問題は 四肢択一式です。正解と思う肢の番号を 1つ選んでください。
建築工事における事前調査や準備作業に関する記述として, 最も不適当なものはどれか。
1.掘削深さや地盤条件に応じた山留めを設けることとしたため,隣接建物の基礎構造形式の調査を省略した。
2.軒の高さが9mの木造住宅の解体工事計画に当たって,石綿等を含有する建材がなかったため,建設工事計画届は提出しないこととした。
3.敷地内の排水工事計画に当たって,排水管の勾配が公設桝まで確保できるか調査することとした。
4.請負代金が1,000万円のアスファルト舗装駐車場の撤去工事計画に当たって,再資源化施設の場所を調査することとした。
答え
1
[ 解答解説 ]
1.×
掘削深さや地盤条件に応じた山留めを設ける場合は,隣接建物の基礎構造形式や深さの調査をする必要がある。
2.◯
3.◯
4.◯
[ No.42 ]
施工計画に関する記述として, 最も不適当なものはどれか。
1.大深度の土工事において,不整形な平面形状であったため,逆打ち工法とした。
2.土工事において,3次元の測量データ,設計データ及び衛星位置情報を活用するICT建設機械による自動掘削とした。
3.鉄筋工事において,工期短縮のため,柱や梁の鉄筋を先組み工法とし,継手は機械式継手とする計画とした。
4.鉄骨工事において,鉄骨の建方精度を確保するため,できるだけ大きなブロックにまとめて建入れ直しを行う計画とした。
答え
4
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.◯
4.×
鉄骨工事における建方精度を確保するためには、建方の進行とともにできるだけ 小区画に区切って建入れ直しを行う計画とする。
[ No.43 ]
施工者が作成する工事の記録等に関する記述として, 最も不適当なものはどれか。
1.発注者から直接工事を請け負った建設業者が作成した発注者との打合せ記録のうち,発注者と相互に交付したものではないものは,保存しないこととした。
2.建設工事の施工において作成した施工体系図は,元請の特定建設業者が当該建設工事の目的物の引渡しをしたときから10年間保存することとした。
3.建設工事の施工において必要に応じて作成した完成図は,元請の建設業者が建設工事の目的物の引渡しをしたときから5年間保存することとした。
4.設計図書に定められた内容に疑義が生じたため,監理者と協議を行った結果,設計図書の訂正に至らない事項について,記録を整備することとした。
答え
3
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.×
受注した建設工事ごとに。?@完成図、?A打合わせ記録、?B施工体系図を 当該建設工事の目的物の引渡しの日から 10 年間保存する。
4.◯
[ No.44 ]
工程の実施計画に関する記述として, 最も不適当なものはどれか。
1.高層集合住宅のタクト手法による工程計画において,作業期間がタクト期間の2倍となる作業には,その作業の作業班を2班投入して,切れ目のない工程とした。
2.高層事務所ビルの鉄骨建方計画において,タワークレーンによる鉄骨の取付け歩掛りは,1台1日当たり80ピースとして計画した。
3.一般的な事務所ビルの鉄骨建方計画において,建方用機械の鉄骨建方作業での稼働時間を1台1日当たり5時間30分として計画した。
4.一般的な事務所ビルの鉄骨建方計画において,タワークレーンの鉄骨建方作業のみに占める時間の割合を,65%として計画した。
答え
2
[ 解答解説 ]
1.◯
2.x
タワークレーンは、 1日当たり 40〜50ピース程度とされている。トラッククレーンの揚重ピース数は、1日当たり 20〜30ピース程度とされている。
3.◯
4.◯
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