2019年03月02日
日曜中山〜第56回報知杯弥生賞(G?U・皐月賞トライアル)
皐月賞はもちろん、ダービーまでの展望が広がる注目の弥生賞が明日のメインだが、まずは今日土曜日に起ってしまった中山1R(ダ1800m未勝利16頭)の事故について。
4角入り口でルメール騎乗のノワールムーティエ(6着)がササって北村宏司騎手騎乗のタマノカイザーに接触、タマノカイザーが落馬、競走中止したあおりを受けて、木幡育也騎手騎乗のディーエスマグナムも落馬、競走中止という事象だった。
ルメールには実効開催4日間の騎乗停止というペナルティが科せられる。落馬した2頭と、木幡騎手は幸いにも異常なしという情報が入っている。加害者のルメールのペナルティは納得。左ムチで急にササって慌てて立て直そうと試みるも、あれだけやられてしまうとさすがに矯正はできなかった。つまり「悪意のない過失」という一般的な(妥当と思われる)ペナルティである。実際私にもそのように見えた。
問題は、落馬した北村騎手の容態。これが実に心配である。頭部外傷および陥没骨折、意識障害がみられるという。勝負所のインから外に出そうとしたタイミング(北村騎手はこのパターンが大好き)だったから、極めて危険な状況下での落馬だった。ただ、馬が真横に倒れて北村騎手も受け身を取っていたかに見えたので、この時点ではそこまでの大事には至らないのではないかとも思われた。
おぞけが走るような落馬ではないかな、と少し安堵したその矢先の「かなりの重傷」のニュースで改めてPVを見直してみると、もしかしたら蛯名騎手騎乗のフィストバンプ(12着)あたりと接触したのが、馬ではなく北村騎手だったのではないか?と思えた。木幡騎手の落馬は完全に馬との接触で起こった事故だったように思う。
私は医者ではないので症状に関する明言は避けるが、うーん・・・場所が場所だけにとても心配。北村騎手が大事に至らないことと、一日も早い復帰を願うばかりである。今回の事故については、実はもっと言いたいことがあるのだが、今は北村騎手の回復をひたすら祈るにとどめたい。
さて、気持ちを切り替えて明日の弥生賞を簡単に予想しよう。気になるのは天気。今日土曜日の中山は、多少雨の影響が残っていたことは間違いないが、それにしてはあまりにも高速すぎる芝コースの馬場だった。他のレースはそれほどでもなかったが、メインのオーシャンSはルメールの暴走気味とも思える逃げに応えたモズスーパーフレアがレースレコードの快勝。どう考えても前が止まる流れであるにもかかわらず、まったく止まる気配がなかった。
良馬場なら、今日のオーシャンSが重要な参考となる。しかし明日は雨予報。雨の降りだしのタイミングが難しいが、今日の事故のこともある、今の中山の芝コースは、馬のことを考えれば多少雨が降ったほうがよい気がする。降ってほしいという願いも込め、明日は「稍重〜重」の想定で予想する。
◎ ヴァンケドミンゴ(父、母父とも道悪は鬼だった)
○ ニシノデイジー(晴雨兼用、三冠馬の期待も実はある)
▲ サトノラディウス(時計勝負向かぬ、パワータイプ)
△ ラストドラフト(京成杯でお世話になったが・・・母はとにかく道悪がどヘタだった)
△ シュヴァルツリーゼ(試金石)
△ ブレイキングドーン(血統的に道悪歓迎のクチ)
△ カントル(府中向き、ダービー候補だけに迷うが・・・)
好レースに期待したい。
4角入り口でルメール騎乗のノワールムーティエ(6着)がササって北村宏司騎手騎乗のタマノカイザーに接触、タマノカイザーが落馬、競走中止したあおりを受けて、木幡育也騎手騎乗のディーエスマグナムも落馬、競走中止という事象だった。
ルメールには実効開催4日間の騎乗停止というペナルティが科せられる。落馬した2頭と、木幡騎手は幸いにも異常なしという情報が入っている。加害者のルメールのペナルティは納得。左ムチで急にササって慌てて立て直そうと試みるも、あれだけやられてしまうとさすがに矯正はできなかった。つまり「悪意のない過失」という一般的な(妥当と思われる)ペナルティである。実際私にもそのように見えた。
問題は、落馬した北村騎手の容態。これが実に心配である。頭部外傷および陥没骨折、意識障害がみられるという。勝負所のインから外に出そうとしたタイミング(北村騎手はこのパターンが大好き)だったから、極めて危険な状況下での落馬だった。ただ、馬が真横に倒れて北村騎手も受け身を取っていたかに見えたので、この時点ではそこまでの大事には至らないのではないかとも思われた。
おぞけが走るような落馬ではないかな、と少し安堵したその矢先の「かなりの重傷」のニュースで改めてPVを見直してみると、もしかしたら蛯名騎手騎乗のフィストバンプ(12着)あたりと接触したのが、馬ではなく北村騎手だったのではないか?と思えた。木幡騎手の落馬は完全に馬との接触で起こった事故だったように思う。
私は医者ではないので症状に関する明言は避けるが、うーん・・・場所が場所だけにとても心配。北村騎手が大事に至らないことと、一日も早い復帰を願うばかりである。今回の事故については、実はもっと言いたいことがあるのだが、今は北村騎手の回復をひたすら祈るにとどめたい。
さて、気持ちを切り替えて明日の弥生賞を簡単に予想しよう。気になるのは天気。今日土曜日の中山は、多少雨の影響が残っていたことは間違いないが、それにしてはあまりにも高速すぎる芝コースの馬場だった。他のレースはそれほどでもなかったが、メインのオーシャンSはルメールの暴走気味とも思える逃げに応えたモズスーパーフレアがレースレコードの快勝。どう考えても前が止まる流れであるにもかかわらず、まったく止まる気配がなかった。
良馬場なら、今日のオーシャンSが重要な参考となる。しかし明日は雨予報。雨の降りだしのタイミングが難しいが、今日の事故のこともある、今の中山の芝コースは、馬のことを考えれば多少雨が降ったほうがよい気がする。降ってほしいという願いも込め、明日は「稍重〜重」の想定で予想する。
◎ ヴァンケドミンゴ(父、母父とも道悪は鬼だった)
○ ニシノデイジー(晴雨兼用、三冠馬の期待も実はある)
▲ サトノラディウス(時計勝負向かぬ、パワータイプ)
△ ラストドラフト(京成杯でお世話になったが・・・母はとにかく道悪がどヘタだった)
△ シュヴァルツリーゼ(試金石)
△ ブレイキングドーン(血統的に道悪歓迎のクチ)
△ カントル(府中向き、ダービー候補だけに迷うが・・・)
好レースに期待したい。