2019年05月13日
重賞"1行"回顧〜第14回ヴィクトリアM
予想されたとおり、超高速の決着となった今年のヴィクトリアM。馬場が速すぎる傾向は今に始まったことではなかったが、昨日は特に、人気のアエロリットが暴走気味の逃げだったこと、そして1番人気のラッキーライラックが直後でマークしたことのほうが、全体時計が速くなった原因だったように思う。
1 △ノームコア 能力的に足りているとは思っていたが、超高速決着で雌雄を決したのは乗り役の手腕に尽きる。素晴らしい人馬。
2 △プリモシーン 正直これに勝たれたと思った。福永騎手も完ぺきに乗ったが、勝ち馬がさらにその上を行く恰好。
3 クロコスミア こういうことがあるのがこの馬であり、ステイゴールド産駒でもあるが・・・やられたなーという感じ
4 △ラッキーライラック 走り自体は素晴らしかった。しかしハイレベルのレースで上位に加わるためにはジョッキーの助けが必要だった。
5 ▲アエロリット 暴走気味ではあったがさすがの力は見せた。出負けが痛すぎた。
6 ミエノサクシード さすがの実力者。この時計でこの走りは立派。
7 △サウンドキアラ ディープ産駒の成長力は高速決着で明確になる・・・その典型例。この馬は強くなる。
8 ミッキーチャーム 十分すぎるほどの走りだが、初の府中がこたえた
9 ソウルスターリング 健闘したがオークス馬の威厳はすでになく・・・復活への道険しく
10 レッツゴードンキ ふつうの高速決着なら対応可能だったが昨日は底力を要する競馬。厳しかった。
11 △レッドオルガ 鞍上がさばけず。またコイツか・・・という感じ。
12 デンコウアンジュ 時計が速すぎた
13 サトノワルキューレ 高速決着では厳しい
14 アマルフィコースト 敷居高すぎた
15 フロンテアクイーン 枠が枠だし時計が時計だし
16 ○ワントゥワン 一発に期待したが不発。まあこういう馬ではある。
17 メイショウオワラ この相手では・・・
18 ◎カンタービレ いつも体重以上に大きく見せるが気配落ち。直線で追われることなく沈む。心配。
現役時代大好きだったオルフェーヴルの産駒を応援する者とすれば、先日引退したロックディスタウンとともに、父の種牡馬デビュー直後から活躍して、ファンに「最初の夢」を見させてくれたラッキーライラックには、なんとかがんばってもらいたかった。
しかし正直、馬券を積極的に買いたい気分にはどうしてもならなかった。やはり前走の、石橋騎手のミスが引っかかっていた。もともと早仕掛けが多い騎手だけに、前回の弱気による惨敗は本人にとっても後悔が大きい敗戦だったと思う。それが今回、アダとなってしまった。
もちろん、デビューからラッキーライラックとのコンビで、この馬の強さを知っているからこそ、馬を信頼した意識的な早仕掛けは、作戦として素晴らしかったとは思う。しかしこれだけハイレベルの闘いになると、一瞬の判断が着順の差となって表れてしまうもの。残念ながら、昨日は屋根に足を引っ張られる形だったと思う。
とはいえ、ラッキーライラックのパフォーマンスは素晴らしく、3歳時よりもはるかにスケールアップしていた。体型は徐々にマイラー寄りにシフトしている印象だが、これならマイルでも十分やっていける内容だった。ただし、マイルでは常にこういう「ひと呼吸」が大きな差を生んでしまうだけに、石橋騎手とのコンビ継続だとすると、果たしてどうなんだろうかという気がする。
武が合うんじゃないの?まあオーナーサイドの匙加減ひとつなんだろうけどね。
1 △ノームコア 能力的に足りているとは思っていたが、超高速決着で雌雄を決したのは乗り役の手腕に尽きる。素晴らしい人馬。
2 △プリモシーン 正直これに勝たれたと思った。福永騎手も完ぺきに乗ったが、勝ち馬がさらにその上を行く恰好。
3 クロコスミア こういうことがあるのがこの馬であり、ステイゴールド産駒でもあるが・・・やられたなーという感じ
4 △ラッキーライラック 走り自体は素晴らしかった。しかしハイレベルのレースで上位に加わるためにはジョッキーの助けが必要だった。
5 ▲アエロリット 暴走気味ではあったがさすがの力は見せた。出負けが痛すぎた。
6 ミエノサクシード さすがの実力者。この時計でこの走りは立派。
7 △サウンドキアラ ディープ産駒の成長力は高速決着で明確になる・・・その典型例。この馬は強くなる。
8 ミッキーチャーム 十分すぎるほどの走りだが、初の府中がこたえた
9 ソウルスターリング 健闘したがオークス馬の威厳はすでになく・・・復活への道険しく
10 レッツゴードンキ ふつうの高速決着なら対応可能だったが昨日は底力を要する競馬。厳しかった。
11 △レッドオルガ 鞍上がさばけず。またコイツか・・・という感じ。
12 デンコウアンジュ 時計が速すぎた
13 サトノワルキューレ 高速決着では厳しい
14 アマルフィコースト 敷居高すぎた
15 フロンテアクイーン 枠が枠だし時計が時計だし
16 ○ワントゥワン 一発に期待したが不発。まあこういう馬ではある。
17 メイショウオワラ この相手では・・・
18 ◎カンタービレ いつも体重以上に大きく見せるが気配落ち。直線で追われることなく沈む。心配。
現役時代大好きだったオルフェーヴルの産駒を応援する者とすれば、先日引退したロックディスタウンとともに、父の種牡馬デビュー直後から活躍して、ファンに「最初の夢」を見させてくれたラッキーライラックには、なんとかがんばってもらいたかった。
しかし正直、馬券を積極的に買いたい気分にはどうしてもならなかった。やはり前走の、石橋騎手のミスが引っかかっていた。もともと早仕掛けが多い騎手だけに、前回の弱気による惨敗は本人にとっても後悔が大きい敗戦だったと思う。それが今回、アダとなってしまった。
もちろん、デビューからラッキーライラックとのコンビで、この馬の強さを知っているからこそ、馬を信頼した意識的な早仕掛けは、作戦として素晴らしかったとは思う。しかしこれだけハイレベルの闘いになると、一瞬の判断が着順の差となって表れてしまうもの。残念ながら、昨日は屋根に足を引っ張られる形だったと思う。
とはいえ、ラッキーライラックのパフォーマンスは素晴らしく、3歳時よりもはるかにスケールアップしていた。体型は徐々にマイラー寄りにシフトしている印象だが、これならマイルでも十分やっていける内容だった。ただし、マイルでは常にこういう「ひと呼吸」が大きな差を生んでしまうだけに、石橋騎手とのコンビ継続だとすると、果たしてどうなんだろうかという気がする。
武が合うんじゃないの?まあオーナーサイドの匙加減ひとつなんだろうけどね。