(G?V)他

夏のローカルハンデG?V戦も例年どおり新潟記念でラストだから、福島や小倉にくらべるとコース形態が難しいが気合だけは入る。前走重賞を勝った57kgルミナスウォリアー(父メイショウサムソン)と55?sタツゴウゲキ(父マーベラスサンデー)に加え、実績馬組からはトップハンデ57.5?sラストインパクト(父ディープインパクト)、57?sマイネルフロスト(父ブラックタイド)、57kgフルーキー(父リドーツチョイス)などはおなじみの面々。

新潟記念といえば上がり馬にも注目が必要で、福島牝馬Sでも本命にした記憶がある52?sロッカフラベイビー(父キングカメハメハ)、七夕賞では期待に応えてくれた53?sソールインパクト(父ディープインパクト)、「黄金配合」の3歳馬は52?sウインガナドル(父ステイゴールド)、そして3歳時には有力クラシック候補と目された55?sの超良血馬ロイカバード(父ディープインパクト)など、レベルが高いとはいえないものの、楽しみなメンバーであることは事実。

95%くらいの割合でスローに陥る新潟芝外回り2000mコースだからとにかく仕掛けどころが難しい。そしてスロー、外回りコースとなるともちろんディープインパクト産駒の「庭」であり、ここ3年はディープ産駒一色の新潟記念、しかしディープ産駒は無条件に売れてしまうので、馬券的には妙味?のレースになってきてもいる。まあパッションダンスは穴ではあったが。

勝ってもよいのだが、どうもディープインパクト産駒は新潟のような高速決着になってしまうとその後パンクしてしまうことが多く、正直そろそろ新潟の馬場ももう少しなんとかならんのかなぁ・・・などと思っている。今年もディープ産駒は大勢出走しているから、足元には十分注意して走ってもらいたい。などと書いていたら、シルバーステートがまたもや屈腱炎・・・これはキビシイ現実だなぁ・・・

ソールインパクトから入ろうと思ったが、快速シルバーステートが残念なことになってしまい、そのシルバーステートを本気で負かしに行って好タイムの3着に入ったタツゴウゲキに三たび期待することにした。

新潟はとにかく時計勝負で、ほかの馬場が「さすがに馬場が速すぎたから参考にならない」というくらの時計をシルバーステートのおかげでマークできたのは、こと新潟の異常な高速馬場に限っては素直に歓迎できる。斤量も55?sならおそらくまったく問題ない。

前回はデムーロ負傷による直前の乗り替わりがあり、七夕賞のこともあってタツゴウゲキの騎手運の悪さを感じたが、ピンチヒッターの秋山騎手が見事にタツゴウゲキの初重賞制覇をサポートした。おそらく今後は秋山騎手が主戦を務めることになるのだろう。

相手は予定通りソールインパクトにしたかったのだが、ラジオNIKKEIでも期待したウインガナドルを抜擢したい。本音を言えば、ここでボロクソに負けて人気を落とした菊花賞でガッツリ勝負したかったのだが、しかしこの配合は一度火が付くと手が付けられなくなることが多いだけに、ここで52?sで沈むようだとお先真っ暗である。それならばここで2〜3着くらいにがんばってもらっても、菊花賞の妙味は十分残るということで、ウインガナドルにも再度期待したい。

単穴は、こちらは天皇賞で本命にした記憶がある56?sトーセンバジル(父ハービンジャー)、そしてロッカフラベイビー、もちろんソールインパクト、人気勢からはアストラエンブレム(父ダイワメジャー)、ルミナスウォリアー、ロイカバードあたりまで押さえる。

◎ タツゴウゲキ
○ ウインガナドル
▲ トーセンバジル
△ ロッカフラベイビー、ソールインパクト、ロイカバード、アストラエンブレム、ルミナスウォリアー


土曜日にも注目レースが組まれている。おそらく世代ではじめにクラシックを意識させる重賞ということで、後のダービー馬、G?T馬を量産する札幌2歳Sにも少し触れたい。

今年はなんといっても新種牡馬オルフェーヴルの産駒が早くもこの注目レースに登場(しかも2頭も)するということで、どうやらこの2頭に加え、オルフェーヴルとはクサレ縁がありそうな池添騎手が乗るハービンジャー産駒カレンシリエージョの三つ巴の様相を呈しそう。池添騎手は2頭も出走するオルフェーヴル産駒には負けたくないだろう。

しかし伏兵も多彩で、オルフェーヴルの義弟ゴールドシップの姪っ子にあたり、そのゴールドシップをイヤでも思い出させる内容で新馬を快勝したルーラーシップ産駒シスターフラッグも好素材。また、今世代はディープ産駒ワグネリアン、モーリス全弟ルーカスと並び最大の注目馬となったハーツクライ産駒フラットレーの2着に新馬を敗れたマツカゼ(父ウォーフロント)はなんと未勝利ながら初重賞制覇を目指す。

この時期の札幌だけに、そして洋芝コースの6週目最終週だけに、ホッカイドウ競馬から参戦の2頭にもチャンスがありそう。

注目はオルフェーヴル産駒2騎だとは思うが、ただ、やはりオルフェーヴル自身は「遅れてきた超大物」とさえ思われる暇がないほどクラシック間際に急成長を遂げたイメージもあるので、勝ってほしい思いはあるが、正直そんなに甘くはないと思う。いずれ重賞を勝つ産駒も出てくるわけだが、ここではない気がする。

人気していることもあるから馬券を買うなら別の馬にしたいな、と今は考えていて、だいぶ人気薄にはなるが、ロジャージーニアスというネオユニヴァース産駒に少し注目している。

オルフェーヴル産駒2頭では、個人的にはクリノクーニングのほうを上位に見ているが、先々再逆転はあったとしても、今回はカレンシリエージョが新馬のリベンジを果たす可能性が高いと踏んでいる。

ロックディスタウンはルメール人気だが、コースも馬場も展開も相手関係も前回とはまったく異なるレースになるここでいきなり対応しろというのはさすがに酷な気がする。クリノクーニングともども、本格化はずっと先のことだと思う。来年春までに本格化してくれればそれでいいと考えたい。まあ函館よりははるかに札幌のほうが競馬しやすいから少々怖くはあるけれど・・・

いずれにしても将来ある若い馬たちだけに、全馬元気に、そして無事に回ってきてもらいたい。
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