2019年07月06日
日曜福島〜第55回七夕賞(G?V)
日本で一番荒れる重賞ともいわれる七夕賞、福島芝2000mハンデはおなじみのレース。かつては1人気馬が26連敗だかというとんでもねえ波乱傾向が長きにわたって続いたが、昨年も久々にビリ人気馬が優勝し、私もちょっとばかりイイ思いをさせていただいた。ということで、今年もまたそういう「夢を見てもバチが当たらないレース」を楽しみたい。
七夕賞だからって、馬場が整備された現在ではそうそう毎年波乱が起こるものではないだろう・・・そういう声があがれば、確かにそれは納得。しかし現在福島地方は再び雨模様。どうやら明日も良馬場で行われることはないんじゃないの?という予感がある。そして先週は不良馬場で行われ、みな外を回すような競馬になっていただけに、内外ともに芝は早くも荒れてきている可能性大。だからこそ・・・の思いは穴屋として当然。
それならば、うまく立ち回ったときに、函館と並んで最も内外の利害が生じやすい福島コースだけに、道悪を想定して内枠の馬たちを重視したい。馬場悪化の程度にもよるが、重以上に悪化すれば、いや、先週の今週だから重に近い稍重程度でも、アウトライアーズ(父ヴィクトワールピサ、母の父フレンチデピュティ)の大駆けに期待したい。
この馬の好走パターンは決まっている。とにかく上がりがかかることが最低条件。小回りは上手い。だから福島巧者であり、内枠、54kgなら可能性は十分。現在ブービー人気。あとは野中騎手に託したい。
相手は最内枠のエンジニア(父シーザスターズ)、こちらは小回り得意な津村騎手に乗り替わってその手綱さばきに期待。ご存じシーザスターズは、母アーバンシーとともに母子で凱旋門賞を制した。エンジニアのお母さんの系統はアメリカ血統ではあるものの、牝系はロベルト系。ダートでも・・・と思われるような重厚な血統だけに、こちらもタフな馬場になれば浮上は十分ある。
ステイゴールド産駒のクレッシェンドラヴは夏の上り馬のイメージ。母の父サドラーズウェルズならば道悪は上手い可能性が極めて高い。現在人気で内田騎手はとにかく不安しかないが、条件はこの上なく向く。
道悪が上手いという意味では、実績だけでいえば間違いなく大外クリノヤマトノオー(父ジャングルポケット)だろう。前が速そうなだけに、馬場悪化があればチャンス到来か。ここまでは頭候補。
押さえでは、ポンと出てからまれなかったときの57kgマルターズアポジー(父ゴスホークケン)、最近は小回りでもきっちり乗る福永騎手のタニノフランケル(父フランケル)は55kgが魅力。あとはタフな競馬はお手のものという感じの人馬のコンビ、ロードヴァンドール(父ダイワメジャー)と横山典弘、カフェブリッツ(父マンハッタンカフェ)と蛯名正義まで押さえる。
現在人気のロシュフォール(父キングカメハメハ)は、確かに血統的には道悪ドンと来いという感じではあるが、肝心な経験がないこと、そして56kgまでしか経験がなく、近走ほとんど55kgで今回も55kgは決して有利とはいえない。また、走りも見れば見るほど小回りは合わない気がすることから、怖いけど軽視するか、押さえてもギリギリという感じの評価にとどめたい。
射幸心をあおりたてられながら一獲千金を狙いに狙って、今年は昨年以上のデカイのを獲りたい!
◎ アウトライアーズ
○ エンジニア
▲ クリノヤマトノオー
△ クレッシェンドラヴ、マルターズアポジー、タニノフランケル、ロードヴァンドール、カフェブリッツ
七夕賞だからって、馬場が整備された現在ではそうそう毎年波乱が起こるものではないだろう・・・そういう声があがれば、確かにそれは納得。しかし現在福島地方は再び雨模様。どうやら明日も良馬場で行われることはないんじゃないの?という予感がある。そして先週は不良馬場で行われ、みな外を回すような競馬になっていただけに、内外ともに芝は早くも荒れてきている可能性大。だからこそ・・・の思いは穴屋として当然。
それならば、うまく立ち回ったときに、函館と並んで最も内外の利害が生じやすい福島コースだけに、道悪を想定して内枠の馬たちを重視したい。馬場悪化の程度にもよるが、重以上に悪化すれば、いや、先週の今週だから重に近い稍重程度でも、アウトライアーズ(父ヴィクトワールピサ、母の父フレンチデピュティ)の大駆けに期待したい。
この馬の好走パターンは決まっている。とにかく上がりがかかることが最低条件。小回りは上手い。だから福島巧者であり、内枠、54kgなら可能性は十分。現在ブービー人気。あとは野中騎手に託したい。
相手は最内枠のエンジニア(父シーザスターズ)、こちらは小回り得意な津村騎手に乗り替わってその手綱さばきに期待。ご存じシーザスターズは、母アーバンシーとともに母子で凱旋門賞を制した。エンジニアのお母さんの系統はアメリカ血統ではあるものの、牝系はロベルト系。ダートでも・・・と思われるような重厚な血統だけに、こちらもタフな馬場になれば浮上は十分ある。
ステイゴールド産駒のクレッシェンドラヴは夏の上り馬のイメージ。母の父サドラーズウェルズならば道悪は上手い可能性が極めて高い。現在人気で内田騎手はとにかく不安しかないが、条件はこの上なく向く。
道悪が上手いという意味では、実績だけでいえば間違いなく大外クリノヤマトノオー(父ジャングルポケット)だろう。前が速そうなだけに、馬場悪化があればチャンス到来か。ここまでは頭候補。
押さえでは、ポンと出てからまれなかったときの57kgマルターズアポジー(父ゴスホークケン)、最近は小回りでもきっちり乗る福永騎手のタニノフランケル(父フランケル)は55kgが魅力。あとはタフな競馬はお手のものという感じの人馬のコンビ、ロードヴァンドール(父ダイワメジャー)と横山典弘、カフェブリッツ(父マンハッタンカフェ)と蛯名正義まで押さえる。
現在人気のロシュフォール(父キングカメハメハ)は、確かに血統的には道悪ドンと来いという感じではあるが、肝心な経験がないこと、そして56kgまでしか経験がなく、近走ほとんど55kgで今回も55kgは決して有利とはいえない。また、走りも見れば見るほど小回りは合わない気がすることから、怖いけど軽視するか、押さえてもギリギリという感じの評価にとどめたい。
射幸心をあおりたてられながら一獲千金を狙いに狙って、今年は昨年以上のデカイのを獲りたい!
◎ アウトライアーズ
○ エンジニア
▲ クリノヤマトノオー
△ クレッシェンドラヴ、マルターズアポジー、タニノフランケル、ロードヴァンドール、カフェブリッツ
この記事へのコメント