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2023年09月29日

ヤリスクロス”GR-SPORT” レクサス「LBX」を妄想しながら乗ってます

仕事用として購入したトヨタ・ヤリスクロス”GR-SPORT”(ハイブリッド)
ようやく走行距離は1,000kmになろうとしていますが、ボディサイズも経済的にも、十分なパワーと価格に見合った質感など、普段使いのパートナーとして活躍しています。一方、やはりここ15年以上、レクサスブランド車に慣れてしまっているところも多いので、今秋にも発売されることが予想される、レクサスのんコンパクトSUV「LBX」ではどうなるんだろう・・・ということを意識してしまうことも多いです。

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実際に2ヶ月弱ヤリスクロスを使用してみて、「LEXUS LBX」だとこうなるのかな・・・と妄想しながら、感想を記載してみたいと思います。

なお、比較対象は当方が今まで使用してきた「LEXUS NX350h”F SPORT”」です。
まず価格ですが、「ヤリスクロス”GR-SPORT”(ハイブリッド)」は、「275万円〜」、一方レクサスNX350h(FF)”F SPORT”は「617.6万円」と大きな差があります。

ヤリスクロスに以下の主要オプションを装備すると +407,500円となります。
車両本体価格と合計しますと、約「3,157,000円」となりますので、ちょうど ヤリスクロスの2倍の価格がレクサスNX350”F SPORT” といえるでしょう。

・ステアリングヒーター、シートヒーター …38,500円
・ハンズフリーパワーバックドア…77,000円
・ブラインドスポットモニター…49500円
・パノラミックビューモニター…33,000円
・TV/ナビキット …159,500円
・LEDフォグランプ…約50,000円


■扱いやすいボディサイズ

なんといってもボディサイズ(特に「全幅」!)
全幅が「1,765 mm」とレクサスNXよりも「100mm」小さいので、この差はかなり大きいです。
初めていく土地でも、事前時に駐車場の状態を調べなくて良いのは助かります。コインパーキングの駐車にもまったく躊躇しません。
なお、レクサスLBXでは「全幅1825mm」とアナウンスされており、ちょうど「ヤリスクロス」と「レクサスNX」の中間サイズとなります。
レクサス最小の「UX」よりも若干幅が短いので、「LBX」も扱いやすい範囲と思います。

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■かなり良好な燃費!

ヤリスクロス”GR-SPORT”で、燃費走行をすると、下道では「30km/L」に近い燃費をマークします。
肌感覚では、2.5Lハイブリッドシステムの「NX350h」よりも、リッターあたり5km〜6kmほど伸びる印象です。
ただし、近所のスーパー、コンビニ等への「ちょい乗り」だと、NXもヤリスクロスも「約10km/L」前後と変わらない印象です。
ヤリスクロスは3気筒エンジンということもありますが、思ったよりエンジンノイズも気にならず、むしろ燃費の良さが好印象です。
「LBX」でも、コンスタントに「25km/L」ぐらいをマークできればかなり魅力的ですよね。


■静粛性は価格差なりの差が

車両価格の差がわかり易い例として、装備意外にも「静粛性」があげられます。
ヤリスクロス(ハイブリッド)は、モーター走行しているときの静粛性は優れていますが、レクサス「NX」との差は価格以上の差があると感じます。
静粛性の強化にはかなりコストがかかりますので、「LBX」ではどれだけレクサス「NX」に迫る静粛性を実現しているのか楽しみです。


■特徴的なスピードメーター

ヤリスクロスの「Z」グレード以外のメーターは液晶サイズは小さいですが、メーター全体共通して、見やすいです。
ただし、写真画像のとおり、左右の円形のメーターは「映り込み」が激しいのが難点です。
「LBX」では、12.3インチのフル液晶メーターを採用していますが、このように物理的なメーターもなかなか味があって良いですね。
フル液晶のデジタルメーターは「のっぺり」とした表現になりがちですし、すでに多くの車種で展開がスタートしていますので、そのうち「フル液晶=安っぽい」というイメージになるかもしれません。
スピードメーターへのフル液晶の採用は「LBX」がレクサスブランドとしては初となりますが、しっかりとトヨタブランドのメーカーと差別化しているのか、期待と不安でいっぱいです。


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■ステアリングの質感が高く、操作性も良好!ただし・・・

予想以上だったのが、意匠性、そして質感が高く小径のステアリング。
とても持ちやすく、ディンプル加工済のレザーステアリングは質感もよく気に入っています。
ステアリングスイッチのデザインや操作性も問題ないです。
ただし、ハイブリッドは「パドルシフト」がないんですよねぇ・・・
ここは「GR」の名を冠するのであれば、ぜひ装着してほしかったところ。

「LBX」ではおそらく全車にパドルシフトは備えているでしょう。ぜひ「ヤリスクロス」の年次改良でパドルシフト標準装備を望みます。

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■ドライブモードセレクトはメリハリあり、ただし押しにくい!

ヤリスクロスにはドライブモードセレクトが備わりますが、「PWR」、「NORMAL」、「ECO」それぞれ違いが明確にわかるのがいいです。
山道を走行するときは「PWR」を選択するとキビキビした走りとともに、ステアリングの重みがスポーティ感覚をアップさせ、反応もクイックになりますし、ワインディングロードの走行が楽しくなります。

ただし、このドライブモードセレクトスイッチの場所が良くないです。
画像のように少し低い位置にあるため、走行中にブラインド操作することはほぼ不可能ですし、スイッチ自体も小さいので・・・
使用頻度の高いスイッチなので押しやすい場所にあればいいのに、と感じます。

「LBX」ではステアリングスイッチやタッチパネルで切り替えることになりそうですが、ぜひ「物理スイッチ」の復活を期待します!

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■足回りは固く、「ガツン」と

ハンドリングと、足回りに定評のあるヤリスクロス”GR-SPORT”ですが、ダンパーに「減衰力可変機能」がないこともありますが、路面状態をかなり素直に「ガツン!」と受けます。

当方居住地近辺は、舗装済の道路であっても道路の整備が追いついていないのか、かなり凸凹しているので、結構衝撃があるので、乗り心地という面ではちょっと厳しさがあります。「LBX」では、重量もかなり増えるでしょうし、足回りについても快適な方向に振っているチューニングと予想しますが、”F SPORT”が今のところ存在しなそうなので、代わりのスポーティグレードの乗り味がきになるところ。



■ピラーが「ハード樹脂」むき出しは気になる

低価格を実現するためには様々なコストダウンが必要ですが、例えば常に視界に入る「Aピラー」。
レクサス車では、全車ファブリック系の素材が巻かれていますが、ヤリスクロスは、シボ入りのハード樹脂です。
ハード樹脂の場合は、いつのまにか傷付きやすいですし、渋滞時などは視界に入るので、個人的には質感は結構気になるんですよね。
「LBX」においては、NX等のような粗目のファブリックが基本で、特注モデルのビスポークビルドでは、上質な表皮素材を備えている可能性もありますね。
こういうところで低価格で提供できるようにしているのだなぁと感じます。

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■グローブボックスもかなり質素

グローブボックスに照明がない、ダンパーがない。これは文句ではなくて、この価格帯だと当然かと思います。
しかし、レクサス「LBX」では、さすがにLED照明や、ダンパーはついてくると思いますし、エアコンフィルター周りの構造、そして写真では、内部構造もまるわかりですが、このあたりはしっかり遮音対策がされるものと思います。
細かな点ですが、これだけだけでも随分上質さは変わってくると思います。


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■インテリアライトが乏しい

びっくりしたのが、ヤリスクロス”GR-SPORT”、本当に夜は室内が「真っ黒」ということです。
(”GR-SPORT”には上位グレードで装着済のLEDバルブの配線はきているのですが、LEDバルブが省かれているだけなので増設は可能)

単に照明が省かれているだけでなく、例えば、パワーウィンドウスイッチは運転席側のウィンドウ開閉ボタンのみにしかイルミライトがありません。
また、ルームランプのボタンも、スイッチ自体に照明がないため、(しかもスイッチが小さい・・・)そのため、夜間はなかなかルームランプを一発で付けることが困難です。
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また、ドアノブが「ブラック」で照明もないので、乗降時レバーがどこにあるのかパッと見た目がわからないので、特に助手席にゲストを乗せたときは困りそうです。
このあたり、当然「LBX」では対策されているでしょうし、上位グレードには64色のマルチカラーのアンビエントライトが備わることが明らかになっていますから問題はないと思いますが、照明が結構重要だなぁと改めて感じました。

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■助手席側サンバイザーが簡素

助手席側には照明はもちろん、「バニティミラー」もありません。
レクサス車でこれだと家族や友人からクレームが来るでしょうから、ここは改善されるでしょう。
コストにするとほんの数百円レベルと思いますが、こういう努力で低価格を実現しているのですね・・・

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■ハザードランプが点滅しない

レクサスではおなじみとなった、ハザードランプスイッチON時のスイッチ自体点滅する仕様ですが、ヤリスクロスでは点滅しませんので、ハザードスイッチの消し忘れがあるかもしれません。地味ながらこういう部分も差別化されているのだと気づきました。
「LBX」では、当然レクサス基準にレベルアップするでしょう。

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■リヤアームレストが役にたたない

また、リヤのセンターアームレストはかなり簡素な仕上げになっており、ドリンクホルダー一体型となっています。

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これは流石に「LBX」では改善されるでしょう。
(最初はそもそもセンターアームレスとの使い方がわかりませんでした・・・)

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他にも、ラゲージに「トノカバー」がついてないなど(ディーラオプションで設定あり)、レクサス車では当然ついているものが省かれていたり、オプションだったりするのは、所有してみて気づいたところでした。

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なんだか欠点がばかり書いているような気もしますが、価格帯を考えれば理解できるところです。
こういった不満点をしっかり解消して、さらに乗り心地や静粛性を高めて、スッキリとしたのり味を実現してくれるのがレクサスブランド車ではないか、と感じます。
おそらく「ハリアー」と「NX」よりも「ヤリスクロス」と「LBX」の方がより違いを感じる仕様になっていると思いますので、その意味でも今のうちに「ヤリスクロス」をマイカーとして経験できるのは、自分にとっても良かったなと思います。

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仕事用として割り切れば大変いい車であることには違いありませんし、とにかく社外品のパーツが多数発売されているのが、ぷちDIYカスタマイズが好きな私としては嬉しいです。
不満な点は、オーナーの工夫で使い勝手を良くすることで、魅力的な1台に仕上げることができるので、自分が最初に購入した「トヨタ/セリカ(ZZT230)」を思い出して、少しずつカスタマイズしていこうと思います。

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2023年09月27日

レクサス、「ロックボルト」はサビが目立ちやすい? 

新型LCを初め、新型NX・RX用のロックボルト(単体)の流通が2023年7月下旬からスタートしたのは以前のブログで紹介させていただきましたが、いざ車両に装着済のNXのホイールロックボルト(2023年モデル用)を見てみると、かなり「サビている」ことに気づきました。
通常のボルトはそれほど目立たないのですが、ディーラーオプションのマックガード製セキュリティロックボルトは結構サビが目立ちますね。(ホイールが汚いのはすみません・・・)

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もちろん、品質には問題ないのですが、一度気づくと気になるものです。
ということで車両から外して洗浄してみることとしました。

あいにく家には「サビ落とし」がありませんでした。
しかし、サビには、クエン酸洗浄がよいと効いたので、半日ほどクエン酸液に漬けて綿棒で擦ったところ、結構サビは落ちました!
しかし、もともとボルトについてたブラックの粉末のような塗料(?)も少し薄くなってしまいました(笑)

※写真左が LCの純正ロックボルト(2024年モデル用)、写真右が 洗浄後 のNXの純正ロックボルト(2023年モデル以前用)です。

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所有されている方はご存知のとおり、もともと純正のロックボルトのブラック塗装は、黒々とした塗装ではなく、粉末のような塗装で、下地のシルバーがところどころ見える仕様なんですよね。新品なのに、まったく新品に見えない仕様です(笑)

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これは、ロックボルトのキー(アダプター)をセットしてレンチを回したときに、塗装だと「ハゲる」のを防ぐためかと思いますが、遠目に見ても完全なブラックでないのは個人的には残念です。

※くどいようですが、これで未使用新品です(LC用)

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ということで、今回は少し黒くしたいのと、今後サビが広がっていかないように、著名メーカー、Holts社の「サビ止めペイント」(ブラック)を施してみました。タッチペン感覚で塗れるので結構お手軽です。

▼Amazon  ペイント塗料 サビ止め塗料 カラーラストップ ブラック 20ml Holts MH986



https://www.holts.co.jp/prods/detail/1451

今回、LC用のロックボルトも、すぐサビそうなのであらかじめ塗ってみました
(左:塗布前、右:塗布後)

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さて、実際NX用のものを装着したのはご覧のとおり。
トルク管理がしっかりしたトルクレンチでしっかり締める場合は問題ないのかもしれませんが、締め増しをすると、ペイントはやっぱり剥げますね〜 しかし、明らかに標準仕様とはことなるので、黒々とした仕様が好きな方は良いかもしれません。


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もともとサビていた部分は目立たなくなって保護にもなりそうですからいったんこれで良しとします。(普段は視界に入りませんし・・・)

しかし、装着後1年半後でこれなので、納車から3年経過後の「車検時」には結構サビが進行している予感がします。
洗車後や、雨天後にすぐロックボルトの水分を拭けば良いのかもしれませんが、そこまでのケアはなかなか困難ですよね。

ディーラーオプション品ということで、そのうちクレームになりそうな予感もしますがどうなんでしょう・・・(カタログにも「サビますが機能には問題ありません」というような表記もありませんし)

従来のロックナットのときは、メッキ処理がされていたのでサビることはほとんどなかったと思いますが、新型レクサスIS(2020年〜)以降採用されたロックボルトはかなりサビが目立つ仕様になっているのではと思います。

なお、2024年モデル以降適合となる、新ロックボルトが、同様に錆びるかどうかはわかりませんが、表面仕上が従来のロックボルトとほぼ同じなので、おそらくサビるような予感がします。
もっとも、機能には問題ないので気にならない方も多いでしょう。

2023年09月24日

新型レクサス NX/RX 最強のキャンセラー ブルーバナナ SNTC-M26 これはすごい!(ThinkDesign)

レクサス新型「NX/RX」オーナー待望の、ブルーバナナ社製TV-NAVIキャンセラーについて。

レクサス「NX」初年度モデル(2023年モデル)については、型式番号「SNTC-M22」が適合していましたが、使用中はナビゲーションシステムの「GPS」がカットされるなど使用上の不都合があり、新たな場所へのドライブの際は利用が困難でした。
ブルーバナナ社製キャンセーラーの販売後、数々のメーカーから同様のキャンセラーが発売されましたがおおむね同仕様(GPSカット仕様)でした。

しかし、その後解析が進んだようで「GPSカットされない」仕様の製品がついに開発完了、「SNTC-M26」が発売。

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当方所有の新型NX(2023年モデル)に、新モデル「SNTC-M26」を装着し、約2ヶ月ほど使用しました。
様々な道路で約3,000kmほど走行しましたが、特段不具合もなく、これはおすすめできるため、今回レポートさせていだきます。

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新モデル「SNTC-M26」が優れているのはなんといっても次の点です。

■TV視聴モードでも、GPSカットされない

→なんといってもコレが最大の進化!
地図の自車位置もリアルタイムではないですが、ほぼ追従していますので実用上の問題はありません。
高速道路走行中だと、自車位置が多少「かくかく」して追従するぐらいで、実用性に問題はありません。
首都高、中央道、圏央道、東名高速道路などでチェックしましたが、ナビゲーションの案内のタイミングも問題ありませんでした。

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■切り替え操作は「LTA」スイッチで秀逸!

→従来は音声ボリュームの「-」ボタンのため、音量が下がってしまうのが欠点でした。
新モデルでは、「LTA」のダブルクリックで切り替えのため、ボリュームも下がらなくなりました。また、ダブルクリックなので、LTAの元の設定状態も変わらず、安全性にも問題ないかと思います。

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■モード切り替え時に「ビープ音」が鳴る

「LTAボタン」をダブルクリックするたびびON-OFFが切り替わるので動作がわかりやすいです。
(ONは「ピッ!」、OFFは「ピー!」で区別できる)また、ちゃんと車両標準のスピーカーから鳴るので違和感ありません。



■マイカーログも問題なし

→マイカーログは、スマホアプリ「MY LEXUS」で走行軌跡や燃費、走行距離を自動記録できる便利な機能ですが、従来モデルでは、マイカーログ仕様時に、GPSカット部分は正確に記録されないことがありました。しかし、前述の通り、新モデル「SNTC-M26」ほぼ自車位置を追従していますので、マイカーログも違和感なく出力されます。

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映像と地図切り替えが「LTAスイッチ」で可能!

→地味にすごい機能がコレ。
TV・HDMIソースを視聴中に、「LTA」ダブルクリックすると、 「地図表示に戻る機能」が追加 されています!もちろん、再度「LTA」ダブルクリックでもとの映像ソースに戻ります。切り替えには数秒かかりますが問題ないでしょう。
手が届きにくい14インチのディスプレイにタッチする必要がありません。
第3世代レクサス車のように、手元に 「地図に戻る」ボタン(MAPボタン)があればいいのですが、第4世代レクサス車はリモートタッチ廃止により、「HOME」や「MAP」ボタンが廃止されたので、地図に戻る際はいちいちディスプレイにタッチしないといけませんので、この機能は便利に感じますね。

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<注意事項>

■レーンチェンジアシスト(LCA)が使用不可

→キャンセラー機能をオンにしている場合、レーンチェンジアシスト(LCA)が無効となります。

新型レクサスNX/RX等のレーンチェンジアシストは動作が遅く、すぐエラーとなってしまい、なかなか使いづらいため、すでに使用されていらっしゃらない方も多いと思うのであまり問題ではないかと思いますが、「レーンチェンジアシストが必須」であるという方にはおすすめできません。
なお、キャンセラーがOFFのときは、問題なくレーンチェンジアシストが使用できます。

その他、新型レクサス「RX」や「RZ」に搭載されている「アドバンストドライブ(渋滞時支援機能)」については動作が推奨されていません。
これは「NX」にはない機能ですから気にしなくてもよいでしょう。

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さて、特に助手席に家族や友人を乗せる際に、重宝する「TV/HDMI」等の映像ソース視聴が可能になる、TV/NAVIキャンセラー「SNTC-M26」ですが、現時点では絶賛品切れ中で、入手が困難となっています。

注文方法は主に「公式サイト」と「代理店(取付施工店)」となります。

まずはブルーバナナさん公式サイトで購入。
https://bluebanana99.shop-pro.jp/

ただし、2023年8月3日時点では、売り切れ中です。先日度再販したようですが、すぐに完売したようです・・・
定期的にトップページが更新されるようですので、部品のみ購入で取付は自分でされる方は、定期的に要チェックです。


次は、代理店(取付施工店)いわゆるカスタマイズ専門ショップ等で注文。

一見注文できないようですが、店舗によっては予約を受け付けているケースがあります。
当方もお世話になっている、神奈川県海老名市のレクサス専門ショップ、シンクデザイン(Thinkdesign)さんでは、来店施工が前提亭ですが、「eメール」にて予約を受け付けています。

http://www.think-design.jp/

メールの送付方法は一見わかりにくいですが「QUESTION」からメールフォームにリンクしています。

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ブルーバナナTV-NAVIキャンセラー(SNTC-M26)の商品ページは以下のとおりです。

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http://www.think-design.jp/20nx_shop_works.html


予約方法は、「QUESTION」からメールフォームを開いて以下の内容を記載の上送信します。

「車種」
「グレード」
「年式(2023年モデルか2024年モデルか)」
「氏名」
「連絡先(電話番号)」
「e-mailアドレス」

これで、のちほどいったん返信メールが届きますので、受付完了。
あとは、商品入荷が近くなった際に、あらためてシンクデザインさんからメールが届きますので、具体的な「施行日時」を予約し、正式予約が完了となります。

なお、製品の入荷にはかなり時間がかかるようなので、レクサス「NX」(2023年、2024年モデル)や「RX」(2023年モデル)のオーナーさんは早めに予約しておくと良いかと思います。


なお、TV/NAVIキャンセラーと同時装着できる「 ABHC-12/ABHC-11 アクティブブレーキホールドキット 」も非常に便利なのでこちらも必見です!

エンジンONのたびに、いちいちブレーキホールドボタンを押す必要がないだけでなく、 ブレーキペダルを強く踏み込むとブレーキホールドがかかる仕様 になりますので、自分の好きなタイミングでホールドできるので新型「NX」でのドライブがさらに快適になるのは間違いありません。

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2023年09月23日

新型レクサスNX「OTAアップデートでついに待望のアレが?

新型レクサス「NX」など、新世代マルチメディアシステム搭載車(ディスプレイオーディオ/ディスプレイオーディオPlus)では、オンラインによるナビゲーション/オーディオ/ディスプレイ/先進安全装備等の アップデートによる機能追加(OTA)が目玉で、過去少しずつ使い勝手向上のためのアップデートが行われてきました。

すでに先週末におクルマに乗られた方はすでにアップデートが行われていることと思います。

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今回のアップデートにおいて配信された内容は以下の通りとされています。

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※レクサス公式webサイト  https://lexus.jp/total_care/maintenance/update/  より



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今回のアップデートでは、誰もが困ったと思われる、オーディオソース画面の 「?」ボタンの位置変更 がついに行われました!(14インチの大画面に果たして全画面で表示する必要があるのかは未だに疑問ですが・・・)
これはまず素直に感謝したい点です。

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しかしながら、「?」ボタンの位置改善はオーディオソース画面に限定されているようで、同じくイライラした方が多いと思われる「音声認識」の画面では、「?」ボタンは、 相変わらず左上のまま です。
音声認識がうまくいかずに、イライラしているのに、地図に戻るために、左上に手をプルプルさせながら伸ばさないといけないストレスはなんとかしてほしいものです。

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なお、ハイブリッドシステムの「エネルギーフロー」のビジュアル変更もありませんでした。
そろそろ「RZ」で採用したカッコいいグラフィックに入れ替えても良いように思うのですが、ここは好みが分かられるかもしれませんね。
(私的には14インチディスプレイでコレを見る必要性をあまり感じていませんので・・・)

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・・・その他にもアップデートはありますが、実は、初期モデル(2022年11月以降生産車)において、HDMI入力端子を接続した場合に、正常にHDMI入力機器が使用できるようになったようです!すでに接続成功例のメッセージを頂戴しております。
HDMI入力端子が利用できるようになったことは、現時点では一切アナウンスされていませんが、嬉しいアップデートです!
(加藤チーフエンジニア初めとするレクサス開発陣の皆様、ありがとうございます!)

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ご存知の方も多いと思いますが、初期のNX(2023年モデル)では、ディスプレイオーディオ本体下部に「HDMI端子」(ディーラーオプション用)接続端子があらかじめ備わっています(※本体との接続側は、一般的なHDMI端子とはコネクタの形状が異なり、ディーラーオプション用の)

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以前、2023年モデルの「NX」にHDMI端子でブルーレイディスクプレイヤーを接続した際は、「音声がでない」「オーディオソースがフリーズする」「音声ボリュームが調整できない」といったような現象がありました。
これは、公式には2023年度モデルにおいて、「HDMI入力端子」はマニュアルにも書かれていませんし、公式にはサポートしていないため仕方のないことでした。

しかしながら、今回の「2023年7月27日」のアップデートにおいて、「HDMI入力」をサポートしていただいたのはほんと嬉しいですね〜!

早速、今週末にでも、以前は断念していた「ブルーレイディスクプレイヤー」でのブルーレイディスク再生にチャレンジしてみたいと思いますので、HDMI端子の接続方法、ケーブルの配線、使用しているブルーレイディスクプレイヤー等、あらためてお知らせさせていただきたいと思います。

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2023年09月03日

レクサス、ついに新「ホイールロックボルト」発売開始!

2022年夏、”bZ4X”で話題となったホイール脱落事件を契機として、ホイールロックボルトが改良されましたが、新仕様に対応した「盗難防止ホイールロックボルトボルト」はなかなか発売となっていませんでした。
それ以降発売となった新型「RX」や、レクサス「NX」の2024年モデルにおいてもホイールロックボルトは準備されていませんでしたので、ホイールのセキュリティを気にする方にとっては、待望の発売です。

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当方の「LC500」は2週間前に納車となりましたが、その時点ではロックボルトはまだ未発売だったので、少しヒヤヒヤしていたのですが今回無事に発売されて安心です。(LCの純正ホイールは鍛造品でなかなか高価ですので・・・)

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さて、この新ロックボルトは、新型レクサス「LC」のディーラーオプションカタログにおいて、「2023年7月発売」と予告されていましたが、ついに正式発売となりました。
なお、カタログでは見栄えの良い「LEXUSロゴ」が入ったボルトセットが記載されていますが、ロックボルトだけの単品購入も可能です。

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※LCディーラーオプションカタログ( https://lexus.jp/models/lc/pdf/dealer_option.pdf  )より


2023年7月29日現在、全国の部品共販に大量に在庫があるようなので、今すぐにディーラー経由で注文すれば入手は可能です。

当方が購入したのは、レクサスLC用のホイールロックボルト (型番:08456-00A30)
価格は、税込みで「13,200円」です。
ただし、新ホイールロックボルトから、「取り付け工賃」が発生することとなっていますので、ディーラーで取り付ける方は、概ね取付費込で15,000円程度となりそうです。ここ最近の新型車はそもそも車両に「ホイールレンチ」が付属していませんので、工具がない方は素直にディーラーで装着されるのが良さそうです。


さて、このロックボルト、単にワッシャーがついただけで、従来のロックボルトとほぼ同じかと思っていましたが、並べてみると結構違うことがわかりました。(ただし、これが「NX用」と「LC用」で仕様が違うだけかもしれませんが・・・未検証です)

▼左 新ボルト  / 右 旧ボルト

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よく見ると、 「ネジ」部分の長さは同じですが、上部の大きさが全然違います
結果として、ワッシャーの部分は、「銀色部分」なのですが、単なる平らなワッシャーではなく、横から見ると台 形になった銀色の部分 がワッシャーの役割を果たしているようです。
上部の部分にもブラックの平らなワッシャーがあるように見えますが、ここは上部のパーツと固定されており、平らなワッシャーではありません。

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これは確かに複雑な構造になっており、発売までに時間がかかったのも納得ですね。


なお、重量も従来品(レクサスNX用)は、約75グラムでしたが、新ロックボルト(レクサスLC用)は、 約102グラムと、若干重くなっています 。(わずか30g、でも4本では120グラム・・・)
しかし、ロックボルトになって軽量化されたと思いきや、結局従来のナットよりも重くなっているのでは?という疑惑が・・・


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では従来の車種(新型NX、IS等)にもこの新ホイールロックボルトが適合するかですが・・・
軽くはめてみたところ、一応ちゃんとはまります。(増し締めはしていません)
しかし、写真のようにロックボルト上部の形状が違うので、旧ホイールには新ロックボルトは使用しないほうが良いように思います。

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新型レクサス「NX用」のホイールロックボルトも同時に発売になったようですので、ぜひNXオーナーさんは試してみて下さい!
(ロックボルトの型番が画像と同じであれば、どの車種も共通の仕様になっているものと思います)

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さて、ところでレクサス「RX」用のものは、「2023年9月発売」になっていいます。
おそらく、ロックボルト単品のものは発売したけれども、見栄えのよい「ブラックフィニッシュ」加工のハブボルトセットが9月発売で、ロックボルト単品はすでに発売されたのでは、と推測しています。
このあたり、販売店もまだ情報が少ないかもしれませんが、気になる方はぜレクサスディーラーで確認してみてください!

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(*レクサスRXディーラーオプションカタログ  https://lexus.jp/models/rx/pdf/dealer_option.pdf  より)





2023年08月30日

レクサス新型「RX350h」ついに発表! 燃費が意外!

予定通り、2023年7月27日、新型レクサス「RX」の中核モデルとなる 「RX350h」 ("version.L"のみ)が発表となりました。
あわせて2024年モデルへと進化、初年度モデルで多くのユーザーから要望があった Dレンジ時のアンビエントライトが暗い問題が解決となりました。

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https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39554943.html
(*トヨタグローバルニュースルーム 「LEXUS、「RX」に2.5Lハイブリッドシステム搭載の「RX350h」を日本国内に追加導入するとともに、一部改良を実施」より)

新設定の「RX350h」でまず気になるのはなんといっても燃費。
NXと同じパワートレーンを搭載しますが、駆動用バッテリーは「NX」がリチウムイオン電池に対し、RX350hでは、バイポーラ型のニッケル水素電池を使用しているところが大きな違いしょうか。

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公表されているWLTCモード燃費の数値を比較すると次の通り。

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なんと、 「郊外モード」においては、「NX」と「RX」の差がありません
参考に一番下にNXとRXの車両重量を掲載していますが、約180kg〜190kgも「RX」の方が重いにも関わらず燃費が変わらないのは凄い!


しかし、「市街地走行」ではそれなりに燃費の差(2km/L程度)がつくようです。
それにしても、WLTCモードの郊外燃費でリッター20kmを超えるとは・・・!
通勤でほどほどの交通量があるバイパス等をメインに使用される方は、かなり経済的かもしれません。


その他、改良内容はニューリリースの通りで、納車待ちがまだ多数いらっしゃる(特にRX500h/RX350)ため、改良内容は最小限となっています。
先進装備には、納期を短縮するための「レスオプション」が加わっており、特に「ITS Connect」に関しては 居住地域によっては必要性を感じることは少ないため、レスオプションは嬉しいかもしれません。(浮いた金額で、「輻射ヒーター」を付けることができますし)

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なお、多くのユーザーから要望がされたと思われる 「アンビエントライト」が減光しすぎる点 に関しては、ついに改善されましたが、「OTA」によるアップデートについて触れていないので、新型NXと同様、すでに納車済の車両(2023年モデル)には不適用のようですね。ほんとはこういうのをOTA対応されるのを皆さん臨んでいると思うのですが・・・

それにしても、フロントドアポケットの照明は点灯しているかどうかわからないほど減光処理されていたので、果たしてどうなったか楽しみです。

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一方、ディーラーオプションでも若干の違いが出ています。

待望のホイールロックボルト(&ハブボルトセット)が登場!
発売は「2023年9月」となっていますが、レクサスLCや他車種では「すでに発売されているのでは」、との噂もあります。
このあたりは近日中に確認することといたします。

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また、「RX500h ”F SPORT Performance"」のメーカーオプションホイール(110,000円)が、ディーラーオプションとして登場。
価格は「399,300円」。さらにここから交換工賃も2.5万円前後はかかるので、結構コスト高です。
しかももともと設定されていた、DOPアルミホイール(タイプB)よりも0.5kg重いのでどれだけの方が選択されるかは未知数です。

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ニュースリリースには記載されていませんが、ステアリングフィール、乗り心地の進化など、目に見えない部分のファインチューニングはきっと行われているでしょうが、今回の新型RX(2024年モデル)の改良内容はとてもシンプルで実質的な年次改良は来年度に持ち越し、というイメージですね。

なお、新型「RXシリーズ」は「NX」と比べても納車済の台数はかなり少ないので、2024年モデルがどれぐらい進化しているかを比較・体感するのは難しそうですが、新設定された「RX350h」の市場での評判も楽しみですし、そしてオーダー再開が待たれる「RX500h」と「RX350」の早期オーダー再開を祈念したいと思います。

2023年08月27日

レクサス新型「LC」(LC500/LC500h)2024年モデル 従来モデルよりここが良くなったぞ!

レクサスLC500/LC500hは、高額車両かつ趣味嗜好性の高い大型クーペにもかかわらず初年度にかなり台数が出たモデルですので、今も2017年〜2018年式のLCにお乗りの方は多いのではと思います。
中古市場でも流通が多いのはこのあたりの年式で、2024年モデルとの外観はほぼ変わっていませんが、機能面では結構な違いがあります。
今回は、主な変更点をおさらいしてみたいと思います。

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■リモートエアコンの採用

ちょうど真夏ということもあり、20224年モデルでは「リモートエアコン」が使用できるようになったのは大変便利です!
ただし、新型「NX・RX」のような最新世代モデルとは異なり、シートヒーター/シートベンチレーションのオン/オフや、任意の温度への変更はできないようで、オートエアコンのオン/オフという簡易な機能のみのようです。(それだけでもずいぶん違いますが・・・)

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■セキュリティ(マイカー始動ロック)

2024年モデルではスマートフォンで操作し、任意のタイミングでロックできる「マイカー始動ロック」が備わったのはセキュリティ上大きいですね。
万一ドアを開放できてもエンジン始動が出来ません(イグニッションはオンになりますが、エンジンがかからない)

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■Lexus Safety System+2.5の採用

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2017年の発売から6年ぶりに進化して2024年モデルで採用された予防安全パッケージ「Lexus Safety System+(2.5)」。
交通標識(RSA)の表示や、先行車発信告知機能も備わるなど、利便性が高まりましたが、ハイビームシステムには、可変ライティング機能(アダプティブ方式)は不採用なので注意が必要です。
また、レーダークルーズ走行中のレーントレース機能はかなり向上しましたが、「Lexus Safety System+3.0」のものとは精度が違いますので、あくまで補助的なものと考えて方が良いです。


■パノラミックビューモニター(PVM)の採用

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2024年モデルでは、高解像度の「パノラミックビューモニター」が採用されたのは嬉しいですね。
従来の10.3インチのものに比べ、解像度が大幅に高まり、視認性が高まりました。そのため、タイヤの向きや道路の状況もよくわかるので、駐車時のみならず、駐車場から道路に出る際の縁石や路面の確認の際にも活躍します。
スイッチも押しやすい場所にあるので大変良いです。

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■新ナビゲーションシステムの採用

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まだまだ賛否両論の新ナビゲーションシステムは、12.3インチに拡大された「ワイドディスプレイ」を生かした2画面機能がないなど利便性という面では今ひとつですが、きれいな描写の地図、正確なルート案内、到着予想時刻など、ナビの本性能は高いと思います。「OTA」での機能改善をぜひ楽しみにしています!(そういえば、安全支援アップデートはその後どうなったんでしょうか・・・)


■新意匠ホイール&タイヤ&ハブボルト締結方式の採用

2024年モデルではレクサス「F」モデルを彷彿とさせる新デザインの鍛造ホイールが新設定。
よりスポーティな感じがしてとてもかっこいいホイールと思います。
また乗り心地重視の方のために、ランフラットタイヤはオプション化、ノーマルタイヤが標準仕様となりました。

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■オレンジブレーキキャリパーの採用

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前期モデルでは選択できませんでしたが、2021年の改良で「オレンジキャリパー」が全グレードでメーカーオプション採用されています。
しかし、カタログでは今だにイメージ画像も含め表示されていないのが不思議です。
LCの特別仕様車では「ブラック」のみとなっていますが、様々なカラーが選択できると嬉しいですよね。


■ナノイーXの採用

2023年モデルから、「ナノイーX」が採用されています。
もともと「ナノイー」は採用されていたので、実質的にはあまり変わらないと言えますが・・・

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■USB Type-Cの採用

充電用USBは15W相当で高速充電できるType-Cを2024年モデルで採用(マルチメディア再生用は従来どおりType-Aを採用)
ただし、端子の数自体には変更ありません。

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■パワーイージーアクセスシステムの採用

エンジンのオン/オフにあわせ、運転席のシートのやステアリングが自動的に降車しやすい位置に移動する「パワーイージーアクセスシステム」は2020年初夏の改良で実装されましたが、大変便利な機能です。
2017年デビュー当時のLCに備わっていないのが意外ですよね。

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■ワンタッチウィンカーの採用

高速道路での車線変更などに有用な「ワンタッチウィンカー」が2024年モデルで採用されました。
「ちょん」とレバーを入れるだけで自動的に5回点灯する仕組みです。これで社外キットは不要になりますね。

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■カードキーの採用

信じられませんが、2017年発売当時はカードキーの設定がなく、2018年夏の初めての年次改良で採用されました。
ただし、カードキー自体は他のレクサス車と同じです。(スマートキーは、LSとLCのみ専用の素材を使用)
LCには、デジタルキーは採用されていませんので、持ち運びには便利ですね。

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なお、モデルとしては成熟の域にある新型レクサス「LC」ですが、残す進化は基本性能のチューニング程度でしょうか?

あとは快適性を高める仕様についてはこれ以上の進化はなさそうな感じがします。
ナビ/オーディオ関係では、レクサスオーナーおなじみの ブルーバナナ製「TV/NAVIキャンセラー」に関して、LC500 2024年モデルにて、現在適合確認をしてもらっています。
適合確認ができましたら、レポートさせていただきます。
LCの2024年モデルは、ディスプレイが別体になったことにより、より分解手順が複雑になっているようです。(メーターフードを取り外さないと、ディスプレイにアクセスができない)

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2023年08月19日

レクサス新型「LC」(LC500/LC500h)2024年モデル 従来モデルよりここが良くなったぞ!

レクサスLC500/LC500hは、高額車両かつ趣味嗜好性の高い大型クーペにもかかわらず初年度にかなり台数が出たモデルですので、今も2017年〜2018年式のLCにお乗りの方は多いのではと思います。
中古市場でも流通が多いのはこのあたりの年式で、2024年モデルとの外観はほぼ変わっていませんが、機能面では結構な違いがあります。
今回は、主な変更点をおさらいしてみたいと思います。

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■リモートエアコンの採用

ちょうど真夏ということもあり、20224年モデルでは「リモートエアコン」が使用できるようになったのは大変便利です!
ただし、新型「NX・RX」のような最新世代モデルとは異なり、シートヒーター/シートベンチレーションのオン/オフや、任意の温度への変更はできないようで、オートエアコンのオン/オフという簡易な機能のみのようです。(それだけでもずいぶん違いますが・・・)

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■セキュリティ(マイカー始動ロック)

2024年モデルではスマートフォンで操作し、任意のタイミングでロックできる「マイカー始動ロック」が備わったのはセキュリティ上大きいですね。
万一ドアを開放できてもエンジン始動が出来ません(イグニッションはオンになりますが、エンジンがかからない)

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■Lexus Safety System+2.5の採用

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2017年の発売から6年ぶりに進化して2024年モデルで採用された予防安全パッケージ「Lexus Safety System+(2.5)」。
交通標識(RSA)の表示や、先行車発信告知機能も備わるなど、利便性が高まりましたが、ハイビームシステムには、可変ライティング機能(アダプティブ方式)は不採用なので注意が必要です。
また、レーダークルーズ走行中のレーントレース機能はかなり向上しましたが、「Lexus Safety System+3.0」のものとは精度が違いますので、あくまで補助的なものと考えて方が良いです。


■パノラミックビューモニター(PVM)の採用

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2024年モデルでは、高解像度の「パノラミックビューモニター」が採用されたのは嬉しいですね。
従来の10.3インチのものに比べ、解像度が大幅に高まり、視認性が高まりました。そのため、タイヤの向きや道路の状況もよくわかるので、駐車時のみならず、駐車場から道路に出る際の縁石や路面の確認の際にも活躍します。
スイッチも押しやすい場所にあるので大変良いです。

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■新ナビゲーションシステムの採用

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まだまだ賛否両論の新ナビゲーションシステムは、12.3インチに拡大された「ワイドディスプレイ」を生かした2画面機能がないなど利便性という面では今ひとつですが、きれいな描写の地図、正確なルート案内、到着予想時刻など、ナビの本性能は高いと思います。「OTA」での機能改善をぜひ楽しみにしています!(そういえば、安全支援アップデートはその後どうなったんでしょうか・・・)


■新意匠ホイール&タイヤ&ハブボルト締結方式の採用

2024年モデルではレクサス「F」モデルを彷彿とさせる新デザインの鍛造ホイールが新設定。
よりスポーティな感じがしてとてもかっこいいホイールと思います。
また乗り心地重視の方のために、ランフラットタイヤはオプション化、ノーマルタイヤが標準仕様となりました。

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■オレンジブレーキキャリパーの採用

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前期モデルでは選択できませんでしたが、2021年の改良で「オレンジキャリパー」が全グレードでメーカーオプション採用されています。
しかし、カタログでは今だにイメージ画像も含め表示されていないのが不思議です。
LCの特別仕様車では「ブラック」のみとなっていますが、様々なカラーが選択できると嬉しいですよね。


■ナノイーXの採用

2023年モデルから、「ナノイーX」が採用されています。
もともと「ナノイー」は採用されていたので、実質的にはあまり変わらないと言えますが・・・

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■USB Type-Cの採用

充電用USBは15W相当で高速充電できるType-Cを2024年モデルで採用(マルチメディア再生用は従来どおりType-Aを採用)
ただし、端子の数自体には変更ありません。

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■パワーイージーアクセスシステムの採用

エンジンのオン/オフにあわせ、運転席のシートのやステアリングが自動的に降車しやすい位置に移動する「パワーイージーアクセスシステム」は2020年初夏の改良で実装されましたが、大変便利な機能です。
2017年デビュー当時のLCに備わっていないのが意外ですよね。

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■ワンタッチウィンカーの採用

高速道路での車線変更などに有用な「ワンタッチウィンカー」が2024年モデルで採用されました。
「ちょん」とレバーを入れるだけで自動的に5回点灯する仕組みです。これで社外キットは不要になりますね。

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■カードキーの採用

信じられませんが、2017年発売当時はカードキーの設定がなく、2018年夏の初めての年次改良で採用されました。
ただし、カードキー自体は他のレクサス車と同じです。(スマートキーは、LSとLCのみ専用の素材を使用)
LCには、デジタルキーは採用されていませんので、持ち運びには便利ですね。

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なお、モデルとしては成熟の域にある新型レクサス「LC」ですが、残す進化は基本性能のチューニング程度でしょうか?

あとは快適性を高める仕様についてはこれ以上の進化はなさそうな感じがします。
ナビ/オーディオ関係では、レクサスオーナーおなじみの ブルーバナナ製「TV/NAVIキャンセラー」に関して、LC500 2024年モデルにて、現在適合確認をしてもらっています。
適合確認ができましたら、レポートさせていただきます。
LCの2024年モデルは、ディスプレイが別体になったことにより、より分解手順が複雑になっているようです。(メーターフードを取り外さないと、ディスプレイにアクセスができない)

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2023年08月14日

レクサスLC500 2024年モデル 納車されました!その2

さて、納車された「LC500」2024年モデルについて、ファーストインプレッションです。

まずは気になるエンジン/マフラーサウンドです。一部では「騒音規制により静かになったのでは?」との噂もありましたが、結果としては、前期モデルと同様で変更ありません。エンジンオン時のバルブが開いた爆音は健在です!
よって、これからご検討される方もご安心ください!

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動き出してすぐ気づくのは、圧倒的に向上した「乗り心地の改善」です。
実際は、最初の年次改良[2018年夏]の改良でサスペンションの様式(伸圧独立オリフィスを採用)が変わっているほか、ほぼ毎年乗り心地には手が入っているので、乗り心地が良くなっているのは当然なのですが、初年度(2018年モデル)からは別の車といってもいいぐらい改善されています。
道路のアップダウンで、路面に吸い付くようにサスペンションが伸縮して路面に追従しており、リヤが「跳ねる」感じがかなり低減されています。
とはいえ、首都高速道路等の「ジョイント」のつなぎ目などのショックはしっかりと伝わってきていますが、だいぶ不快感は改善された印象。

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これが「ノーマルタイヤ」だと更に良くなっていると思うと、乗り心地重視の方はノーマルタイヤを選択されるのが良さそうです。
ただし、当方装着タイヤがミシュランではなく、ブリヂストンの 「POTENZA S001L RFT」ということもあるかもしれませんし、2021年モデルから装着された「パフォーマンスダンパー」による効果もあると思いますが、乗り心地は相当に改善されました。
タイヤのサイドウォールのかっこよさなど、ビジュアルはミシュランの方が良いですが、ブリジストン 「POTENZA S001L RFT」は乗り心地に定評がありますから、結果としてよかったかもしれません。

https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2020103001.html

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さて、当方が今回、LC2024年モデルに買い替える最大のきっかけは、先進予防安全装備のアップデートとも言えます。
このままアップデートされずにモデル終了かとも噂されましたが、ようやくアップデートされた先進予防安全装備の「Lexus Safety System+2.5」では「LTA(レーントレーシングアシスト)」に注目です。
LCは2024年モデル登場までは、レクサス車では唯一となる「LKA(レーンキーピングアシスト)」搭載車で、その精度はお世辞にも高いとはいえず、レーン内を「ジグザグ走行」するシロモノで、ほぼ使い道がありませんでしたが、今回のアップデートで、十分実用的になりました。

ただし、当方のLC500”S Package"を首都高神奈川線から、東名高速道路(横浜町田〜御殿場近辺)で使用してみたところ、先行車両が存在する場合の制御は特に気にならないものの、先行車両がいない状態では、走行レーン内の「左端」に寄りがちな制御なのは気になるところです。
実際はセンターライン中央を走行しているのかもしれませんが、どうも左寄りな感じがして、少し怖さがあります。

ステアリングも静電容量式ではなく、トルク感応式のようで、手に添えているだけではLTA制御の中止メッセージが頻繁にでますので、第4世代レクサス車になれると少々不便に感じるところもありますが、渋滞時の支援としては十分使い道のある、「LTA」に進化していると思います。(たとえば、東名高速道路の下り、大井松田から先の「右ルート」は、ほぼレーントレーシングアシストの自動操舵で走行が可能です)
渋滞時には積極的に使用していきたいですね。

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高速道路走行時には、LC500”S Package”のみ設定されている、ギア比可変ステアリング”VGRS”と、後輪操舵の”LDH(レクサスダイナミックハンドリング)”に注目です。
前者は、速度域があがるとステアリングが重く、よりどっしりとした操舵感になりますが、これは好みが分かれそうです。
LDHに関しては、初期のLCでは高速道路走行時の「直進性に問題あり」、とメディアで評されていたいと思いますが、今回の2024年モデルではそのようなことは感じられませんでしたので、熟成により改良されたのでしょう。
とはいえ、ほぼ直進走行のみの走行しかしていませんので、ぜひ休日にワインディング・ロード走行もしてみたいです。
なお、「LDH」の後輪操舵のメリットである
「小回りの良さ」は日々の駐車時にすぐ実感できます。このボディサイズ、21インチタイヤ装着で最小回転半径が「5.3m」はありがたいですね。

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なお、レクサスのV8エンジン特有の低速時のトルク感の乏しさは変わっておらず、新型レクサス「NX350h」や「NX450h+」といったモーターパワーが強い車種に慣れてしまうと、LC500を同様の感覚で乗ると、物足りなさがを感じます。たとえば、信号で右左折する際に徐々にアクセルオンをしていくようなよくあるシチュエーションでは、ここ最近のハイブリッドカーはモーターアシストにより静かで力強い加速ができますが、「LC500」はではしっかり踏まないとちょっと「もっさり感」があります。
もっとも改良情報では、日常領域の乗りやすさは向上しているはずなので、今後印象が変わってくるかもしれません。

前車「LC500h」でも感じていたことですが、ちょっとした街中走行では、V6+"マルチステージハイブリッド"の「LC500h」の方がスムーズで速さを味わうことができますので、「LC500h」がどのように2024年モデルで進化しているのか(それともしていないのか)もぜひチェックしてみたいところです。

個人的には、LCのPHEVモデル(LC550h?)や、V8エンジン+出だしの加速時のみHEVのバッテリーで支援するような仕組み(マイルドハイブリッドシステム)があるだけでもかなり魅力的なのではと思っています。

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2017年デビュー時は世界最多段数であった「10速オートマチックトランスミッション」については、低速度のギクシャク感が低減されていると感じました。(試乗したのが2018年モデル、2021年モデルぐらいなのであまり進化度合いがわかりませんが、今のところ、不快なシチュエーションは発生していません。)
シフトダウンのブリッピングサウンドは健在で、質の良いマグネシウム製のパドルシフトでのシフトダウンが気持ち良いですね。

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燃費については、まだこれからではありますが、街乗り中心であれば、リッターあたり「5〜6km」ほど、高速道路走行では「12km」あたりでした。
10速ATのおかげで、高速道路での燃費の良さが嬉しいですね!

そして、新採用された「パノラミックビューモニター」はとても便利です。
駐車するのが難しいLCですが、真上からのカメラ映像に加え、解像度の高いモニタなのでタイヤの位置もしっかりわかるのが嬉しいです。

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インテリアに関してはいろいろ触ってみましたが、見事に変わっていません(笑)
このご時世ですからスマホの「おくだけ充電」もあって良いように思いますが、レクサス車では珍しい「非装備」ですし、充電ケーブルが内部でひっかかりやすいコンソールボックスもそのまま・・・(運転席側からしか開閉できないし)

カップホルダーは前後2箇所ありますが、いずれも追加照明もありませんし、小物入れについても増減なし。「使い勝手」の面での進化は潔いほどありません。スペシャルティカーではありますが、もう少しユーザーからの要望を踏まえて改良が行われても良いように思います。

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今回の改良点で気になる点の最右翼である、「助手席側前のダッシュボード」に関しては、昼間は若干無機質になりますが、濃いブルーなので、さほど「壁」感や強い違和感ははありません。
とはいえ、「新型車であればこのようなデザインにはしない」、「この空間は一体何なんだろう」というのが素直な感想です。レクサスのフラッグシップモデルなのですから、「ツインディスプレイ化」やアンビエントライトで発光するなどのギミックはやっぱり欲しかったなぁ・・・

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なお、夜間ですが、しっかり「D」レンジではきれいな造形の「アルカンターラ・ドアトリム」を照らすアンビエントライトですが、残念ながらほとんど点灯しているかどうか判断できないぐらい減光されます。
2024年モデルだし、(NXやRXのように減光制御が廃止されていないかと)期待していたのですが、ダメでした・・・
ブルーのアルカンターラは色が濃いので、せっかくのおしゃれな造形が夜間はあまり見えないのが残念です。「P」レンジぐらいの照度がちょうどよいのですが、ここはぜひ改良してほしいところですが、なかなか実装されません。(減光あり/なしの設定を追加してくれるだけでいいのですが)


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ナビゲーションシステムについては、サービスエリア/ジャンクションの「通過予想時刻」が反映されていました!
一部車種では未だに未対応のようですが、2024年モデルの「LC」では最初からアップデートされていたのは嬉しいです((LX(2022.01-)、UX(2022.07-)、ES(2022.08-)も対応済なので、当然といえばそうですが)

ナビゲーション本来の性能は高性能で、到着予想時刻の正確さやルート案内については大変信頼できるすばらしいナビゲーションシステムではありますので、多数寄せられている要望(2画面対応、ビジュアルの改善)などを一日も早く期待したいところです。

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まだまだ200km程度しか走行していませんが、久々の純ガソリン車ですので、うまくセカンドカーの「NX350h」、仕事用の「ヤリスクロス GR SPORTS(HEV)」と使い分けをして楽しんでいきたいと思います。

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2023年08月12日

レクサスLC500 2024年モデル 納車されました!その1

連休初日の7月15日、ついに待望のレクサスLC500 “S Package 2024年モデルが納車されました。

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契約から納車まで約4ヶ月弱。契約当時はまだレクサス車の納期が全体的に不安定でしたが今やほとんどのモデルが3ヶ月程度の納車待ちとなっており本当に生産状況が改善されましたね。
新車納車のプレゼンテーションルームにはしっかりとベールをまとったLC500が!

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さて、今回のボディカラーも定番のホワイトノーヴァガラスフレーク。
特別仕様車 EDGE で「マットホワイト(HAKUGIN)」が新設定されましたが、このスポーティモデル用のホワイトカラーであるホワイトノーヴァガラスフレークはデビューから10年以上経過していますのでそろそろ刷新して欲しいところです。

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タイヤは今回からメーカーオプションとなった、ランフラットタイヤを選択。
ビジュアルも素敵なミシュランを期待していたのですが、ブリヂストンのポテンザでした。
ホイールは新設定の鍛造21インチで大変かっこいいですが、既報どおり、切削光輝部分の先端が尖ってないのがちょっと不満です…。
でも全体的にこの新型鍛造ホイールは、RCF/GSFのホイールっぽさもありとてもカッコいいと感じます。

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エアバルブ周辺のパーツは、今回、ブラック仕上げに変更されていました。
ホイール締結がハブボルト仕様となったことでホイールのセンター部分もとてもすっきりしましたな。

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インテリアは、2024年モデルで新設定された、ブルー&ホワイト。
契約当初は詳細なカラーリングや各部の素材が分からず冒険でしたが、結果的には大変素晴らしい内装でした。
もっとも、このカラーがなければ契約はしていませんでしたが…

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ただし、なぜかS Packageでも、このブルー&ホワイトのみ、ルーフやピラー、バイザーはアルカンターラではなくて、ベレーザ素材となります。こちらでも十分な質感なのですが、しっとりとして手触りでの毛足の変化が感じられるアルカンターラではないのが注意が必要です。
これはぜひ開発陣に問い詰めたいです…(笑)

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バイザーは薄型なので、カードホルダーが相変わらずありません…
駐車券を保管する場所がなくてなにげに不便ですが…私だけなのかなぁ…
また唯一バイザー照明だけが電球仕様ですが、今は暖色系のLEDもありますからぜひLED化してほしいと思いました。

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ホワイトシートは汚れが気になるところですが一番汚れの目立つシート座面のサイド部分が2024年モデルではホワイトではなく、ブルーに変更されているのは大変良いですね!

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カーペットもホワイトですが流石に真っ白ではなく、少し黄色がかったオフホワイト。
フロアマットはブリージーブルーですが、カーペットのカラーとちょっと違うのは気になりますが、流石にホワイトのフロアマットは維持も大変なのでしょうがないですね。

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なお、想像できたことですがリヤシートは合成皮革のL-Tex。
こちらも契約当初は素材が不明でした。まぁ、でもホワイトのアルカンターラは汚れがついたらおしまいなのでアルカンターラではなく合成皮革なのはやむをえないのは理解できます。

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インテリアはナビディスプレイ以外はほぼ同じですが、ブルー&ホワイト内装においては助手席前のアクリルパネルが廃止され、革巻きパネルとなったのはそれほど目立たないのは良かったですが、明るい場所ではしばらく違和感がありそうです。
ここは特別仕様車のアルカンターラ巻きに変更したいですが現時点ではまだ部品番号の設定がないようです。

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ドアトリムはブルー&ホワイト内装でもアルカンターラが使用されていて大変質感が高いです。
LEDアンビエントライトは上質ですが、やはりDレンジでは、減光処理が入ってだいぶ暗くなりますね。
減光処理のオン/オフが選択できればいいのに…

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トランクルームについては従来モデルと同様、意外と奥行きがあり実用的です。
トランクの照明が少し暗めなのと、いまだにイージークローザーがつかないのは残念です。
アクティブリヤウイングやカーボンリヤウイング装着車は重量増でトランクを閉めるのにも気を使うので、メーカーオプションでも良いのでクローザーは欲しいですね…

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新型LC500、とても気分のあがるコックピットや適切な位置にあるステアリング、と質感の高いインテリアはスペシャルティ感があり、良い車に乗っているという満足度があります。

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前期モデルにお乗りの方は、外見の刷新がほぼないので、なかなか乗り換えにも躊躇されると思いますが。6年の間にほぼ毎年改良されているだけの細かなアップデートの積み重ねがありますので、ぜひチェックしてみてください!

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2023年08月07日

トヨタ ヤリスクロス 「GR SPORT」 納車されました!

仕事用として購入したセカンドカー、「ヤリス クロス GR SPORT」がようやく納車となりました。
新車はオーダーストップだったので、少しコストはかかりましたが新古車をセレクト。走行距離10kmの新車でした。

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今回、「ヤリスクロス」にした理由は、業務上、走行距離が年間1万キロは超えそうなので、このまま「NX350h」を使用したままだと、メンテナンスコストや走行距離によるリセールヴァリューの低下も気になるところですので、より扱いやすいコンパクトクラスの車で、価格も抑えた仕様となると「ヤリスクロス」が当方のニーズに合致していたように思います。(なお、レクサス「NX350h」はまだ所有しております)

<ニーズ>

・幅は1800mm、全長4500mm以内
・燃費がよい(1Lあたり20kmは超えたい)
・先進安全装備が”Lexus Safety System+2.5”相当
・360度カメラ(パノラミックビューモニター相当)装備
・ハッチバック。そして荷物がある程度積める
・価格は300万円程度
・リセールバリューが高め
・カスタマイズパーツが豊富

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それにしても、「ヤリスクロス」は街なかで多数見かけるのですが、ヤリスクロスの「GR SPORT」を見かけたことは一度もないので新鮮でした。
(とはいえ、それほどの外観の違いはないので、クルマ好きでないと見分けはつかないですね・・・)

リヤバンパーは専用なのですが、なかなかスポーティで良いですね。
そしてハイブリッドエンブレムはここ最近の新タイプでなく、古いままなんですね。

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スマートキーは「GR」専用タイプ、そしてちゃんと2コ付属していました。
レクサスも「F SPORT」は専用のスマートキーが欲しいところですね。

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ヤリスクロス「 GR SPORT」を検討し始めたのは、つい2ヶ月ほど前なので、実車を見る機会もなく、情報を得たのは「ワン速Tube」等、YouTubeの動画のみでした。




SUVタイプの車なのに、「フォグランプ」が全車オプションなんですね。
そして、タイヤ&ホイール、そしてレッド塗装のキャリパーペイントが「GR SPORT」専用装備なので外観のアクセントとなりますね。

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インテリアは、GR SPORT でほぼ「ブラック」ですが、ベースが中間グレードの「G」なのでかなり質素です。
しかし、無駄な分割線が少なく、パーツの部位によりシボや表皮仕上げが異なっているので、それほど安っぽい感じは受けません。質素ではありますが、「見せ方」は結構上手な感じです。

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嬉しい誤算は、ステアリングのデザインや質感が良かったことです。
小径で扱いやすいですし、質感も十分です。メーターもギアとスピードメーターが別になっているタイプで、単に全面液晶タイプよりもこちらの方が今となっては独自性もあって良いと思います。

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センターコンソールに「アームレスト」がないのは知っていたのですが、やっぱり寂しい(笑)
ここは、2024年初といわれる年次改良モデルでの改良に期待したいところです。
しかし、トレイの内側はちゃんと表面塗装仕上がされていてむき出しのプラ樹脂ではないことは好印象です。


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とはいえ、助手席前はちょっと殺風景なので、多数販売されているディーラーオプションや社外品パーツなどで加飾してみたいと思います。
また、インナードアノブは毎回乗降時に手で触れる部分ですが、プラ素材そのもの、という感じなのでなんとかしたいですね。(しかも夜だと、どこがレバーかわかりにくい・・・)

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さて、納車にあたり、今回のヤリスクロス「GR SPORT」は新古車なので、フロアマットを含むディーラーオプションもまったく装着されていないので、価格と品質のバランスがよい、アルティジャーノ社のフロアマットを準備しました。今回はGR SPORTなので、「赤」を基調としたカラーをセレクト。

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助手席と後席足元は、はフロアマットを固定する「フック」がないんですね・・・
ここはレクサス車との違いですね。こういう部分の積み重ねで価格の差が出ているんだな、としみじみ感じました。

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ラゲージはボードが上下2段に分かれていて使いやすそうでした。マットも分割式のタイプをチョイスしたのでバッチリでした。
収納力もしっかりあるのはヤリスクロスの魅力ですね!

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▼楽天 アルティジャーノ ヤリスクロス フロアマット&ラゲージマット (R1000)




「上級グレードの「Z」ベースであれば満足度も高いのですが、「G」ベースなので、ざっと見た感じ以下の装備がないのは痛いです。
どれもついていて当たり前の装備だったので、あらためて(価格を考えると当然なのですが)違いを感じます。
GR SPORTを購入するオーナーの嗜好を考えると、「Z」ベースで15万ぐらい高価になっても良いのではと感じます。

・フットランプ等アンビエントライト
・運転席6wayパワーシート
・シートヒーター&ステアリングヒーター
・助手席サンバイザー照明(&ミラー)
・ラゲージ用アクセサリーソケット


ドアトリムは、セーレン社の人工皮革「AIRNUBUCK」(エアヌバック)が使用されていて手触りが良いですね。
ウルトラスエードやアルカンターラのような手の指跡が残るようなタイプではなく、かなり薄い素材ですが、上質感はあります。
もう少し採用部位が多くと嬉しいですね。

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「ヤリスクロス ”GR SPORT”」しばらくメインの相棒となりますので、レーダー探知機、ドラレコ設置、インテリアランプのLED化や増設など少しずつやっていこうと思います。

2023年08月02日

レクサス「UX200」を12月で販売終了、しかし気になるモデルも・・・?

レクサスのSUVタイプのエントリーモデルである「UX」に関しては、発売から約5年が経過。
2022年夏にはインテリアの刷新を行ったものの、他モデルに比べると比較的小規模な変更に留まっており、本格的な改良が待たれるところですが、さりげなくガソリンモデルの「 UX200 」が2023年12月をもって 販売終了 することがアナウンスされています。

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最新の「工場出荷目処一覧」においてもしっかりと記載されていますし、車種専用ページにも記載されています。

https://lexus.jp/news/info/delivery/


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今回生産終了がアナウンスされている「UX200」に関しては、2.0Lの新型自然吸気エンジン「M20A-FKS」と、新トランスミッション「Direct Shift-CVT」を搭載した期待のモデルでしたが、残念ながら販売面では苦戦。
当方調べではUXシリーズの中ではおおむね、「12〜13%程度」のシェアしかなかったようで、85%以上のユーザーがハイブリッド車の「UX250h」を選択していたようです。


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「UX200」が廃止された後ですが、特許情報プラットフォームで商標登録状況を見ると「 UX300h 」が計画されていることが判明しています。

これが既存のパワートレーンを流用しての「UX300h」なのか、新開発のパワートレーンを投入するのかは不明です。
レクサス「NX」や「RX」に搭載されている現行型の2.5Lエンジン(A25A-FXS)をそのまま搭載すると、ネーミングは「UX350h」となるはずなので、出力を落としてデチューンした仕様になるのでしょうか?(流石に旧:ISやNX,GS等で搭載されたものとは思えませんし・・・)

それとも、「LX600」のネーミングのように、「LS500」と同水準のエンジンを搭載するにもかかわらず従来型よりパワーが有る、という意味で排気量とは全く関係のないネーミングを採用・・・という法則で「UX250h」を上回るパワーが得られるため、「UX300h」と名付けるのかもしれません。

特許情報プラットフォーム
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/t0201


さて、レクサス「LBX」が発売されると、「UX」の存在感が低下しそうではありますが、そのテコ入れ策としても「UX300h」といった新パワートレーンの投入が待たれますね。デビューから5年が経過していますので、そろそろ内外装のリファインも欲しいところです。

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さて、その他レクサス車においては以下のネーミングも2022年から2023年上期にかけて商標登録(出願)されています。
果たしてこれが実際に日本市場に登場するかどうかはわかりませんが、それぞれどのようなクルマかイメージが湧いてきますね。


「LX700h」


「RZ300e」


「LFR」




2023年07月20日

レクサス新型「RX350h」ついに受注開始、価格に驚き?

いよいよ2023年も前半が終わり7月となりました。
自動車の生産も以前よりは安定してきたようで、超長期間の納車待ちで受注していなかったクルマが受注再開をするなど動きが見られるようです。
レクサスでも、しばらく受注がストップしていた人気SUVモデル「RX」において2024年モデルとして新規に設定される ハイブリッドモデル「RX350h」 の受注が進んでいるようで、当方のもとにもご契約いただいた方からの情報を頂いております。

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(北米レクサス公式サイト  https://www.lexus.com/models/RX-hybrid より)

これまでは一部のオーナーに優先して案内が行われていたようですが、つい先日(6月29日頃)からは大々的に受注をしている販売店が多いようです(いわゆる「デイリーオーダー」)。新規に追加設定される「RX350h」以外にも受注を再開しているモデルがあるようですので、新型RX(特に「RX350h」)が気になる方についてはぜひお近くのレクサスディーラーへお急ぎください。


では「RX350h」に関し、いちばん気になるのはその価格です。

<予想価格一覧> (正式発表は7月下旬の模様)

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既報通り、日本市場においては 「RX350h」に関しては、当面ラグジュアリー仕様の"version.L"のみ となっているようです。

価格設定も従来のレクサス車からはちょっと想像を超える(?)価格設定となっており、この価格を見て「契約を断念した」、という方の声も聞こえてきています。従来「RX」はコストパフォーマンスに優れるのも人気であった一因であると思いますが、通常のハイブリッドモデルでコミコミ「800万円〜850万円」と考えると、昨今の資源高・物価高を考慮しても、高い印象を受けますね。

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なお、販売店の受注枠にもよりますが、現時点では、新設定される「RX350h」に関してはおおむね「年内納車」が可能となっているようです(おおむね4か月前後の納期?)。

なお、「RX350h AWD」については、価格差が「約151万円」とRX350h FFモデルに比べ「約11万円」大きくなっていますが、これは標準装備が充実しているからと考えられます。

※いただきました情報により記事内容を修正しております。

・デジタルインナーミラー 44,000円
・ドライブレコーダー(録画機能付) 42,900円
・ITS Connect 27,500円

・NAVI-AI-AVS 110,000円

これらの先進装備が「AWDモデル」には標準装備されており、「FFモデル」はこれらがメーカーオプションとなっているため、その価格差が「約11万円」あると考えると妥当な価格設定となっています。(これらを非装備とし、納期を早める「レスオプション」も存在する模様です)


<価格考察〜対NX>

ガソリンモデルである「RX350”F SPORT”」と「NX350"F SPORT"」とでは、 約98万円の価格差 があり、これは「RX」と「NX」の車格差を考えると妥当であり、もう少しRXの価格設定が高くても良いぐらいと思います。
(個人的には100万〜110万円ぐらいの価格差かな、と思っています)

しかし、今回満を持して登場するハイブリッドモデルである「RX350h"version.L"」においては、 「NX350h"version.L"」との価格差が「約140万円(FF)〜150万円(AWD)」まで拡大 しており、これは相当なインパクトがあります。

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<価格考察〜対RX450h+>

従来は「PHEVモデル」と「HEVモデル」の価格差は100万円を超えるのが定番だったかと思いますが。 今回の「RX450h+」と「RX350h」では価格差が約76万円まで縮小 しています。

東京都のように、国からの補助金に加え、地方自治体からも補助金が出てかつ「自動車税」も免税(もしくは低減)がある場合は、プラグインハイブリッドモデルの「RX450h+」との実質的な価格差がほとんどなくなりますので、振動の少なさやモーターパワーの力強さなどを考えると「RX450h+」を検討される方も増えるのではと思います。
逆に言えば、それだけ「RX350h"version.L"(AWD)」の価格が割高に見えてしまう、ということになります。

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新型「RX350h」は間違いなく、「走行性能、燃費、静粛性、居住性」を備えるモデルで売れ筋となるのは間違いないと思いますが、これだけ価格が高くなると、「RX350」(ガソリンモデル)もしくは車格がアップした「NX」、その他のブランドの競合車に移行するユーザーの方も増えるのではないかと思います。

2023年07月18日

新型レクサス LC500 特別仕様車”EDGE”実車レポートVol.2

東京・青山に続き、愛知・名古屋駅前のミッドランドスクエアにて展示されていた、レクサスLC500 特別仕様車”EDGE”(日本仕様版)をチェックしてきました!

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青山とは異なり、今回の2024年モデル特別仕様車”EDGE”の特別装備を中心にパネル展示もありました。

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名古屋会場のミッドランドスクエアは名古屋駅前の一等地に位置するだけあり、さすがに東京・青山のインターナショナルギャラリーより人も多く、常に多くの人がLCの造形美をじっくり観察されているようでした。
フロント部分の変更点は、東京・青山の北米仕様では目立っていたフェンダーの「リフレクター」が消失していることで、こちらの方がスッキリしていますね。

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ホイールも(当然ですが)変更なし。
タイヤもミシュランパイロットスポーツ S5で同一でした。

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リヤも北米仕様との違いは、テールランプサイドの「LEDサイドマーカー」がなくなっているぐらいでした。

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マフラー部分の「漆黒メッキ」は北米仕様も同様ですが、さりげないスポーティさの演出でとても良いと思います。

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さて、注目のインテリア!
まずは専用のスカッフプレートですが、シンプルな仕上げになっています。「LEXUS LC」の車名ロゴが、カッコいい!

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ドアトリムについても変化なし。
下部のドアポケット内に、ラバー加工でもされているかな・・・と期待していたのですが特にありませんでした((泣))

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ステアリング周りも変化はありませんでした。
フル液晶メーターでないのは賛否あると思いますが、可動式のメーターリングはカッコいいですね。
ステアリング&ステアリングスイッチの仕上げも上質で、レクサスLC専用意匠のステアリングとなっています。


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日本仕様は、「センターコンソールのすべてがアルカンターラではないのでは?」との情報をいただきましたが、展示車は、北米仕様と同じく、センターコンソールボックスだけでなく、「シフトレバーパネル」、「ボリュームスイッチパネル」などすべてがアルカンターラで上質でした。


”EDGE”の装備一覧によると、明確にアルカンターラ仕様なのは「センターコンソールボックス」です。
シフトパネルやボリュームノブ周辺のパネル類について、レザー仕上げとなるか、アルカンターラとなるのか・・・?
私的には、写真の仕様のようにセンターコンソールパネル周りはすべてアルカンターラ仕上げのほうが満足度が高いのではと思います。(ただ、現実的には、ドリンクが万一こぼれた場合などの「シミ・汚れ」を考えると、レザー仕上げの方がお手入れはしやすいですね。
アルカンターラ部分にコーヒーでもこぼれると大変なことになりますので・・・

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シフトパネル、オーディオパネル周り。
今回シートヒーター呼び出しスイッチ、パノラミックビューモニタースイッチがついたパネル部分ですが、その質感はレクサス新型「NX」で使用されている塗装処理済のセンターコンソールパネルと同素材でした。
指紋跡が残らないよう、あえて金属調塗装にしなかったのかもしれませんね。
私的にはもう少し加飾が欲しかったところです。

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それにしてもアルカンターラ仕上げになると上質感が増しますね!(当方好みです!)

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さて、あらためて外付けされたナビディスプレイと、助手席前の「壁」ですが、ブルー内装ですと、それほど違和感はありません。
ダーク系の色であればそれほど気にならないかもしれません。
”EDGE”はアルカンターラ仕様で、手や指の跡により「模様」がつくので、のっぺりとしないのがいいですね。
ただ、各パーツがスッキリとしたデザインで配置されている中、ディスプレイ部分の後付感はやはりありますね。

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オーカー色(茶色)の場合はやたら違和感がありましたが。。。

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ブルーのアルカンターラ仕様だともともとのデザインを知らなければ違和感はないかもしれません。

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メーターフードもしっかりアルカンターラ仕上げです。
ダーク系のカラーなので映り込みも全く問題ありません。(日本仕様の「ブルー×ホワイト」内装の場合、なぜここが「L-tex(合成皮革)」なのかは謎です・・・

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フットレスト、アクセル、ブレーキ類も前期モデルからの変化はない模様です。
左ハンドル車は大型のフットレストが特徴的ですが、日本市場版はあらためてみると少し狭いですね。

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ルーフ部分。
サンバイザー、フロントドームランプ、フレームレスルームミラー、どれも前期モデルからの変更はなさそうdせう。

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北米仕様には「フロアマット」は付属していませんでしたが、日本仕様版は、通常のフロアマットを備えていました。
前期モデルに設定のあった、ブリージーブルーのマットと同一と思われます。
社外品にはない設定なので、純正らしくて良いですね。(特別仕様車専用フロアマットがあるという噂だったような??)

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後席も北米仕様との違いはありません。
日本仕様でも、後席のアンビエントライトや後席のルームランプは未設置でした。
夜間に荷物を後席に置く場合は、ライトがないので注意が必要です。

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LC500 ”EDGE"全国でわずか「60台」とのことで狭き門を勝ち抜いて当選される方が羨ましい限りです!

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レクサスLC500/LC500h/LC500”Convertible”の2024年モデルはすでに生産が開始され、早い方は今月末にも納車がスタートしているようですが、特別仕様車”EDGE”に関しては、生産開始が2023年9月であることにもご留意ください。
「リヤアルミ中空サスペンションメンバー」は、1日の生産数がかなり少数(2〜3基程度?)ということもあり、日本仕様限定になっているようですね。

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トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、「LC」を一部改良するとともに特別仕様車“EDGE”を発売」
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39264050.html
より

2023年06月29日

レクサスも嫉妬? 新型アルファード/ヴェルファイア レクサスとの装備の違いをチェック!

巷では、トヨタ・新型アルファード/ヴェルファイアで話題ですね!
当方の守備範囲ではありませんが、「レクサス超え」の内装や装備との声も強いようです。
当方はまだ実車を見ていませんが、たしかにカタログやweb上での情報を見る限り、「これはすごい!」と思う点が多数あり、価格も確かに大幅に従来モデルからアップしているとはいえ、トヨタ/レクサス初装備や、先行公開された「レクサスLM」独自の装備と思われたものも上級グレードの「Executive Lounge」で装備しているなど驚きがありました。


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トヨタ公式サイト
https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/alphard/alphard_main_202306.pdf より


ではまず新型アルファード/ヴェルファイアで、「これはすごい!」と思ったものを列挙してみたいと思います。


■リヤヒーターエアカーテン(P17)

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現時点でレクサス車にもない装備。(新型LMでは装備されるはず)
スライドドアを展開したときも温かいというもので、後席居住性の向上になりそうです。


■アームレスト、オットマン ヒータ ー(P17、P24)

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レクサス「LM」でも予告されていましたが、ついにトヨタブランドでもアームレストやオットマンにヒーターが・・・!
Executive Lounge専用装備ですが、$これは凄いですね。後席のベンチレーションシートも、レクサス車ではごくわずかの採用(新型RX、LS、LX)ですから新型アル/ヴェルの装備クオリティは凄いですね。

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アームレストヒーターはセダン、クーペでもほしいと思うときがありますね!


■後席ナノイーX (P17)

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ナノイーXは、レクサス車だけでなくトヨタブランド車にも次々採用されていますが、後席でもナノイーXが放出されるのはレクサス車でも存在せず、新型アルファード/ヴェルファイアのみです。
さりげないことではありますが、レクサスLMと比べても機能面ではそれほど変わらないことが想像されます。


■14インチディスプレイオーディオPlus  (P18)

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トヨタブランドでもついに14インチを投入!
大画面ディスプレイがレクサスブランド車の優位点でしたが、ついに同等レベルとなりました。
今後もディスプレイのコスト低減により次々と大型ディスプレイが採用されそうですから、レクサスブランド車も、他のラグジュアリーブランドのように、「ツインディスプレイ」や「異型ワイドモニター」などの上位ブランドとしての装備強化が望まれます。

しかも、エアコンダイヤル調整ノブのデザインもほとんど同じというのがなんとも・・・
こういう、見た目がほとんど同じパーツを共用するのはブランドの差別化としてどうなんでしょうか?


■マルチカラー(64色)LEDルーフカラーイルミネーション (P21)

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ついにレクサスと同じ64色のアンビエントイルミネーションを装備!
想定されていたことではありますが、これを皮切りにトヨタブランドでも次々と採用が進みそうですね。
ただし現時点ではルーフ部分の採用にとどまっています。


■14インチリヤシートエンターテインメントシステム (P21)

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レクサス車を上回る大画面の14インチを採用
いっぽう、新型レクサス「RX」では「リヤエンターテイメントシステム」が廃止になりましたので、レクサス車での採用は「LS」、「LX」そして次期「LM」のみとなっています。



■後席用パワーサイドサンシェード (P22)

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これはすごい!
上部からサンシェードを下ろすタイプで、新幹線など電車でもおなじみですが、電動操作もできるのがいいですね!
機構上、スライドドア車ではないと成り立たないものと思いますが、このような装備を惜しげもなく採用するのは素晴らしいですね。


■プレミアムナッパ本革 (P24)

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上質な本革、プレミアムナッパがExecutive Loungeで採用。
通常の「Z」グレードは合成皮革シートですが、上質な肌触りのプレミアムナッパを採用するのはレクサス顔負けと言えますね。
レクサス車では、上級車には、セミアニリン本革、Lアニリン本革を採用して、やわらかく、風合い重視の表皮仕上げとしていますね。



■リヤマルチオペレーションパネル (P25)

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レクサスLMでお披露目されていたスマホライクな見た目のマルチオペレーションパネルがなんと新型アルファード/ヴェルファイアのExecutive Loungeで採用!これには驚きました・・・

レクサスでは「LS」、「LX」で後席にマルチオペレーションパネルを備えますが、このような着脱式のパーソナルタイプの方が利便性が高そうですし、先進性もありますね。これはぜひ今後のレクサス車にも期待したいところですね。


■PVMの自動表示地点登録機能 (P44)

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地味に便利そうなのが、パノラミックビューモニターを指定した地点で自動的に表示させる機能。
PVMをボタンでいちいち表示するのは面倒、一方で、停止ごとに自動的にPVMに切り替わる「オート表示機能」はうざったい、という方も多いのではと思いますが、今回、指定した地点に到達した時点で自動的にPVMを表示する、大変便利な機能が新型アルファード/ヴェルファイアで初登場しています。



さて、ざっとあげてみましたが、それでは、数少ないレクサスブランド車の装備は何か、ざっと列挙してみたいと思います。



■e-ラッチ

新型NX以降順次採用されている、電磁式のドアロックシステム「e-ラッチ」はレクサス独自装備となっています。
もう少しe-ラッチに電動感があればより差別化が図られると思うのですが。

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■ブレードスキャン式アダプティブハイビームシステム

意外なことに、新型アルファード/ヴェルファイアでは、より高精度なハイビームシステムである、「ブレードスキャン式AHS」の採用は見送られました。


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■助手席 シートポジションメモリ

レクサス車でも採用されている車種は少ないですが、助手席のシートポジションメモリはトヨタブランドではほぼ採用されていません。

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■助手席 8way(多機能)パワーシート

地味ですが、8wayもの可変できるのはレクサス車の特徴。
新型アルファード/ヴェルファイアでも助手席のパワーシートは4wayにとどまっています。


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■本木目素材

本杢目、本アルミ、電動工芸品(ガラス、プラチナ箔)などの高価な素材をインテリアパネルに使用
ただし、今はサスティナブルな素材も求められていますので難しいところです。

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■豊富なインテリアカラー/オーナメントパネル

トヨタブランド車ではインテリアカラーは1〜2色程度の選択肢しかありませんが、レクサス車では様々なカラーから選択できるのが魅力です。
(とはいえ、最近はレクサス車でもカラーやオーナメントパネルの選択肢は縮小傾向にありますが・・・)


■マークレビンソンリファレンスサウンド

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トヨタブランドでも「JBL」を採用していますが、採用されているスピーカー数では絶対的な違いがありますね。
20以上のスピーカーで構成する、マークレビンソンプレミアムサウンドシステムの中でも上級な「リファレンス」の名前を冠するのはレクサスの特徴。


■大口径ブレーキ&ブレーキキャリパ

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トヨタブランド車よりも大型のブレーキシステムを備えるのはレクサス車の特徴といえます。
とはいえ、トヨタブランドには「GR」ブランドもあるので、いちがいには言えませんが・・・


■レクサスダイナミックハンドリングシステム(LDH)

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後輪操舵(DRS)とギヤ比可変ステアリング[VGRS]、電動パワー ステアリング[EPS]を統合制御するシステム。
レクサスでは、LS、LCそしてRC350のみの採用となり、電動化時代到来とともに姿を消しそうではありますが「走りの気持ちよさ」の点ではとても魅力的なシステム。
新型クラウンクロスオーバーに後輪操舵(DRS)が採用されたので、レクサスだけの装備とはいえなくなりましたが、統合制御という意味ではLEXUSのシステムの方がより高度なのでしょう・・・




あらためてチェックしてみると、ホントレクサス独自の機能や装備というのが減ってきましたね。
特に、「マルチメディア」や「快適装備」など、従来のレクサスが得意としてきた分野での差別化がほとんどなくなってきました。
ここ数年でレクサス車の装備レベルはあまり変化がないのですが、トヨタブランドが急速に装備レベルをあげてきているので、レクサス車ならではのパッとみてわかる装備は本当に少なくなりました。

車両価格が高いので、「走りの面」の装備や「見えない部分」でのコストをかけられるので絶対的な差があるのはわかりますが、「見た目」での差別化というのがもう少しあるとレクサスオーナーの方の満足度も高まると思うのですが、それほど新型アルファード/ヴェルファイヤが魅力的ということなのかと思います。


2023年06月24日

一気にレクサス車の納期が正常化?「LC500/LC500h」2024年モデル契約例!

さて、勢いのある人気SUVモデル「NX」、「RX」の納車がすすみ、さらに新型レクサス「LM」が発表になり、SUVやミニバンを中心に盛り上がりを見せるレクサスですが、2023年4月22日(金)のWebページ更新で、納期情報(工場出荷情報)がかなり改善されていることが判明しました。

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https://lexus.jp/news/info/delivery/

レクサスといえば新型「NX」や「LX」の深刻な納期遅延に始まり、2022年9月頃からは実質オーダーストップ状態でしたが、2023年明けから徐々に回復、そしてついに4月22日時点では、多くのモデルで納期が「3〜4ヶ月程度」とほぼ正常化しているようです。
とくに発表されたばかりの「RZ450e」でも「約3.0〜3.5ヶ月」となっているのは驚きです。


さて、先日新型「LM」に「6人乗り、7人乗り仕様の3列シート車」が設定されたことにより、当面3列シートSUVモデルのレクサス「TX」の日本発売はないと考えられます。よって、2023年度の今後は、既存モデルの「年次改良」と、レクサス最小SUVといわれる「BX」の発表に注目です。

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(* レクサスグローバルニュースルーム LEXUS、新型「LM」を世界初公開  より)

まず、先陣を切って2023年6月には年次改良モデル(2024年モデル)が発表されると予想されるのがフラッグシップクーペのレクサス「LC」です。

LCは 2017年3月に発表、2020年6月には実質的には「LC500 Convertible」の発表とあわせ、足回りを中心とした軽量化をはじめ、マイナーチェンジといってよい大きな改良が行われ、さらに3年後の2023年6月、デビューから6年目を迎える「LC」はまさかの「新マルチメディアシステムの採用」(およびリモートタッチパッドの廃止)やボディ剛性や乗り心地等の改良など、実質的に2回目のマイナーチェンジを迎えることとなりそうです。

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なお、現時点では日本市場には、欧州で発表された「LC」スペシャルエディションの情報はないようです。
ただし、2020年の特別仕様車「AVIATION」のように2020年初夏に年次改して、その後の秋頃に登場する可能性はあるかもしれませんね・・・(とはいえ、結局「HOKKAIDO EDITION」は日本未発売でしたね・・・)

レクサス欧州市場では、いち早く2024年モデルの概要を公開しています。
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※レクサスヨーロッパニュースルームより


まだまだ詳細は不明ですが、リモートタッチパッドの換装部の画像が公開されています。
LCの特徴でもある、センターコンソール前方のマルチメディア操作用のダイヤル、ノブ類は無事に残ったことは素直に喜ばしい限りです。
他のモデル(ES、UX、LS等)では、センターコンソールパネルの一等地にシートヒーター類の四角形のスイッチが無残に埋め込まれましたが、LCではその反省をいかしたのでしょうか、しっかり新規にデザインされていて違和感を最小限に抑えてきたのは素直に評価したいと思います。

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※レクサスヨーロッパニュースルームより


しかし、アナログクロックと、助手席前のイルミネーションがなくなるのは痛いです・・・
代わりに合成皮革で隙間を埋めるようですが、イルミだけでもなんとか移植できないものでしょうか。

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LCコンセプトモデルにあったように、助手席前モニターを設置するなどのインパクトが欲しかったところですが、これは次世代モデルまでおあずけでしょうか?

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(* レクサスグローバルニュースルームLC 広報資料 より)

すでに当ブログでも「LC/2024年モデル」のご契約コメントをいただいておりますが、 すでに先行受注が開始されております
冒頭の工場出荷目処一覧では「約3.0ヶ月〜4.5ヶ月」での出荷とのことですから、通常のスケジュールに戻りつつあります。
ただし、販売店毎に受注枠があると思われますので、気になる方は早めにレクサス販売店にアクセスをお勧めします。


・・・というわけで、当方もLEXUS LC「2024年モデル」のオーダーを完了しておりますので情報共有させていただきます。当方の契約情報は以下の通りです。


■車種:LC500

→前回は世界初"マルチステージハイブリッド"を搭載した「LC500h」でしたが、今回は天然記念物もの(?)のV8自然吸気エンジンの「LC500」をチョイスしました。
車両価格は「330,000円」のアップで14,830,000円となっています。2017年3月に発売された初年度モデルとの比較では830,000円のアップとなっています。
なお、「LC500 Convertible」のリセールは現状ではかなり高いようですが、クーペの方は5年後には「半額」は覚悟しておく必要がありそうです。しかし、このクラスのクーペとしてはかなりリセールヴァリューは高い方ではないかと思います。

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※レクサスヨーロッパニュースルームより


■グレード:”S Package”

→前回は「ホワイト内装」(ブリージーブルー)を選択するために”L Package"としましたが、今回はどのグレードでも「ブルー&ホワイト」内装が選択できるため、よりスポーティグレードの”S Package"を選択しました。
レクサスでは搭載車種が少なくなった後輪操舵の「LDH」(レクサスダイナミックハンドリングシステム)を搭載する唯一のグレードです。

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(* レクサス公式webサイトLC より)


■エクステリアカラー:「ホワイトノーヴァガラスフレーク<083>

→今までホワイト系しか購入したことがありませんが、今回もホワイトで。
しかし、「ホワイトノーヴァガラスフレーク」が登場して10年超となりますので、そろそろ、新しいホワイト系ボディカラーの登場に期待したいです。

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(* レクサス公式webサイトLC より)


■インテリアカラー:「ブルー&ホワイト」

→2024年モデルからクーペに「ブルー&ホワイト」が設定されたのが最大の購入の決め手です。「ブリージーブルー内装」が廃盤となったためホワイト系シートの設定を待ち望んでいました。
ただし、シート素材は「セミアニリン本革」で、アルカンターラは使用されていない模様。(リヤ席のシート素材がどうなるのかは情報がありません)
なお、シートはすべてホワイトではなく、サイド部分(座面の土手の部分)などにブルーが入りますので汚れにも配慮されているようです。

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(* レクサス公式webサイトLC より)

なお、個性的で趣味嗜好性の強いLCにおいてはインテリアカラーは重要であり、個人的には「オレンジ×ブラック」は残しても良かったのではと思いますが
2024年モデルでは廃止となります。これは残念です。

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(* レクサス公式webサイトLC より)


【メーカーオプション】

■21インチ鍛造アルミホイール(3D切削光輝+スーパーグロスメタリック)【110,000円】

→”3D切削加工”を施した新デザインの鍛造アルミホイール。
画像はディーラーオプションとして2024年モデルでも継続設定される、「HOKKAIDO EDITION」で設定されたDOPホイールで、個人的にはこれが一番好みなので、ディーラーオプションではなく、メーカーオプションとして選べればいいのに・・・と思います。

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(* レクサス公式webサイトLC DOPカタログ より)


なお、”AVIATION"でお披露目された5本スポークタイプは「マットブラック」となりディーラーオプションとして新設定される見込み。
こちらもできればメーカーオプションで選択したいですよね〜

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(* レクサス公式webサイトLC DOPカタログ より)


メーカーオプションを選択しない場合の通常仕様のホイールも「21インチ鍛造アルミホイール」となり、現行モデルとデザインは全く同じです。
ただ、塗装とポリッシュ加工部分に変更があり、現行モデルのブラック部分がシルバー、シルバー部分がブラックと2024年モデルは「色替え」となり、印象がかなり変わりそうです。

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■21インチランフラットタイヤ 【22,000円】

→乗り心地のさらなる改善のためか、2023年モデルから徐々に「脱ランフラットタイヤ」の選択肢が増えていますが、LCにおいても「ノーマルタイヤ」を標準装備とし、ランフラットタイヤは逆に「メーカーオプション」化へ。

LSとLCはもともとランフラットタイヤが標準装備だったのに、2024年モデルからはランフラットタイヤを選択すると「21,000円」価格アップするのは悩ましいところです。
なお、ノーマルタイヤを選択すると「パンク修理キット」が付属しますが、LCの場合はトランク床下に収納スペースがないため、ラゲージ内にパンク修理キットを設置するため、ただでさえ狭いラゲージスペースが若干ですが狭くなるので、ラゲージスペースを少しでも稼ぎたい方は引き続きランフラットタイヤを選択される方が良いかもしれません。



■オレンジブレーキキャリパー 【44,000円】

→LCでは引き続き、全グレードで選択可能。
 ただし、レクサスのオレンジブレーキキャリパーは採用車種が増えて目新しさが薄れたので、LC関しては「RCF」のように、オレンジ以外のカラーも選択できればと思います。

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■カラーヘッドアップディスプレイ【88,000円】

→第4世代レクサス(新型NX以降)では、ほぼ標準化されたヘッドアッディスプレイですが、「ES」や「LC」においては、価格も旧モデルと同様、高めですし、画面サイズもそれほど大型ではありませんのでコストパフォーマンスはあまり良くないかもしれませんが、視認性もよく、欠かせない装備です。そろそろ標準装備にしてくれてもよいのでは・・・

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■寒冷地仕様 【17,600円】

→毎回装備するようにしています。リアフォグランプが追加されるのが外観での差別化ポイントです。

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■ディーラーオプション:現時点ではなし(後日、新設定されるセキュリティホイールロックボルトと、ドアエッジモールは装着予定)


なお、毎度のこと、「マークレビンソン リファレンスサラウンドサウンドシステム」は今回も予算的に断念です。実は今までのレクサス車では一度も装着したことがありません・・・LC標準オーディオでも十分な音質を保っており、特段不満もありませんでしたし、今回標準スピーカーにも多少手が入っているようですし、「マークレビンソン」を選択した場合の納期遅延の可能性もありますので・・・
納車目処は7月〜8月頃かと思いますが、納車されましたら、後期LCについてもレビューさせていただきたいと思います。


2023年06月14日

ついに日本初導入!レクサス「LM」(LM500h/LM350h)

ついに発表された、新型レクサスLM!
2代目となる「LM」は日本導入が濃厚と噂されていましたが、2023年秋には日本市場でも発売されることもアナウンスされたのは大きな話題です。

https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39084487.html


エクステリアデザインでももっとも注目のフロントグリルは、レクサス「RZ」「RX」から受け継ぐ、「スピンドルボディ」を採用。
懸念されたヘッドライトですが、「3眼フルLEDヘッドランプ」が継続採用されたのは一安心。(今の所「RZ」のみが単眼LEDヘッドランプを採用)

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当ブログでは、日本市場ではトップグレードの「LM500h」のみの設定を予想していましたが、通常モデルの2.5LHEV車「LM350h」も設定されることがアナウンスされました。
「LM500h」は4人乗り仕様専用かつ、RX500hでも設定された新パワートレーン(2.4Lターボエンジン+eAxle)を持つラグジュアリータイプで、2000万円級の価格が予想されますが、2.5LHEVモデルであれば、1200万円前後の価格でも発売されそうですし、個人ユーザーでもなんとか手の届く範囲になると考えられますが、「アルファード/ヴェルファイア」の最上位グレードと比較されることも懸念されるところです。

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すでにモータージャーナリストのレポートが公開されていますが、公開された画像から気づいた点をピックアップしてみたいと思います。
写真はトヨタ自動車のニュースリリース「LEXUS、新型「LM」を世界初公開」より引用使用しています。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39084487.html


▼新デザインのLEDヘッドランプ

「RZ」では単眼仕様のみの設定でしたので、今回の「LM」で3眼の採用に歓喜した方も多いのではないでしょうか?
ただし、ニュースリリースに記載がないので、新たなヘッドランプの技術導入の仕組みはなさそうです。そろそろヘッドランプにもブレークスルーが欲しいところですが・・・ブレードスキャン式かどうかはわかりません。

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▼ド派手なテールランプ

ハイマウントストップランプを廃止したのか、リヤゲート先端部分に一文字タイプのストップランプを移設。
「L E X U S」ロゴを挟むように、ランプを配置しているのはなかなかのインパクトです。

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▼ツインガラスルーフ

レクサスSUVで人気の広大なパノラマガラスルーフに変わり、左右に分割された巨大なムーンルーフを装備。
ただし、もう少し前後方向に大きければ・・・という印象です。
左右に分割されているのも珍しいデザインですが、センター部に巨大な本木目パネルと操作スイッチ類があるのでやむなしでしょうか。

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▼ついに、運転席にはフル液晶メーター採用

トヨタブランドではすでに採用されていましたが、ついに、運転席のスピードメーター画面表示に「12.3インチTFT液晶メーター」を採用。
投入が遅れた分、レクサスらしいデザインに仕上がっていればいいのですが・・・続報に期待です。

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▼eラッチ+イージークローザー採用!

ついに併用された、フロンドアのイージークローザー!
eラッチとの併存は難しいのでは?とも噂されていましたがしっかり搭載してくれました。
スマートに開閉できますので、今後RXにもぜひ採用してほしいですよね。

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▼冷蔵庫も!ラグジュアリーな4人乗り仕様

現行LMにも備わっているワインボトルが収納できるサイズのクーラーボックスですが、その隣にはかばんも入るサイズの大型グローブボックスをセカンドシート左右に備えています。そして、巨大なモニタですが、2人で同時に使用することも想定しているのか、家庭のTVサイズではなく、かなり横長の48インチモニタとなっています。左右それぞれに別々の画像を表示できたりするのでしょうか?

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▼収納もバッチリ、ラグジュアリーな4人乗り仕様

セカンドシートのセンターコンソール下には、小物入れと、大型のボックスが。
画像ではウェアラブルデバイスやブランケットが格納されていることが確認できます。

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▼4人乗り使用には、アンブレラホルダーまで!

なにげに嬉しい傘建てが(笑) また、大型モニタサイドにある「LEXUSロゴも」なかなか主張していますね。
このロゴはまだまだ継続採用されるんですね。

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▼マークレビンソン3Dリファレンスサラウンドサウンドシステム

「L」シリーズに備わるリファレンスサウンド・システム。
見た目は特に変わらないのでしょうが、4人乗りの「LM500h」には標準装備されているのかもしれませんね。
4人乗りでは23ものスピーカー、それ以外でも21のスピーカーを備えるようです。

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▼シフトノブ&ドリンクホルダー

既視感あるシフトノブ周りは、第4世代レクサスと共通。
シフト周りは合成皮革と思われる上質なレザー巻きとなっているのはさすがですが、「NX、RX」とあまりかわらないデザインは賛否ありそうです。
シフトノブの形状ぐらいは変更しても良かったのでは、と感じました。
また、「ドリンクホルダー」に関しても、ほぼ「NX」「RX」「RZ」と同様で、むき出しの縦並びタイプ。

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▼包まれ感のある助手席

パワーウィンドウスイッチパネルは簡素なデザインですが、包まれ感のある助手席は大部分が本木目インテリアパネルと、レザー巻で包まれており、うまく演出していると思います。ゴールドのパイピング(?)はちょっとトヨタブランドっぽさもありますが、よいアクセントになっていると思います。
でも、これだけのすっきりした面積があるなら、助手席前には、モニターが1枚欲しいところですかね・・・?

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▼本木目オーバーヘッドコンソール

ラグジュアリー感が一気に増す、本木目(ヘリンボーン柄)のオーバーヘッドコンソールを採用し、まさに「L」シリーズの風格。
これは4人のり仕様だけでなく、6//7人乗り仕様の「LM350h」にも採用されているようですから、車格の高さを感じさせられます。
また、天井の素材には上質な「ウルトラスエード」(またはアルカンターラ)を使用しているようで、かなりコストがかかっている印象です。

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▼センターコンソール後部小物入れ(6/7人乗り仕様)

センターコンソール後部にはペットボトルも入る大型のBOXの上に、蓋付きの小物入れ(マルチメディア端子?)も。

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▼セカンドシート用リモートコントローラー

スマートフォンサイズの「液晶リモートコントローラ」を採用!
従来でも「LS」や「LX」で液晶タイプのリヤコントロールシステムが備わっていましたが、BMWブランドのように、「取り外し」ができるシステムに変更されています。(故障は心配ですが・・・)

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▼6人乗り仕様のセカンドシート

6人乗り仕様(LM350h?)においても、セカンドシート用のリモコンや豪華なシート調整スイッチがあるなど、ラグジュアリー感があります。
また、待望の「アームレスト/オットマンヒーター」もレクサスとして初設定されています。これは嬉しいですよね!

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▼収納もたっぷり、6人乗り仕様のセカンドシート

ドリンクホルダーがどこにあるのかな・・・と思いきや、内側部分にありました。
また、充電用の「USB Type-C」端子も見られます。
ただし、セカンドシート以降は、本木目の加飾パネルはないのですね・・・「アルファード/ヴェルファイア」の最上位グレードとの違いも気になるところです。

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▼6人乗り仕様のサードシート

「LM」とはいえ、3列シートは結構簡素な構造。
てっきり、ドアトリム周りの加飾があると思いきや、インテリアカラーと統一で、特にレザー巻きや加飾パネルがあるわけでもなく、樹脂仕上げの部分が目立ちます。さすがにシート素材は上質そうですが、樹脂パネル周りは特段高級感が感じられる仕様にはなっていません。

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▼後席フットライト

「RZ」で採用された、グラフィック機能をもたせた「陰影LEDイルミ」フットランプを採用。
天井からの間接照明の照度も上がっているように見えますので、ついにレクサスもインテリアイルミネーションの重要性を認識したと思われます。あとはDレンジでどこまで減光するのか?(笑)

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▼ホイール&レクサスロゴ入りブレーキキャリパー

驚いたのは、ブレーキキャリパーがしっかり「LEXUSロゴ」入りの塗装仕上げであったことです。
「LM500h」のみかもしれませんが、これは嬉しいですね!17インチ、19インチどちらも「LEXUSロゴ入り」というのもいい感じです。
最大サイズが19インチという点からもかなり乗り心地や快適性を重視していることが伺えます。

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▼ボディカラー

ボディカラーは、定番カラーのみかと思いきや、なかなかのレアカラー「ソニックアゲート」を設定。
今までは「LS」のみに設定されているもので、今後「Lシリーズ」専用カラーとして展開されるでしょうか?

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▼インテリアカラー

インテリアカラーとしては、「ソリスホワイト」、「ブラック」が公開されています。
その他人気の「へーゼル」の設定にも期待がかかります。ここ最近減少傾向にある「インテリアパネル」の種類もぜひ複数から選択できるようにしてほしいものです。

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新型アルファード/ヴェルファイアに先行し、ついに公開された新型「LM」。
ただし、2023年秋に先行発売されるのは4人乗り仕様の「LM500h」ということで、これは完全にVIP(法人)用途ですからドライバーカーやファミリーカー用途ではありませんので価格面でもそうですが、リセールバリューも未知数ですし、ユーザーを選びそうですね。
とはいえ人気のミニバンの最上級仕様ということで当然に「抽選販売」となり長い納車待ちが生じるのも確実でしょうから、購入意思のある方はちょくちょくレクサス販売店にアクセスしておくのが良さそうです。

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現時点ではまだ詳細な仕様は不明ですが、従来「LS」が担ってきたショーファーカー的な部分は「LM」に受け継がれることになりそうです。
「LS」はドライバーズカーの道を行くのか、それともセダンにこだわらないスタイルで存続をするのか・・・
電動化時代に進んでいる真っ只中、4気筒、6気筒、8気筒といったエンジンの気筒数はすでに指標にならなくなっていますので、今後のラグジュアリーセダンの行方にも注目です。

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2023年06月11日

新型レクサス「RX500h」、増産により順番が回ってきましたが・・・

新型レクサスRXについて、昨年末に行われた、レクサス販売店での抽選にはもれましたが、先日レクサス販売店から連絡があり、RX500hについて、「7月生産、8月納車枠分」が回ってきた旨の連絡がありました。
人気のSUV、レクサスNXでは、納車までに1年超〜1年半という方が多い中、新型RXは実質的に1月発売として7か月待ちで納車とは結構早い印象です。

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レクサス「RX500h」に関しては、増産されたこともあるようですが、どうやら全国的にキャンセルが結構出ているようで(特に新規枠オーナー枠)、昨今の中古車市場暴落(元に戻っただけとも言います)による転売益目的の方がキャンセルしているのも理由のようです。
もともとの価格が結構高いというのも理由かもしれませんね。


ただし、7月生産、8月納車枠については、以下のメーカーオプションが選択不可でした。

・マークレビンソンプレミアムサラウンドシステム
・デジタルキー

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当初は、「マークレビンソン」と「オレンジキャリパーが 」が不足しているとのことでしたが、現在はキャリパーは問題なく、「デジタルキー」が選択不可になっているとのことでした。
ただ、デジタルキーに関しては便利ではあるものの、スマートキーの機能をすべて網羅しているわけではないことと、「NX」でちょっと不可解な話(不具合?)も聞きますので、33,000円を支払う価値があるのかは微妙なところですね。
Bluetoothによる接続なので制限があるのは理解できますが…


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そんなこんなでまったく予想していなかった「RX500h」ですが、今回は「パス」しました。
といっても、完全にキャンセルではなく、また次のタイミングでお声をかけてもらうようにしました。


その理由は・・・

1)4月に引っ越しして住環境が変わったこと
→仕事で車を使う機会が増えたのでより大型の「RX」サイズが適しているかまだ不安のため。
結構狭い場所に駐車することも増えたので…


2)当初予想と異なりRX500hの燃費があまり期待できない (ほとんどEV走行ができない)
→納車された方のレビューを見ると、HEVというよりガソリンモデルに近い印象です。
「RX450h+」や2024年モデルとして新設定が期待できるHEVモデルの「RX350h」の方が自分に合っている感じがします。
アクセルオフでEVモードになかなか入らないのもちょっと想定外でしたね・・・
従来の2モーター式のレクサス/トヨタ式のTHS2ハイブリッドの延長線ではないので注意が必要です。


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3)2023年「秋」にも年次改良がおこなわれる可能性が高い
→「RX350h」の追加設定に加え、初期モデルの不満点の改善や、内装のカラーバリエーションや仕様にも変更の可能性があります。
個人的には、今の内装カラーはあまり好みではないのもあります。(インテリアで黒以外の部分がもう少し増えればいいのですが・・・また、ホワイト系が”F SPORT”にないのはやはり残念)
人気の「ヘーゼル」の設定がないのも残念ですね。(2024年モデルでは設定されるでしょう)


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4)実は違う車をすでに1台契約してしまった
→まさか「RX500h」がこんな早く回ってくるとは・・・


というわけで、2024年モデルの「RX」の仕様が分かり次第検討したいなぁと思います。
自分には「NX」サイズがちょうど良いなぁと感じますので、もう少し「NX」と楽しみたいという思いの方が強いですね。(それだけ良い車ということですね!)

気になっていたインテリアの質感の面も2024年モデルのグローブボックスに交換後はほとんど気にならなくなりましたし、燃費についても都市部とは違い地方部では簡単にリッター20超えをマークするので経済的にも優れているのも嬉しいところです。

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2023年06月10日

新型レクサス「RZ」(RZ450e)ついに発表!機能詳細カタログも要チェック!

ついに発表となった、レクサスの完全新型電気自動車(BEV)のレクサス「RZ450e」!
海外から遅れること数ヶ月、2023年3月30日、ついに発表となりました。

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https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/38935061.html

価格については、以前当ブログでも予想していましたが、「880万円」("version.L")と、予想の範疇の水準となりました。
まさにココしかない!という価格設定は実に「妥当」と思いますし、高すぎることも安すぎることもない価格でした。

▼新型レクサス「RZ」(RZ450e)まもなく発売か?気になる価格を予想してみる!(2023/3/21)
http://www.namaxchang.com/article/498672084.html


新型「RZ450e」の仕様はニュースリリースや各種メディアで報じられているとおりですが、日本仕様は生産効率の面もあるのでしょう、"version.L"の1グレードでスタート(ただし"version.L"以外の他のグレードがあることは「説明書」で示唆されています)。

そして、噂通り500台限定の特別仕様車「 First edition」 も「940万円」と、ベース車両の"version.L"よりも「+600,000円」の価格設定。

ただし、こちらは税抜きの車両価格が「840万円」(税込みでは924万円)を超えるため、 BEV補助金が満額ではなく、「80%」の水準と減額支給 となることに注意です。
補助金の関係もあるので、「924万円(税込み)」に収まるよう、(パノラマルーフをオプション化するなどして)もう少し割安に設定してほしかったところです。

ファーストエディションの生産が先行して行われると思われますので、いち早く納車できるというプレミアムが価格に反映されていると思われます。
ただし、「ブラック×オラージュ」の内装はファーストエディションのみですし、なかなかよい配色と思いますので、インテリアカラーが気に入ればよい選択肢と思います。

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追加装備は以下の通り、当方予想では合計で約「401,500円」です。 
専用のインテリアカラーとオーナメント、1stEdition専用プレートで「約200,000」ということになりそうですから、かなり割高のイメージです。
ホイールに関しては、「ブラック塗装」も「ダークメタリック塗装」もコストはかわらないでしょうから、価格は「11,000円」で計算していますが、かなり割高なので、補助金が満額受給できる「924万円」は到達できたのでは?とも思うのですが・・・
優先して手に入る「プレミアム感」を価格に反映した、ということでしょうか?

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・専用インテリアカラー (価格不明)
・専用ステアリングオーナメント(価格不明)
・専用プレート(価格不明)
・専用ブラック塗装20インチホイール(約11,000円)
・Advanced Park (約44,000円)
・ドライブレコーダー (約42,900円)
・デジタルインナーミラー (約44,000円)
・デジタルキー (約33,000円)
・おくだけ充電 (約13,200円)
・パノラマルーフ(約181,500円)
・寒冷地仕様 (約31,900円)

合計 約401,500円  ※( )内は予想価格

なにか漏れているものがあるのではと?と思うぐらい、ベース車両("version.L")との価格差(約600,000円)に満たない装備が気になります・・・




さて、今回、当ブログおなじみの「車両詳細カタログ」での各ポイントを解説してみたいと思います。
「RZ」の簡易カタログではわからない部分のチェックポイントとなれば幸いです。

以下、画像はレクサス公式webサイト「機能詳細カタログ」からの引用です
https://lexus.jp/models/rz/pdf/rz_catalog.pdf


■P05/想像以上のボディ剛性強化

外観からはかつての「HS250h」を想像させるおとなしめのイメージですが、BEVと「bZ4X/ソルテラ」を上回る高出力モーターにより、0-100km加速は「5.0秒」前後を記録するもようで、この数値は「NX450h+」や「RX500h」を上回り、レクサスSUVでは最速となります。
また、BEVではわずかな振動も不快に感じることも多いので、上質な乗り心地を実現するために、想像以上のボディ剛性や操舵安定性を出すためのアイテムが装備されています。
とくに、20インチ仕様の場合は、前後に「パフォーマンスダンパー」が合計3本もインストールされているのには驚きです。

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■P06/新型サスペンション採用

RZには、減衰力可変ダンパーは準備していませんが、路面入力の周波数に応じて減衰力を可変する「周波数感応ピストンFRD?U」を採用。
おそらくZFザックス社がサプライヤーで、かつてC-HRに採用済のものの最新型ではないかと思われますが、すでにレクサスブランドで採用実績のある「スウィングバルブショックアブソーバー」ではないことには注目です。

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■P07/新採用のSiC素子 高効率インバーター採用

bZ4X/ソルテラとのBEV構造の違いといえば「シリコンカーバイド(SiC)」を使用したこの高効率インバーターがあげられるようです。
カタログスペック上の後続可能距離は十分ですが、果たして実際の日常使用領域での後続可能距離が気になるところです。

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■P10/新採用のフード開口全周シール

空力性能をあげるため、ボンネット内にフードシールを設置し、吹き出す空気を抑制したとのこと。
既存の車両(NX、RX等)にも使える技術なのか、ぜひ実物でチェックしたいところです。

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■P13/驚きの航続可能距離!

事前情報では「約450km」でしたが、カタログスペック上の航続可能距離は一気に494km(20インチホイール)、および534km(18インチホイール)となったことには驚きました。
もっとも、一部メディアでの情報にもあるように、兄弟車の「bZ4X」では寒いときや高速走行では電費性能が今一つのようで、実際は300kmほどしか走行できないという事例もあるようで、カタログスペックとの格差が懸念されます。
また、海外市場でのニュースリリースにあったように、航続可能距離が「0km」となったあとの走行可能距離も含めた数値なのかどうかというとことも気になるところです。多くの方は走行可能距離が「0km」近くなった場合はそれ以上の走行は想定していないでしょうから・・・

しかし、ホイールサイズで「約40km」も変更があるのが凄いですね・・・軽量鍛造ホイールに換装した場合はどのようになるかも気になるところ。

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■P24/レクサス初、発光エンブレム

カスタマイズでも大流行しそうな「発光エンブレム」。これは流用が流行りそうですね!
そして、単眼でもアダプティブハイビーム機能が実現できるため、ついに単眼仕様となったことは、賛否が分かれそうです。
(一方で、オプションとなった場合のコスト削減も期待できますが・・・)
コーナリングランプの位置がちょっと違和感あることも含め、「レクサスらしさ」が失われたように思いますので、市場の意見を踏まえ将来的な継続採用要否が決まりそうですね。

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■P26/3種類のホイールデザイン

海外市場とは異なり日本では当面1グレード展開ですのでホイールの選択肢が3つあるのは嬉しいところ。
18インチホイールを選択した場合は、「▲90,000円」のレスオプション扱いとなり、航続可能距離がカタログスペック上、「約40km」伸びるのは大きなポイント。年間走行距離が多い方はタイヤの交換費用も考えると18インチ仕様の需要も高そうです。

20インチ仕様はどちらもデザイン自体は同じで、塗装と表面仕上の違いです。切削光輝タイプが標準で、こちらのほうがワイド感ありそうで人気があるのではと思いますが・・・ダークプレミアムメタリック塗装の方は「11,000円」のオプションなので迷う方も多そうです。

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■P29/スピードメーターは平凡か

スピードメーターは既報通り、まだレクサス専用のデザインが開発できないのか「NX、RX」と同じく7インチの液晶メーターを採用。
充電残量はガソリンをイメージした表示残量と細かいメモリが入っていますが、かなり評判の悪い「%表示」の実装は間に合わなかったようです。
走行の仕方で航続可能距離が大きく変わるBEVにおいては、電池残量の「%表示」が必須とも言われていますが、なぜ未だに実装しないのかは不思議ですし、ドライバーの好みに応じて表示を切り替えるだけでも良いように思うのですが、何らかの「哲学」があるのでしょうか?

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■P34/レクサス初のセンターコンソール形状

「RZ」では、他のブランドのBEVと同様、サスティナブルな素材を使用しているためでしょうが、本革や本木目素材は不使用。
代わりに、質感の高そうなフィルム素材をセンターコンソール加飾に使用。トヨタブランドとの違いがどのあたりにあるのかは実際の質感で確認してみたいですね。
また、センターコンソール下収納は正式に「ウルトラスエード」のマットを使用していることが明らかになりました。照明もついていますし、質感の高さが感じられますね。そしてさり気なく、助手席側にあるはずの「グローブボックス」が廃止されたことにも言及されています。

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■P36/話題のパノラマルーフは2タイプから選択!

開放感あるパノラマルーフは他のモデルよりも大型となっているほか、遮熱効果のある「Low-Eコート」を採用。
なお、パノラマルーフは「調光機能あり/なし」の2タイプを設定。調光機能なしは「165,000円」、ありは「245,000円」とその差額は「80,000円」となります。
ただし、海外市場と同様、「調光機能ありのパノラマルーフ」と「デジタルインナーミラー」の組み合わせはできないことに注意です。
シェードがないため、駐車環境や使用環境によっては、ディーラーオプション品の「シェード」を購入する必要があることには注意です。

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■P37/シートは1形状、「ウルトラスエード」表皮のみ


日本市場では当面1グレード展開のため、最上級の「ウルトラスエード」仕様のみとなります。
海外では「ファブリック」、「L-tex(合成皮革)」仕様もありますので、日本で”標準”仕様が設定された場合は、どちらが採用されるのか気になるところです。
また既報通り現状では”F SPORT”は存在しないので、シート形状も1種類のみとなります。

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■P38/ついに採用「HDMI」端子!

ここ最近ディーラーオプション専用品で取り付け工賃が高額となっていた「HDMI端子」がついに正式採用されました。
後席シートヒータースイッチもありますが、「RX」とは異なりリヤのシートベンチレーション機能はなし。装備は「NX」に準じたものとなっています。

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■P39/ドアトリムポケットは照明付き

一見「NX」と区別が付きませんが、ドアスイッチは「RX」で採用された新加飾に変更。
そしてうれしいことにドアトリムポケットにはフロントおよびリヤ側にマルチカラーの照明がついています。

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■P42/インテリアイルミパッケージは「マルチカラー」対応

新型「NX」、「LX」、「RX」に続き、64色のマルチカラー対応のインテリアイルミを装備。
果たして薄暗いときでも視認できるのか注目です。そして、「Dレンジでの減光処理」がどうなっているかにも注目です。そろそろ設定画面から「減光有無」の切り替えを選択させてほしいところではありますが。

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なお、具体的な照明の点灯箇所については、「RZ 車両説明書」でも明らかになっています。
ここで判明したのは、「グレード、オプションなどにより装備の有無がある」との記述があるとのことで、後日日本市場でも「"version.L"以外」のグレード(”標準”または”version.C”または”I Package"でしょう)があることが示唆されていることにも注目です。

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*RZ「車両説明書」P227より


■P44〜73/先進安全装備は「RX」と同機能を搭載!

新型「RX」と同機能を搭載しているため、プロアクティブドライビング・アシスト[PDA]は第2世代目へアップデート。
また、渋滞時支援機能付きの「Lexus Teammate Advanced Drive」やあおり運転時のドライブレコーダーへの自動録画機能・ヘルプネットへの通報機能もそなえるなど、現在の日本車においてもっとも充実した安全装備を備えているといえるでしょう。


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■P76/マークレビンソンは「見た目」がちょっと物足りない?

マークレビンソンオーディオを装備しても変更点はほとんどなく、ダッシュボード左右のスピーカーグリルにロゴのバッヂが備わる程度で見た目の変化がほとんどないのは残念です・・・スピーカー数で音質が決まるわけではないことは理解していますが、標準10スピーカー → 13スピーカー とそれほどの違いがないのも物足りなさを感じます。
とはいえ、室内が静かな「BEV」ですから、少しでもよい音質で聴きたい方は要チェックですね!
「IS/RC」のようなオーディオ部分への加飾や「NX/ES/LS/LX」のような専用スピーカーグリルの採用など、もう少し「見た目」の変化がほしかったところです。

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■P80/ドライブモードセレクトに「Range」追加

BEVならではの機能ということで、速度や駆動力を制限して航続可能距離を伸ばすためのモードを設置。これはいざというときなかなかうれしい機能ですね。(この場合は「RZらしさ」は失われるのでしょうけど・・・)
なお、減衰力可変ダンパーを備えていないため、「COMFORT」モードは存在しないようです。

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■P81/USBは「Type-C」に統一

マルチメディア端子もついに「Type-C」に統一です。電力消費量の多いマルチメディア機器でも対応できるのは嬉しいところ。一方、「Type-A」のマルチメディアを装備する際は、変換コネクタを使用する必要がありますね。

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なお、車両自体のほか、かねてから要望が強かった、レクサスならではのサービスがついに登場!
BEVとともに過ごす時間をより豊かにするためのサービスプログラム 「LEXUS Electrified Program」の提供を開始 とのことでこちらにも期待がかかります!(こちらはまた別途で!)
レクサス専用の充電設備はプレミアムブランドとしては必須と言えますが、ついに計画が始動したのは嬉しい限りです。


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https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/38935169.html より


そして、「RZ450e」ですが、レクサス車の生産が少し安定してきたのか、発売日からディーラーに展示済の店舗も増えているようです。
東京・日比谷の「LEXUS MEETS…」にも展示中のことで、改良された「UX300e」との同時展示も楽しみですね!

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https://lexustokyo.jp/file/special/99101/126/hibiya/index.html

2023年05月28日

新型レクサスNX(2024年モデル)フレアレッド・ヘーゼル内装への道!

新型レクサスNX 2024年モデル、速い方はすでに納車になった方もいらっしゃるようですね!

さて、多数お問い合わせをいただいておりました、新型レクサスNX(2024年モデル)のカラー領域が拡大した、グローブボックス(「グローブコンパートメントドアASSY」)およびコンソールサイドパネル(「コンソールアッパパネルガーニッシュNO.1」)の部品番号(品番)は以下のとおりです。

念の為、ご注文の際はご希望のカラーかどうか、ディーラーもしくはトヨタ部品共販店にてご確認ください。
なお、人気パーツにつき納期がかかる場合もございますのでご注意ください。

?@フレアレッド

・グローブボックス:55550−78040−C4 (14,960円)
・コンソールサイドパネル:58833−78040−D0 (5,346円)

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?Aヘーゼル

・グローブボックス:55550−78040−C8 (14,960円)
・コンソールサイドパネル:58833−78040−E0 (5,346円)

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ホワイトに関しては、以下の記事参照下さい。
http://www.namaxchang.com/article/498632367.html


ご自分で取り付けされる方は、以下の動画を参照いただければと思います。




新パーツに関しては、かなり人気のようですから、それほど遠くないうちに「KINTO FACTORY」等で展開されることも期待できますので、ご自分で交換する自身がない方はもうしばらくお待ちになるのも手かと思います。
(ご自分で交換された場合は当然に保証はありません)
また、「KINTO FACTORY」ではもしかすると、交換が困難な「ドアトリム」についても準備されている可能性もありますので、こちらの展開も期待したいところですね!


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LEXUS車の話題を中心になるべく独自の視点でのんびり気ままにコメントしております。(車のメカニズム等の知識は全然ありませんのでご容赦願います)
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