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今週も——いや、今週こそ!波乱になってね〜第61回中京記念(G?V)など





今週は函館2歳ステークスと中京記念が行われるから、波乱含みのレースと波乱はほぼ確定的なレースが日曜日の函館、中京でそれぞれ行われることになる。

函館2歳Sのほうは、データで言えばそれほど波乱の傾向はないと言えるかもしれないが、しかしこのレース、とにかくキャリアの浅い馬たちのレースということで、何が来ても不思議はないレースではある。

ちなみに昨年のこのレース、私は14番人気の馬を本命にして、どうしてこんなに人気がないのだろうと不思議に思いながらも馬券を買って気楽に見ていたのだが、その馬が4着に突っ込んであとハナだけ出ていればいったいナンボついたやろ?と、思わずJRAに問い合わせしようと思ったほどであったが、そういうこともあることはあるレースである。

さらにちなみに、その4着馬というのは、後に朝日杯を優勝して2歳チャンピオンになり、そして今年の皐月賞馬にも輝き、この秋も天皇賞馬になるとかなり自信を持っているロゴタイプであった。
まあ正直言って、その後のタイトルより何より、あとハナだけがんばってほしかった・・・
と、それなりに波乱が期待できるレースではある。

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そして中京記念は・・・これはもう波乱決定ということでいいだろう。
昨年から夏のマイル戦、しかも競馬場自体がまったく新しい中京競馬場ということで、まさに大改訂が行われたレースではあったが、しかし「ハンデ戦」の部分だけは伝統が引き継がれた形になり、そして「波乱」という伝統も引き継がれた形になった。

かつて、エリザベス女王杯が3歳(当時の「4歳」)牝馬限定の芝2400m戦で行われていたころは、よく耳にしたのが、「JRA重賞でもっとも荒れるレースはエリザベス女王杯」という格言じみたことばだったが、しかし近年はもう波乱と言えば「ダービー卿チャレンジトロフィー」と「富士ステークス」、そしてこの「中京記念」と続き、さらに「安田記念」、「マイルチャンピオンシップ」など、とにかく「マイル戦」に集中している印象がある。

特に中京記念は、春の2000m戦で行われていた当時からとんでもない波乱に収まることが多く、個人的にも「あとちょいで大金ゲット」ということが何度かあり、リニューアル前の中京の重賞はファルコンステークスなども非常に大好きなレースが多かったのだが、しかし結果的には中京記念もファルコンSも「当たったタメシがない」というのが実績になってしまう。
プロ注目選手が甲子園で無安打の上、初戦敗退してしまうケースに似ている気がしなくもない。

てなわけで、今年はなんとか初的中を目指して気合いを入れたいところである。
特に、先週楽しみにしていた波乱レースの函館記念がああいう結果に終わってしまったから、今週こそ!!!という気持ちである。

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