2018年03月24日
日曜中京〜第48回高松宮記念(G?T)
中京の芝コースは年によって大きく馬場状態が異なる。今年は土曜(今日)が稍重の馬場で行われた関係で、カレンチャンが勝った年と同じような時計の芝コースだったが、日曜は快晴の予報、おそらく馬場はだいぶ回復する。
とはいえ、今開催6日目だけに高速馬場ということはない。コース替わり(今週からBコース使用)はあっても、水分を十分含んだ従来の中京コースらしいタフな馬場コンディションでレースが行われることになりそう。勝ち時計は1分8秒台前半か。
人気のレッドファルクスの芦毛は父スウェプトオーヴァーボード譲り。筋骨隆々のスプリンターという体型ではなく、なんなら1800mくらいならこなすんじゃないの?というくらいのスッキリと見せる中距離型のシルエット。とすると、この馬はおよそパワータイプには見えないかもしれないが、しかしレッドファルクスはダートでもトップランクに入るパワーも持ち合わせる。
レッドファルクスにとってタフな馬場はむしろプラスに働く。一度コンビを解消したミルコデムーロに再び手綱が戻るのも、レッドファルクスにとっては大きなプラスになる。どちらかといえば珍しいケースではあるが。
ただしレッドファルクスにとってやや心配なのは、強烈な末脚にかけるタイプの割に内目の枠(6番枠)を引いてしまったこと。どこで外に出すかが1つの大きなポイントになる。中途半端な競馬になると、そう簡単には出してもらえない。この距離だけに、ほんの一瞬のロスが即大敗につながる危険もある。
向こう正面からスタートして1つ目のカーブよりも2つ目(4角)のカーブのほうがややタイトなのが中京1200mコースの特徴。ミルコは外に出すタイミングをどこに定めるだろうか?まあ内も外もチャンスがあるコースだけにあまり枠にこだわって予想しないほうがいいのかもしれないが、時計がかかる年はどちらかというと外枠のほうがいい印象がある。
馬場が向くとは思えないし、この馬に関しては正直外枠で折り合いも心配になるものの、すべてがかみ合ったときレッドファルクスを負かすだけの力(というかスピード)がありそうなシャイニングレイ(父ディープインパクト)にした。
昨年夏のCBC賞は最後方付近から直線一気の爆発力を見せつけ、ディープインパクト産駒にしては珍しいスプリンターの高い資質を証明してみせた。走りがキレイすぎるだけに重い馬場はニガテだが、1分8秒前後で決着する良馬場ならこの馬にも十分チャンスがあるはず。
6枠に速いネロ(父ヨハネスブルグ)がいて、内外からこれをめがけて殺到しそうだから、バラけやすい外枠からロスなく追走できそうなのは好都合。折り合えば・・・の心もとない可能性にかける。
相手は短距離の安田隆行厩舎ということで、ジューヌエコール(父クロフネ)を狙ってみたい。まったくの人気薄だが、50kgとはいえ昨夏の函館SSは小回りのスプリント戦では明らかに力が違うと思われる着差で完勝だった。洋芝コースの1分6秒台は出色、もちろんとてつもないレコードだった。
斤量が増えたこともあるが、その後どうも体重が絞り切れておらず、スプリンターズSをつかえなかったあたりも近走の不調に影響している気がする。しかし安田厩舎ならここ一番にきっちり仕上げてくるはず。人気薄の福永騎手でこちらも一発に期待する。
押さえは、さらに外枠にこだわってキングハート(父オレハマッテルゼ)、武騎手とはコンビ4戦目となるダンスディレクター(父アルデバラン?U)は外目の枠のほうが好成績。当然昨年の覇者で復調気配が濃いセイウンコウセイ(父アドマイヤムーン)、香港馬ブリザード(父スタークラフト)、そして桜花賞馬レッツゴードンキ(父キングカメハメハ)までは押さえたい。
人気が予想されるファインニードル(父アドマイヤムーン)は、中京コース(過去1戦10着)、というか左回りに経験・実績がないのが少し引っ掛かる。押さえたいのはヤマヤマだが・・・
◎ シャイニングレイ
〇 ジューヌエコール
▲ レッドファルクス
△ キングハート、セイウンコウセイ、ダンスディレクター、ブリザード、レッツゴードンキ
重注 スノードラゴン
とはいえ、今開催6日目だけに高速馬場ということはない。コース替わり(今週からBコース使用)はあっても、水分を十分含んだ従来の中京コースらしいタフな馬場コンディションでレースが行われることになりそう。勝ち時計は1分8秒台前半か。
人気のレッドファルクスの芦毛は父スウェプトオーヴァーボード譲り。筋骨隆々のスプリンターという体型ではなく、なんなら1800mくらいならこなすんじゃないの?というくらいのスッキリと見せる中距離型のシルエット。とすると、この馬はおよそパワータイプには見えないかもしれないが、しかしレッドファルクスはダートでもトップランクに入るパワーも持ち合わせる。
レッドファルクスにとってタフな馬場はむしろプラスに働く。一度コンビを解消したミルコデムーロに再び手綱が戻るのも、レッドファルクスにとっては大きなプラスになる。どちらかといえば珍しいケースではあるが。
ただしレッドファルクスにとってやや心配なのは、強烈な末脚にかけるタイプの割に内目の枠(6番枠)を引いてしまったこと。どこで外に出すかが1つの大きなポイントになる。中途半端な競馬になると、そう簡単には出してもらえない。この距離だけに、ほんの一瞬のロスが即大敗につながる危険もある。
向こう正面からスタートして1つ目のカーブよりも2つ目(4角)のカーブのほうがややタイトなのが中京1200mコースの特徴。ミルコは外に出すタイミングをどこに定めるだろうか?まあ内も外もチャンスがあるコースだけにあまり枠にこだわって予想しないほうがいいのかもしれないが、時計がかかる年はどちらかというと外枠のほうがいい印象がある。
馬場が向くとは思えないし、この馬に関しては正直外枠で折り合いも心配になるものの、すべてがかみ合ったときレッドファルクスを負かすだけの力(というかスピード)がありそうなシャイニングレイ(父ディープインパクト)にした。
昨年夏のCBC賞は最後方付近から直線一気の爆発力を見せつけ、ディープインパクト産駒にしては珍しいスプリンターの高い資質を証明してみせた。走りがキレイすぎるだけに重い馬場はニガテだが、1分8秒前後で決着する良馬場ならこの馬にも十分チャンスがあるはず。
6枠に速いネロ(父ヨハネスブルグ)がいて、内外からこれをめがけて殺到しそうだから、バラけやすい外枠からロスなく追走できそうなのは好都合。折り合えば・・・の心もとない可能性にかける。
相手は短距離の安田隆行厩舎ということで、ジューヌエコール(父クロフネ)を狙ってみたい。まったくの人気薄だが、50kgとはいえ昨夏の函館SSは小回りのスプリント戦では明らかに力が違うと思われる着差で完勝だった。洋芝コースの1分6秒台は出色、もちろんとてつもないレコードだった。
斤量が増えたこともあるが、その後どうも体重が絞り切れておらず、スプリンターズSをつかえなかったあたりも近走の不調に影響している気がする。しかし安田厩舎ならここ一番にきっちり仕上げてくるはず。人気薄の福永騎手でこちらも一発に期待する。
押さえは、さらに外枠にこだわってキングハート(父オレハマッテルゼ)、武騎手とはコンビ4戦目となるダンスディレクター(父アルデバラン?U)は外目の枠のほうが好成績。当然昨年の覇者で復調気配が濃いセイウンコウセイ(父アドマイヤムーン)、香港馬ブリザード(父スタークラフト)、そして桜花賞馬レッツゴードンキ(父キングカメハメハ)までは押さえたい。
人気が予想されるファインニードル(父アドマイヤムーン)は、中京コース(過去1戦10着)、というか左回りに経験・実績がないのが少し引っ掛かる。押さえたいのはヤマヤマだが・・・
◎ シャイニングレイ
〇 ジューヌエコール
▲ レッドファルクス
△ キングハート、セイウンコウセイ、ダンスディレクター、ブリザード、レッツゴードンキ
重注 スノードラゴン