2018年03月10日
日曜阪神〜第52回報知杯FR(G?U・桜花賞トライアル)
昨年までと日程が入れ替わり、この週の一番おもしろい中山牝馬Sが、なんと、今日行われてしまった・・・非常にガッカリである。まあ結果を見て、むしろ買わなくてよかった可能性も小さくはないが、気を取り直して今年から日曜に開催される金鯱賞でも検討しようかなー・・・と思っていたら、今年のメンバーは正直、馬券の妙味に薄すぎる。
メンバーのレベルが低いわけではない。なんといっても凱旋門賞惨敗以来のサトノダイヤモンドが復帰し、昨年ダービー2着のスワーヴリチャードといきなり激突するからレベルは決して低くない。しかしどうにも馬券を検討する気持ちにはなれない。なぜなら、このメンバーではサトノダイヤモンドを買わないわけにはいかず、そのサトノダイヤモンドの状態が(陣営のコメントはどうあれ)不安で仕方がないからである。
それならばということで、例年買わないことが多い桜花賞トライアルのフィリーズレビューのほうに今年は注目したい。今年も阪神内回りの芝1400m戦で行われる。
先週は桜花賞コースでチューリップ賞が行われ、2歳女王ラッキーライラックの勝ち時計が1分33秒4、時計はそこまで速くないが、2Fで10秒7を計測したように、馬場はかなり速かった。しかし今週は、良馬場は良馬場でも多少なりとも雨の影響が残る。
注目馬がいないわけではないが、ラッキーライラックとアーモンドアイがあまりにも強すぎる今世代で、ここを叩いて本気で桜花賞を狙えるほどのメンバーかときかれると、正直少々答えに窮するところもある。
それならば、考え方は2とおり。桜花賞ははじめから頭になく、内回り阪神1400の適性だけに期待している組を狙うか、あるいはまったくの新星を狙うかのどちからだろう。例年コース適性・距離適性を重んじるレースだが、今年はあえて新星を探したい。
距離適性なら人気のモルトアレグロ(父スペイツタウン)、内容と勢いならデビュー2連勝のアンコールブリュ(父ディープインパクト)、ここを勝てば4勝目となり形の上ではラッキーライラックに並ぶアンヴァル(父ロードカナロア)、そして話題性ではオルフェ—ヴル全妹デルニエオール(父ステイゴールド)あたりだろう。
ただ、正直どれが勝っても不思議なく、どれも勝つまではどうかなぁ・・・などと思えてしまう面々だけに、ここは狙ってレッドシャーロット(父ロードカナロア)と混戦に強い横山典弘のコンビに期待したい。
ロードカナロア産駒にしてはそこまでテンに速いタイプではなく、前走はやや置かれてしまった。スプリントでもどちらかといえば1400mのタイプ。内回りに替わるのもこの馬にとってはプラスがありそう。中京の坂はこなしているから、阪神もなんとか我慢するのではないか。
庄野厩舎で横山典弘というと、目黒記念を勝ったホクトスルタンを思い出す。その目黒記念で2着か3着だったロックドゥカンブの子がNZダービーを制したといううれしいニュースがあった。あまりにもこじつけがましいが、このコンビにも期待したい。
相手はここまでの内容が素晴らしいアンコールブリュ。ディープインパクト産駒はおなじみだが、母の父はなんとダービー馬のウイニングチケットというのが泣かせる。当然成長力が見込める血統背景にある。
単穴は、時計的裏付けがあり、多少でも雨の影響が残ればなお良さそうなアルモニカ(父ロードカナロア)にも注目。そして押さえは好馬体のアマルフィコースト(父キングカメハメハ)、穴っぽいところでイサチルルンルン(父パイロ)、人気でもアンヴァル、もう1回だけ買いたいナディア(父ノヴェリスト)、大穴ビリーバー(父モンテロッソ)まで押さえたい。
人気のモルトアレグロとデルニエオールは時計的に不安が大きく、今回は見送る。悪いことは言わないので買っておいてください。
◎ レッドシャーロット
○ アンコールブリュ
▲ アルモニカ
△ アマルフィコースト、イサチルルンルン、アンヴァル、ナディア、ビリーバー
メンバーのレベルが低いわけではない。なんといっても凱旋門賞惨敗以来のサトノダイヤモンドが復帰し、昨年ダービー2着のスワーヴリチャードといきなり激突するからレベルは決して低くない。しかしどうにも馬券を検討する気持ちにはなれない。なぜなら、このメンバーではサトノダイヤモンドを買わないわけにはいかず、そのサトノダイヤモンドの状態が(陣営のコメントはどうあれ)不安で仕方がないからである。
それならばということで、例年買わないことが多い桜花賞トライアルのフィリーズレビューのほうに今年は注目したい。今年も阪神内回りの芝1400m戦で行われる。
先週は桜花賞コースでチューリップ賞が行われ、2歳女王ラッキーライラックの勝ち時計が1分33秒4、時計はそこまで速くないが、2Fで10秒7を計測したように、馬場はかなり速かった。しかし今週は、良馬場は良馬場でも多少なりとも雨の影響が残る。
注目馬がいないわけではないが、ラッキーライラックとアーモンドアイがあまりにも強すぎる今世代で、ここを叩いて本気で桜花賞を狙えるほどのメンバーかときかれると、正直少々答えに窮するところもある。
それならば、考え方は2とおり。桜花賞ははじめから頭になく、内回り阪神1400の適性だけに期待している組を狙うか、あるいはまったくの新星を狙うかのどちからだろう。例年コース適性・距離適性を重んじるレースだが、今年はあえて新星を探したい。
距離適性なら人気のモルトアレグロ(父スペイツタウン)、内容と勢いならデビュー2連勝のアンコールブリュ(父ディープインパクト)、ここを勝てば4勝目となり形の上ではラッキーライラックに並ぶアンヴァル(父ロードカナロア)、そして話題性ではオルフェ—ヴル全妹デルニエオール(父ステイゴールド)あたりだろう。
ただ、正直どれが勝っても不思議なく、どれも勝つまではどうかなぁ・・・などと思えてしまう面々だけに、ここは狙ってレッドシャーロット(父ロードカナロア)と混戦に強い横山典弘のコンビに期待したい。
ロードカナロア産駒にしてはそこまでテンに速いタイプではなく、前走はやや置かれてしまった。スプリントでもどちらかといえば1400mのタイプ。内回りに替わるのもこの馬にとってはプラスがありそう。中京の坂はこなしているから、阪神もなんとか我慢するのではないか。
庄野厩舎で横山典弘というと、目黒記念を勝ったホクトスルタンを思い出す。その目黒記念で2着か3着だったロックドゥカンブの子がNZダービーを制したといううれしいニュースがあった。あまりにもこじつけがましいが、このコンビにも期待したい。
相手はここまでの内容が素晴らしいアンコールブリュ。ディープインパクト産駒はおなじみだが、母の父はなんとダービー馬のウイニングチケットというのが泣かせる。当然成長力が見込める血統背景にある。
単穴は、時計的裏付けがあり、多少でも雨の影響が残ればなお良さそうなアルモニカ(父ロードカナロア)にも注目。そして押さえは好馬体のアマルフィコースト(父キングカメハメハ)、穴っぽいところでイサチルルンルン(父パイロ)、人気でもアンヴァル、もう1回だけ買いたいナディア(父ノヴェリスト)、大穴ビリーバー(父モンテロッソ)まで押さえたい。
人気のモルトアレグロとデルニエオールは時計的に不安が大きく、今回は見送る。悪いことは言わないので買っておいてください。
◎ レッドシャーロット
○ アンコールブリュ
▲ アルモニカ
△ アマルフィコースト、イサチルルンルン、アンヴァル、ナディア、ビリーバー