1級建築施工管理技士 平成28年 学科 問題1解説

平成28年 1級建築施工管理技士 学科 問題1 解答解説


15 問題のうちから、 12 問題を選択し、解答してください。


[ No. 1 ]  
換気に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。

1.在室者の呼吸による二酸化炭素発生量に基づく必要換気量は、室内の二酸化炭素発生量を、室内の許容二酸化炭素濃度と外気の二酸化炭素濃度の差で除して求める。


2.室内の許容二酸化炭素濃度は、一般に 10,000 ppm とする。


3.室内外の温度差による自然換気量は、他の条件が同じであれば、流入口と流出口との高低差が大きいほど大きくなる。


4.風圧力による換気量は、他の条件が同じであれば、風上側と風下側の風圧係数の差の平方根に比例する。



答え

  2

建築基準法施行令第129条の2の6(換気設備)第3項、建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令第2条(建築物環境衛生管理基準)第一号により、 室内の二酸化炭素濃度は、一般に 1,000ppm(0.1%)以下とする。


1 ◯
在室者の呼吸による必要換気量は、 室内の二酸化炭素発生量を、室内の許容二酸化炭素濃度と外気の二酸化炭素濃度の差で除したものである。


3 ◯
自然換気は、自然の力を利用して換気するもので、常に一定の換気量を維持するのは難しいが、維持管理が安い等の特徴がある。室温が外気温より高い場合、温度の高い空気は密度が小さく上昇し、温度の低い外気は下降する。 上下の開口の垂直距離が大きいほどこの効果は大きい


4 ◯
換気回数は換気量を室容積で除した値であり、換気量が一定の場合、室容積が大きいほど換気回数は少なくなる。 換気量は、開口部の面積及び風速に比例し、風上側と風下側の風圧係数の差の平方根に比例する





[ No. 2 ]  
伝熱に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。

1.熱損失係数は、建物の断熱性能評価の指標であり、その値が小さいほど断熱性能が高い。


2.壁体の熱貫流抵抗は、熱伝達抵抗と熱伝導抵抗の和によって得られる。


3.熱放射は、電磁波による熱移動現象であり、真空中では放射による熱移動は生じない。


4.壁体の中空層(空気層)の熱抵抗は、中空層の厚さが 20〜30 mm を超えると、厚さに関係なくほぼ一定となる。



答え

  3

熱放射は物体表面から射出される赤外線(電磁波)によって、熱が移動する現象である。放射による熱の移動には空気は媒介しないので、 真空中においても放射による熱移動は生じる


1 ◯
熱損失係数とは、建物内部から屋外に逃げる熱量の合計を建物の延べ床面積で除した数値である。建物の断熱性能評価の指標として用いられ、この値が 小さいほど断熱性能が高い


2 ◯
壁体の 熱貫流抵抗は、壁体表面と空気との間での熱の伝わりにくさを示す 熱伝達抵抗と、壁体内の熱の伝わりにくさを示す 熱伝導抵抗の和によって得られる。


4 ◯
壁体内に中空層(空気層)があると、断熱効果が向上する。空気層の断熱効果(熱抵抗)は、中空層の厚さが 20〜30 mm までは増加するが、 厚さが 20〜30 mm を超えると、厚さに関係なくほぼ一定となる。





[ No. 3 ]  
音に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。

1.吸音率は、壁などの境界面に入射する音のエネルギーに対する反射されなかった音のエネルギーの比で表される。


2.剛壁と多孔質材料との間に空気層を設けると、低音域の吸音率は上昇する。


3.コンクリート間仕切壁の音の透過損失は、一般に高音域より低音域の方が大きい。


4.合板などの板状材料は、共振周波数に近い低音域の音をよく吸収する。



答え

  3

密で均一な材料でできている壁体の音の透過損失は、壁体の単位面積当たりの質量と音の周波数の積の対数に比例するので、 高周波数域(高音域)より低周波数域(低音域)の方が小さい。なお、材料の透過損失は、コンクリートのような比重が大きいものほど、その量が増大する。


1 ◯
吸音率とは、壁などの境界面への入射音のエネルギと反射音エネルギーとの関係にものみ着目した概念で、入射音エネルギーに対する 反射されなかった音のエネルギーの割合である。


2 ◯
剛壁と吸音材料である多孔質材料との間に空気層を設けた場合、 空気層の厚さを増すほど低音域の吸音率が上昇する


4 ◯
合板などの薄い板状材料と剛壁の間に空気層を設けると、音のエネルギーによって板状材料が振動し、この振動による板材内部の摩擦によって吸音される周波数域ができる。吸音される周波数域は、板厚、支持状態、空気層の厚さなどによって異なり、一般に 低音域の共振周波数付近の吸音率が高く、中高音域では低い





[ No. 4 ]  
鉄筋コンクリート造の建築物の構造計画に関する記述として、 最も不適当なものはど れか。

1.柱は、地震時のぜい性破壊の危険を避けるため、軸方向圧縮応力度が大きくなるように計画する。


2.腰壁、垂れ壁、そで壁等は、柱及び梁の剛性やじん性への影響を考慮して計画する。


3.大梁は大地震に対してねばりで抵抗させるため、原則として梁の両端での曲げ降伏がせん断破壊に先行するよう設計される。


4.建物間に設けるエキスパンションジョイント部のあき寸法は、建物相互の変形量を考慮する。



答え

  1

柱は、地震時のぜい性破壊の危険を避けるため、 軸方向圧縮応力度が小さくなるように計画する。軸力と曲げを同時に受ける柱の短期軸方向応力度は、Fc/3(Fcはコンクリートの設計基準強度 N/mm 2 )以内におさめることが望ましい。


2 ◯
腰壁、垂れ壁、そで壁等は、 柱及び梁の剛性やじん性への影響を考慮して計画する。


3 ◯
ラーメン構造の大地震時の保有耐力は、各梁の両端部に曲げによる塑性ヒンジを生じさせる全体崩壊形とすることでねばりを確保している。そのため、 梁の両端での曲げ降伏がせん断破壊に先行するよう設計する。


4 ◯
エキスパンションジョイントにより分割された建物は、構造的に2つの異なった建物となり、地震時等には異なった揺れを生じる。このため、 エキスパンションジョイントの幅が十分でないと、両側の建物が衝突する恐れがある






[ No. 5 ]  
鉄筋コンクリート構造に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。

1.梁のあばら筋に D10 の異形鉄筋を用いる場合、その間隔は梁せいの 1/2 以下、かつ、250mm 以下とする。


2.梁に2個以上の貫通孔を設ける場合、孔径は梁せいの 1/2 以下、中心間隔を両孔径の平均値の 2.5 倍以上とする。


3.開口のある耐震壁では開口隅角部には斜め引張力が、開口周囲には縁応力が生じるため、 前者には斜め筋、後者には縦筋及び横筋を用いて補強する。


4.柱のじん性を確保するためには、帯筋の間隔を密にすることや副帯筋を用いることが有効である。



答え

  2

梁に貫通孔を設ける場合、 孔径は梁せいの1/3以下とし、2個以上設ける場合は、 孔の中心間隔は孔径の3倍以上とする。(計算による場合をのぞく)


1 ◯
梁のあばら筋は、せん断やひび割れに対する補強に使用され、間隔は、折曲げ筋の有無にかかわらず、 D10 の異形鉄筋を用いる場合、その間隔は梁せいの 1/2 以下、かつ、250mm 以下とする。


3 ◯
壁に水平荷重が加わった場合、その壁の開口隅角部には斜め引張力が生じ、開口周囲には縁応力が生ずる。 斜め引張力に対しては斜め補強筋を用い、 縁応力には縦筋及び横筋を用いて補強する。開口周辺の補強筋は、一般にD13以上かつ壁筋と同径以上の異形鉄筋を用いる。


4 ◯
柱は、柱頭、柱脚部で曲げ圧縮破壊が生じやすい。太い帯筋を粗い間隔で配置するよりも、 細い鉄筋を密に配筋したり、 中子筋(副帯筋)を用いたりしてコンクリートの圧壊を防止することが、じん性の確保に有効である。





[ No. 6 ]  
鉄骨構造における接合に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。

1.構造耐力上主要な部分に普通ボルト接合を用いる場合には、延べ床面積 3,000 m 2 以下、軒高 9 m 以下、はり間 13 m 以下の規模等の制限がある。


2.完全溶込み溶接による T 継手の余盛は、溶接部近傍の応力集中を緩和する上で重要である。


3.高力ボルト摩擦接合におけるボルト相互間の中心距離は、公称軸径の 2.5 倍以上とする。


4.溶接と高力ボルトを併用する継手で、溶接を先に行う場合は両方の許容耐力を加算してよい。



答え

  4

溶接と高力ボルトを併用する継手で、 溶接を後に行う場合は両方の許容耐力を加算できるが、溶接を先に行う場合は、溶接熱で板が変形し板材が密着せず、十分な摩擦力が得られないため、溶接の許容耐力のみとする。


1 ◯
構造耐力上主要な部分である鋼材(炭素鋼)の接合は、高力ボルト接合、溶接接合もしくはリベット接合等によらなければならない。ただし、 軒の高 9 m 以下で、かつ、 はり間 13 m 以下の建築物( 延べ床面積が 3,000 m 2 を超えるものを除く)にあっては、ボルトが緩まない措置を講じた普通ボルト接合によることができる。


2 ◯
溶接部の余盛は、 大きく盛ると溶接部近傍の応力集中が起きやすく、ひび割れ等の原因となる。


3 ◯
高力ボルト、ボルト及びリベットの相互間の中心距離は、 ボルト径の 2.5 倍以上とする。





[ No. 7 ]  
基礎構造に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。

1.直接基礎の地盤の許容応力度は、基礎スラブの底面積が同じであっても、その底面形状が正方形の場合と長方形の場合とでは異なる値となる。


2.フローティング基礎は、建物重量と基礎等の構築による排土重量をつり合わせ、地盤中の応力が増加しないようにする基礎形式である。


3.直接基礎下における粘性土地盤の圧密沈下は、地中の応力の増加により長時間かかって土中の水が絞り出され、間隙が減少するために生じる。


4.地盤の液状化は、地下水面下の緩い砂地盤が地震時に繰り返しせん断を受けることにより間隙水圧が減少し、水中に砂粒子が浮遊状態となる現象である。



答え

  4

水で飽和した粒径が比較的均一な細粒度の少ない緩い砂地盤では、地震動によって振動を受けると流動化し、地耐力を失ってしまう。このような現象を液状化という。これは、地震の振動によって 土中の間隙水圧が高くなり、土粒間に働く有効応力が 0 になると、せん断抵抗がほどんどなくなるため、地盤は液体状になり、重い構造物は沈み、軽い構造物は浮き上がる現象である。


1 ◯
地盤の許容応力度は、土質試験、載荷試験等により地盤が破壊する極限鉛直支持力を求め、それに安全率を乗じて求める。 極限鉛直支持応力度には、基礎の形状係数が関係するため、基礎底面の面積が同じであっても、その形状が正方形と長方形とでは、地盤の許容応力度は異なる。


2 ◯
フローティング基礎とは、建築物を地盤に浮かべる考え方の基礎であり、建物物の重量とその基礎の構築によって 排除された土の重要がほぼ等しくなるよう設計する。


3 ◯
地盤が建物や盛土等の荷重を受けることにより、土中の間隙水が徐々に絞り出されて間隔が減少し、長時間かけて土全体の体積が鉛直方向に圧縮され沈下する。これを圧密沈下という。 粘土のように透水係数が小さい場合には、沈下に要する時間は長い





[ No. 8 ]  
図に示す長方形断面部材の図心軸(X 軸)に対する許容曲げモーメントの値として、 正しいものはどれか。ただし、許容曲げ応力度 fb  は 12.54 N/mm 2 とする。

H28-8長方形断面部材.jpg


1. 12.54 × 10 5 N・mm
2.  7.52 × 10 5 N・mm
3.  6.27 × 10 5 N・mm
4.  3.76 × 10 5 N・mm


答え

  1

許容曲げモーメント(Ma)は 許容曲げ応力度( fb ) 断面係数( Z )で求められる。
 Ma = fa × Z ・・・?@
X軸に対する断面係数Zは、長方形断面部材の幅をb、高さをd とすると、
 Z = bd 2 /6
ここに、b = 60、d = 100 を代入して、
 Z = 60 × 100 2 / 6 = 1 × 10 5 (mm 3 )

H28-8断面係数Z.jpg

設問より fb = 12.54( N/mm 2 )であるから、?@式に代入して、
 Ma = 12.54( N/mm 2 )× 1 × 10 5 (mm 3 )
   = 12.54 × 10 5 (N・mm)
したがって、1が正しい。









[ No. 9 ]
図に示す架構に等分布荷重が作用したときの支点 A 及び B に生じる水平反力(H A 、H B ) 及び鉛直反力(V A 、V B )の値として、 正しいものはどれか。ただし、反力は右向き及び上 向きを「+」、左向き及び下向きを「−」とする。

H28-9等分布荷重Q.jpg

1. H A = −32 kN
2. H B = −16 kN
3. V A = −12 kN
4. V B = +48 kN


答え

  3

AB間の寸法は与えられていないが、山形の斜面寸法と高さから、直角三角形の比(3:4:5)を利用し、それぞれの底辺の寸法は 4mと 8mになる。これを足し合わせることにより、AB間の寸法は12mとなる。 等分布荷重が作用している場合には、集中荷重に置き換えて考える。等分布荷重の合力 R の大きさは、
R = 8 kN/m × 6m = 48kN
その合力Rの作用位置は、荷重範囲を1:1に分割した位置である。

H28-9等分布荷重A.jpg

次に、図のように、支点Aに水平反力H A 、鉛直反力V A 、支点Bに鉛直反力V B を仮定する。(支点Bはローラー支点であるので、水平反力は生じない)

H28-9つりあい条件図.jpg

つり合い条件式により、反力を求める。

ΣX = 0より、H A + 48kN = 0
H A = − 48kN
ΣM A = 0より、
48kN × 3m = -V B × 12m = 0
144kN・m − 12V B ・m = 0
12V B ・m = 144kN・m
V B = 12 kN
ΣY = 0より、V A + V B = 0
V A + 12 kN = 0
V A = −12kN
反力の向きを検討すると、V B は「 + 」の値であったので、仮定した反力の向きは正しかった。H A 、V A は「 − 」の値であったので、仮定した反力の動きは逆であった。
H A = 48kN(←)
H B は生じない
V A = 12kN(↓)
V B = 12kN(↑)
したがって、3が正しい。




[ No. 10 ]  
図に示す3ヒンジラーメンに集中荷重 P が作用したときの曲げモーメント図として、 正しいものはどれか。ただし、曲げモーメントは材の引張側に描くものとする。

H28-10.3ヒンジラーメン集中荷重.jpg


1.
H28-10.3ヒンジラーメンM図1.jpg

2.
H28-10.3ヒンジラーメンM図2.jpg

3.
H28-10.3ヒンジラーメンM図3.jpg

4.
H28-10.3ヒンジラーメンM図4.jpg



答え

  1


H28-10静定構造物.jpg

各節点を図のようにする。点線は外力及び支点反力の作用線を示す。 同架構は静定構造物であり、外力と支点反力は上図のように つり合っている

?@ C、E点にはモーメントが発生するが、それぞれの節点でモーメントがつり合っていなければならない。したがって [ 3 ] は誤り。

?A 力が左側から右側に作用しているので、梁材C〜D〜Eの曲げモーメントは右上がりのモーメントとならなければならない。したがって[ 4 ]は誤り。

?B左側柱のモーメントは、柱中間に外力が作用している。A点の水平方向反力は、右側から左側に向かっている。B〜C間の曲げモーメントは、この水平支点、反力、及び外力(P)により、C節点に向かって減少する形状となる。
以上により M A = M D = M F = 0なので、各点の曲げモーメントを直線で結ぶをと下記の曲げモーメント図となり、 1 が正しい。

H28-10モーメント図.jpg





[ No. 11 ]
セメントに関する記述として、 最も不適当なものはどれか。

1.高炉セメント B 種を用いたコンクリートは、普通ポルトランドセメントを用いたものに比 べ、耐海水性や化学抵抗性が大きい。


2.早強ポルトランドセメントは、セメント粒子の細かさを示す比表面積(ブレーン値)を小さくして、早期強度を高めたセメントである。


3.エコセメントは、都市ごみ焼却灰を主とし、必要に応じて下水汚泥等を加えたものを主原料として製造される、資源リサイクル型のセメントである。


4.フライアッシュセメント B 種を用いたコンクリートは、普通ポルトランドセメントを用いたものに比べ、水和熱が小さく、マスコンクリートに適している。



答え

  2

粒子の細かさは比表面積 = ブレーン値(単位:?p 2 /g)で表し、粒子が細かいほど質量当たりの表面積は大きい。 ブレーン値の値が大きくなるほど細かく、早期強度が得られるが、発熱によるひび割れ等の弊害を伴うことがある。


1 ◯
高炉セメント B種は、 化学抵抗性、耐海水性が大きいので、海水の作用を受けるコンクリートに使用される。普通ポルトランドセメントと比較するとセメントの水和反応時に生成する遊離石灰が少ないので、次のような特徴がある。

?@アルカリ骨材反応の抑制に効果がある。

?A耐海水性や化学抵抗性が大きい。

?B初期強度はやや小さいが、4週以降の長期強度は同等以上。


3 ◯
エコセメントは、都市ごみ焼却した際に発生する 灰を主原料とし、必要に応じて下水汚泥等も用いて製造されるものであり、資源循環型社会の構築を意図したものセメントである。


4 ◯
フライアッシュセメントB種は、普通ポルトランドセメントに比べて 乾燥収縮が小さく、水和熱も小さいという特性があるため、マスコンクリートなどに使用されることが多い。





[ No. 12 ]
鋼材に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。

1.SN490B や SN490C は、炭素当量の上限を規定して溶接性を改善した鋼材である。


2.TMCP 鋼は、熱加工制御により製造された、高じん性で溶接性に優れた鋼材である。


3.FR 鋼は、モリブデン等の元素を添加することで耐火性を高めた鋼材である。


4.SS  材は、添加元素を極力低減した純鉄に近い鋼で、強度を低くし、延性を高めた鋼材である。



答え

  4

SS材は、一般構造用圧延鋼材のことである。設問の記述は、 低降伏点鋼のことである。


1 ◯
建築構造用圧延鋼材(SN鋼)は、溶接性の保証の有無、板厚方向の引っ張り特性の保証等を 強度区分の末尾記号 A、B、Cで表示する。B種及びC種は、JISにより 化学成分、炭素当量の上限等が規定されている

A・主として弾性設計の範囲内で使用し、主要な溶接は行わない部材(小梁、間柱、母屋、胴縁等の2次部材)に適用するもの

B・溶接を行う部材であり、かつ塑性変形能力を期待する部材(柱、梁等耐震用主要構造部材)に適用するもの

C・溶接性、塑性変形能力を必要としたうえで、さらに板厚方向に引張り応力が作用する部材(組立箱形断面柱のスキンプレート、ダイアフラム等)に適用するもの


2 ◯
建築構造用TMCP(Thermo Mechanical Control Process) 鋼は、熱加工制御により製造される鋼材で、圧延時に焼き戻し加工をすることにより、 じん性を増大させたもので、同じ降伏点のSN材やSM材に比べて炭素当量を低減させているので、溶接性が向上している。


3 ◯
耐火鋼(FR 鋼)は、 ニオブやモリブデン等の元素を添加した合金で、 耐火性を高めた鋼材である。








[ No. 13 ]
左官材料に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。

1.せっこうプラスターは、乾燥が困難な場所や乾湿の繰返しを受ける部位では硬化不良となりやすい。


2.セルフレベリング材は、せっこう組成物やセメント組成物にドロマイトプラスターを添加した材料である。


3.セメントモルタルの混和材として消石灰を用いると、こて伸びがよく、平滑な面が得られる。


4.しっくい用ののり剤には、海草又はその加工品と、水溶性高分子がある。



答え

  2

セルフレベリング材は、せっこう組成物やセメント組成物に 骨材や流動化剤を添加し、セルフレベリング性を付与して、これを床面に流し簡単に均すだけで平滑精度の高い床下地をつくるものである。


1 ◯
せっこうプラスターは、せっこうの水和物が結晶化し、その結晶がからみあっている組織の中の余分な水分が蒸発乾燥するにつれて強さが発現する。そのため、 乾燥が困難な場所や乾湿の繰返しを受ける部位では硬化不良となりやすく、耐久性が無くなるおそれがある。


3 ◯
セメントモルタルの混和材として 消石灰、ドロマイトプラスターを用いると、 こての「伸び」がよく、平滑な塗り面が得られる。また 貧調合とすることができ、保水性の向上、ヤング率を減少することで収縮によるひび割れ、発生応力を低減させる等の目的で一般に用いられる。


4 ◯
しっくい用の「のり」は、 海草又はその加工品と水溶性高分子(水溶性樹脂、メチルセルロースなど)に大別される。最近は化成品にも優れたものが出回り、品質も安定して一般向きといわれるが、熟練した技術者の中には、海草のりを使用する者が多い。




[ No. 14 ]
日本工業規格(JIS)に規定される金属製折板屋根構成材に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。

1.梁と折板との固定に使用するタイトフレームには、ボルト付きタイトフレーム、タイトフレームだけのもの及び端部用タイトフレームがある。


2.折板の結合の形式による区分には、重ね形、はぜ締め形及びかん合形がある。


3.折板の耐力による区分には、1種から5種の5種類があり、1種が最も耐力が大きい。


4.折板の加工にはロール成形機を用い、折曲げ部分には適当な丸みを付ける。



答え

  3

折板の耐力による区分には、1種〜5種の5種類があり、 5種が最も耐力が大きい


1 ◯
タイトフレームは、梁と折板との固定に使用し、 ボルト付きタイトフレーム、 タイトフレームだけのもの及び 端部用タイトフレームがある。(JIS A6514)


2 ◯
折板の結合の形式による区分には、 重ね形(折板の重ねボルトで結合する形)、 はぜ締め形(折板をはぜで結合する形)及び かん合形(折板を嵌合で結合する形)がある。

4 ◯
折板の加工は、ロール成形機を用いて行い、きず、ねじれ、反りなどがないように行う。折板及び構成部品の折曲げ部分には、適当な 丸みを付けなければならない





[ No. 15 ]
内装材料に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。

1.構造用せっこうボードは、強化せっこうボードの性能を満たしたうえ、くぎ側面抵抗を強化したもので、耐力壁用の面材などに使用される。


2.ロックウール化粧吸音板は、ロックウールのウールを主材料として、結合材及び混和材を用いて成形し、表面化粧加工したものである。


3.ゴム床タイルは、天然ゴムや合成ゴムを主原料とした床タイルで、独自の歩行感を有し、耐油性に優れている。


4.コルク床タイルは、天然コルク外皮を主原料として、必要に応じてウレタン樹脂等で加工した床タイルである。



答え

  3

ゴム床タイルは、天然ゴム、合成ゴム等を主原料とした弾性質の床材料で、特性は次の通りである。

 ?@ゴム特有の弾性がある。

 ?B 耐油性に劣る
 ?C熱による伸縮が大きい。


1 ◯
構造用せっこうボードは、強化せっこうボードの性能を満たしたまま、くぎ側面抵抗を強化したもので、 側面抵抗によって、A種及びB種がある。主に 耐力壁用の面材として用いられる。(JIS A6901 )


2 ◯
ロックウール吸音材の吸音特性は、 製品の厚さ、密度及び背後空気層の有無とその厚さ、表面仕上げ材料等によって変化する。


4 ◯
コルク床タイルは、天然コルク外皮を主原料として、必要に応じて 塩化ビニル樹種またはウレタン樹脂で加工した床タイルである。





第二次検定(実地)
年別 解答解説


令和5年度
詳細

問題1 経験記述問題
問題2 施工計画(記述)
問題3 施工管理(記述)
問題4 躯体工事(記述)
問題5 仕上工事(五肢)
問題6 法  規(五肢)

令和4年度
詳細

問題1 経験記述問題
問題2 施工計画(記述)
問題3 施工管理(記述)
問題4 仕上工事(記述)
問題5 躯体工事(五肢)
問題6 法  規(五肢)

令和3年度
詳細

問題1 経験記述問題
問題2 仮設計画(記述)
問題3 施工管理(記述)
問題4 躯体工事(記述)
問題5 仕上工事(五肢)
問題6 法  規(五肢)

令和2年度
詳細

問題1 経験記述問題
問題2 施工(仮設)計画
問題3 躯体工事(記述/正誤)
問題4 仕上工事(記述/正誤)
問題5 施工管理
問題6 法  規

令和元年度
詳細

問題1 経験記述問題
問題2 施工(仮設)計画
問題3 躯体工事(記述/正誤)
問題4 仕上工事(記述/正誤)
問題5 施工管理
問題6 法  規

平成30年度
詳細

問題1 経験記述問題
問題2 施工(仮設)計画
問題3 躯体工事(記述/正誤)
問題4 仕上工事(記述/正誤)
問題5 施工管理
問題6 法  規

平成29年度
詳細

問題1 経験記述問題
問題2 施工(仮設)計画
問題3 躯体工事(記述/正誤)
問題4 仕上工事(記述/正誤)
問題5 施工管理
問題6 法  規

平成28年度
詳細

問題1 経験記述問題
問題2 施工(仮設)計画
問題3 躯体工事(記述/正誤)
問題4 仕上工事(記述/正誤)
問題5 施工管理
問題6 法  規

平成27年度
詳細

問題1 経験記述問題
問題2 施工(仮設)計画
問題3 躯体工事(記述/正誤)
問題4 仕上工事(記述/正誤)
問題5 施工管理
問題6 法  規

平成26年度
詳細

問題1 経験記述問題
問題2 施工(仮設)計画
問題3 躯体工事(記述/正誤)
問題4 仕上工事(記述/正誤)
問題5 施工管理
問題6 法  規

平成25年度
詳細

問題1 経験記述問題
問題2 施工(仮設)計画
問題3 躯体工事(記述/正誤)
問題4 仕上工事(記述/正誤)
問題5 施工管理
問題6 法  規

平成24年度
詳細

問題1 経験記述問題
問題2 施工(仮設)計画
問題3 躯体工事(記述/正誤)
問題4 仕上工事(記述/正誤)
問題5 施工管理
問題6 法  規

平成23年度
詳細

問題1 経験記述問題
問題2 施工(仮設)計画
問題3 躯体工事(記述/正誤)
問題4 仕上工事(記述/正誤)
問題5 施工管理
問題6 法  規

第二次検定
過去問 分野別 解答解説
問題1 経験記述 令和04
令和03 令和02 令和元
平成30 平成29 平成28
平成27 平成26 平成25
平成24 平成23
問題2 仮設計画 令和04
令和03 令和02 令和元
平成30 平成29 平成28
平成27 平成26 平成25
平成24 平成23
問題3 施工管理 ※令和4,3年は問題3
それ以前は問題5
令和04 令和03
令和02 令和元 平成30
平成29 平成28 平成27
平成26 平成25 平成24
平成23
問題4 躯体工事 令和04
令和03 令和02 令和元
平成30 平成29 平成28
平成27 平成26 平成25
平成24 平成23
問題5 仕上工事 令和04
令和03 令和02 令和元
平成30 平成29 平成28
平成27 平成26 平成25
平成24 平成23
問題6 法  規 令和04
令和03 令和02 令和元
平成30 平成29 平成28
平成27 平成26 平成25
平成24 平成23
右向き三角1?マークをクリックすると内容が表示されます(以下共通)
第一次検定(学科)
年別 解答解説

令和6年度(速報)
詳細

【 午前 】
1. [ No.01 ]〜[ No.06 ]
2. [ No.07 ]〜[ No.15 ]
3. [ No.16 ]〜[ No.20 ]
4. [ No.21 ]〜[ No.30 ]
5. [ No.31 ]〜[ No.40 ]
6. [ No.41 ]〜[ No.44 ]
【 午後 】
7. [ No.45 ]〜[ No.50 ]
8. [ No.51 ]〜[ No.60 ]
9. [ No.61 ]〜[ No.72 ]

令和5年度
詳細

【 午前 】
1. [ No.01 ]〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ]〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ]〜[ No.30 ]
4. [ No.31 ]〜[ No.39 ]
5. [ No.40 ]〜[ No.44 ]
【 午後 】
6. [ No.45 ]〜[ No.54 ]
7. [ No.55 ]〜[ No.60 ]
8. [ No.61 ]〜[ No.72 ]

令和4年度
詳細

【 午前 】
1. [ No.01 ]〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ]〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ]〜[ No.30 ]
4. [ No.31 ]〜[ No.39 ]
5. [ No.40 ]〜[ No.44 ]
【 午後 】
6. [ No.45 ]〜[ No.54 ]
7. [ No.55 ]〜[ No.60 ]
8. [ No.61 ]〜[ No.72 ]

令和3年度
詳細

【 午前 】
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]
5. [ No.46 ] 〜[ No.50 ]
【 午後 】
6. [ No.51 ] 〜[ No.70 ]
7. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]

令和2年度
詳細

【 午前 】
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]
5. [ No.46 ] 〜[ No.50 ]
【 午後 】
6. [ No.51 ] 〜[ No.70 ]
7. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]

令和元年度
詳細

【 午前 】
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]
5. [ No.46 ] 〜[ No.50 ]

【 午後 】
6. [ No.51 ] 〜[ No.70 ]
7. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]

平成30年度
詳細

【 午前 】
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]
5. [ No.46 ] 〜[ No.50 ]

【 午後 】
6. [ No.51 ] 〜[ No.70 ]
7. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]

平成29年度
詳細

【 午前 】
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]
5. [ No.46 ] 〜[ No.50 ]

【 午後 】
6. [ No.51 ] 〜[ No.70 ]
7. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]

平成28年度
詳細

【 午前 】
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]

【 午後 】
5. [ No.46 ] 〜[ No.70 ]
6. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]

平成27年度
詳細

【 午前 】      
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]

【 午後 】
5. [ No.46 ] 〜[ No.70 ]
6. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]

平成26年度
詳細

【 午前 】      
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]

【 午後 】
5. [ No.46 ] 〜[ No.70 ]
6. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]

平成25年度
詳細

【 午前 】      
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]

【 午後 】
5. [ No.46 ] 〜[ No.70 ]
6. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]

平成24年度
詳細

【 午前 】      
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]

【 午後 】
5. [ No.46 ] 〜[ No.70 ]
6. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]

平成23年度
詳細

【 午前 】
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]

【 午後 】
5. [ No.46 ] 〜[ No.70 ]
6. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]

第一次検定
過去問 分野別 解答解説
問題1 建築学 令和05 令和04
令和03 令和02 令和元
平成30 平成29 平成28
平成27 平成26 平成25
平成24 平成23
問題2 共通問題 令和05 令和04
令和03 令和02 令和元
平成30 平成29 平成28
平成27 平成26 平成25
平成24 平成23
問題3 躯体工事 令和05 令和04
令和03 令和02 令和元
平成30 平成29 平成28
平成27 平成26 平成25
平成24 平成23
問題4 仕上工事 令和05 令和04
令和03 令和02 令和元
平成30 平成29 平成28
平成27 平成26 平成25
平成24 平成23
問題5 施工計画 令和05 令和04 令和03
問46-50
令和02 令和元
平成30 平成29
問46-51or50
平成28 平成27 平成26
平成25 平成24 平成23
問題6 施工管理 問45-54(10問全問解答)
令和05 令和04 令和03
問51-70(20問全問解答)
令和02 令和元
平成30 平成29
※ 工程管理・品質管理は
問51or50-70
平成28 平成27 平成26
平成25 平成24 平成23
問題7 応用能力 令和05 令和04 令和03
問題8 法  規 問71-82(12問中8問選択)
令和05 令和04
令和03 令和02 令和元
平成30 平成29 平成28
平成27 平成26 平成25
平成24 平成23
建築工事監理指針
1章 各章共通事項 序節 監督職員の立場及び業務
01節 共通事項
02節 工事関係図書
03節 工事現場管理
04節 材  料
05節 施  工
06節 工事検査及び技術検査
07節 完成図等

2章 仮設工事 01節 共通事項
02節 縄張り,遣方 , 足場他
03節 仮設物
04節 仮設物撤去等
05節 揚重運搬機械

3章 土工事 01節 一般事項
02節 根切り及び埋戻し
03節 山留め

4章 地業工事 01節 一般事項
02節 試験及び報告書
03節 既製コンクリート杭地業
04節 鋼杭地業
05節 場所打ちコンクリート杭地業
06節 砂利,砂及び
   捨コンクリート地業等

07節 「標仕」以外の工法

5章 鉄筋工事 01節 一般事項
02節 材  料
03節 加工及び組立て
04節 ガス圧接
05節 機械式継手,溶接継手

6章 コンクリート工事 01節 一般事項
02節 種類及び品質
03節 材料及び調合
04節 発注、製造及び運搬
05節 普通コンの品質管理
06節 現場内運搬並びに
   打込み及び締固め

07節 養  生
08節 型  枠
09節 試  験
10節 軽量コンクリート
11節 寒中コンクリート
12節 暑中コンクリート
13節 マスコンクリート
14節 無筋コンクリート
15節 流動化コンクリート
[ 参考文献 ]

7章 鉄骨工事 01節   一般事項
02節   材  料
03節   工作一般
04節   高力ボルト接合
05節   普通ボルト接合
06節  溶接接合
07節  スタッド,デッキプレート溶接
08節  錆止め塗装
09節   耐火被覆
10節  工事現場施工
11節  軽量形鋼構造
12節  溶融亜鉛めっき工法
13節  鉄骨工事の精度
14節  資  料

8章 コンクリートブロック工事等 01節 一般事項
02節 補強コンクリートブロック造
03節 コンクリートブロック帳壁及び塀
04節 ALCパネル
05節 押出成形セメント板
一般事項、材料
外壁パネル工法
間仕切壁パネル工法
溝掘り及び開口部の処置
     施工上の留意点

9章 防水工事 01節 一般事項
02節 アスファルト防水
03節 改質As.シート防水
04節 合成高分子系
   ルーフィングシート防水

05節 塗膜防水
06節 ケイ酸質系塗布防水
07節 シーリング

10章 石工事 01節 一般事項
02節 材  料
03節 外壁湿式工法
04節 内壁空積工法
05節 乾式工法
06節 床および階段の石張り
07節 特殊部位の石張り

11章 タイル工事 01節 一般事項
02節 セメントモルタルによる
   陶磁器質タイル張り

03節 接着剤による
   陶磁器質タイル張り

04節 陶磁器質タイル
   型枠先付け工法

05節 「標仕」以外の工法

12章 木工事 01節 一般事項
02節 材  料
03節 防腐・防蟻・防虫
04節 RC造等の内部間仕切等
05節 窓、出入り口その他
06節 床板張り
07節 壁及び天井下地
08節 小屋組(標仕以外)
09節 屋根野地,軒回り他
   (標仕以外)

13章 屋根及びとい工事 01節 一般事項
02節 長尺金属板葺
03節 折板葺
04節 粘土瓦葺
05節 と  い

14章 金属工事 01節 一般事項
02節 表面処理
03節 溶接,ろう付けその他
04節 軽量鉄骨天井下地
05節 軽量鉄骨壁下地
06節 金属成形板張り
07節 アルミニウム製笠木
08節 手すり及びタラップ

15章 左官工事 01節 一般事項
02節 モルタル塗り
03節 床コンクリート直均し仕上げ
04節 セルフレベリング材仕上
05節 仕上塗材仕上げ
06節 マスチック塗材仕上げ
07節 せっこうプラスター塗り
08節 ロックウール吹付け

16章 建具工事 01節 一般事項
02節 アルミニウム製建具
03節 樹脂製建具
04節 鋼製建具
05節 鋼製軽量建具
06節 ステンレス製建具
07節 木製建具
08節 建具用金物
09節 自動ドア開閉装置
10節 自閉式上吊り引戸装置
11節 重量シャッター
12節 軽量シャッター
13節 オーバーヘッドドア
14節 ガラス

17章 カーテンウォール工事 01節 共通事項
02節 メタルカーテンウォール
03節 PCカーテンウォール

18章 塗装工事 01節 共通事項
02節 素地ごしらえ
03節 錆止め塗料塗
04節 合成樹脂調合ペイント塗
   (SOP)

05節 クリヤラッカー塗(CL)
06節 アクリル樹脂系
  非水分散形塗料塗(NAD)

07節 耐候性塗料塗(DP)
08節 つや有合成樹脂
  エマルションペイント塗り(EP-G)

09節 合成樹脂エマルションペイント塗
   (EP)

10節 ウレタン樹脂ワニス塗(UC)
11節 オイルステイン塗
12節 木材保護塗料塗(WP)
13節 「標仕」以外の仕様

19章 内装工事 01節 一般事項
02節 モルタル塗り,ビニル床タイル
   及びゴム床タイル張り

03節 カーペット敷き
04節 合成樹脂塗床
05節 フローリング張り
06節 畳敷き
07節 せっこうボード、
   その他ボード、
   及び合板張り

08節 壁紙張り
09節 断熱・防露
10節 内装材料から発生する室内空気汚染物質への対策

20章 ユニットその他工事 01節 共通事項
02節 ユニット工事等
  2 フリーアクセスフロア等
  3 可動間仕切
  4 移動間仕切
  5 トイレブース
  6 手すり
  7 階段滑り止め
  8 床目地棒
  9 黒板,ホワイトボード
 10
 11 表示
 12 タラップ
 13 煙突ライニング
 14 ブラインド
 15 ロールスクリーン
 16 カーテン,カーテンレール
03節 プレキャスト
   コンクリート工事

04節 間知石及び
   コンクリート間知ブロック積み

05節 敷地境界石標

21章 排水工事 01節 共通事項
02節 屋外雨水排水
03節 街きょ,縁石,側溝

22章 舗装工事 01節 共通事項
02節 路  床
03節 路  盤
04節 アスファルト舗装
05節 コンクリート舗装
06節 カラー舗装
07節 透水性アスファルト舗装
08節 ブロック系舗装
09節 砂利敷き
10節 補  修
11節 「標仕」以外の舗装
12節 用  語

23章 植栽,屋上緑化工事 01節 共通事項
02節 植栽基盤
03節 植  樹
04節 芝張り,吹付けは種
   及び地被類

05節 屋上緑化

★鉄骨特集★

構造図の見方
(日本建築構造技術者協議会)

鉄骨工事 工場製作
材料
めっきFAQ
(日本溶融亜鉛鍍金協会)

★鉄骨工事特集


鉄骨用語集
(日鉄エンジニアリング)

ここに注意!
鉄骨工事管理のポイント

工場製作編及び現場施工編
((一社) 日本建設業連合会)

スタッド溶接の施工と管理 技術資料
(日本スタッド工業(株))

設備工事のポイント
(若手向け)

【 着工時 】
1-1 設備工事実施施工計画
1-2 施工図・機器製作図等 作成計画
1-3 電力、電話,上下水道,ガスガス引込計画
1-4 主要機器搬入揚重計画
1-5 設備工事実施施工計画
1-6 総合プロット図の作成
1-7 鉄骨スリーブ、取付ピースの検討
1-8 RC躯体スリーブの検討
1-9 配管の腐食対策
1-10 設備関係官公署手続一覧表
1-11 工事区分表

【 地業・土工事 】
2-1 接地工事
2-2 土間配管

【 地下工事 】
3-1 地中外壁貫通
3-2 機械室・電気室工事
3-3 ピットの検討

【 躯体工事 】
4-1 打込電線管
4-2 デッキスラブのコンクリート打込工事
4-3 防火・防煙区画貫通処理
4-4 防水層貫通処理
4-5 設備機器の耐震対策

【 屋上工事 】
5-1 屋上設備機器設置
5-2 屋上配管・配線・ダクト工事
5-3 防振対策検討
5-4 屋上ハト小屋

【 下地・間仕切り 】
6-1 天井割付と設備器具
6-2 天井内設備工事
6-3 間仕切内配管
6-4 天井内機器取付
6-5 遮音壁貫通処理
6-6 ALCパネル貫通処理
6-7 換気・エアバランス
6-8 性能検査実施要領(工程内検査(配管))

【 中間検査 】
7-1 社内中間検査

【 受 電 】
8-1 受電に向けて
【 内 装 】
9-1 電気・空調機器取付(仕上材との取合い)
9-2 衛生器具取付(仕上材との取合い)

【 外 装 】
10-1 扉・ガラリ関連工事
10-2 外壁面設備器具取付け(1)
10-3 外壁面設備器具取付け(2)
10-4 EVオーバーヘッドの感知器用点検口の防水対策
10-5 保温・塗装工事

【 外 構 】
11-1 外構配管設備工事検討
11-2 外構設置機器検討

【 竣工前 】
12-1 試運転調整
12-2 建築確認完了検査
12-3 消防完了検査
12-4 総合連動試験
12-5 性能検査実施要項(竣工編)

【 引渡し 】
13-1 建物設備取扱説明・保守管理説明
13-2 完成図・保証書
13-3 竣工図書、備品、メーター読合せ

【 その他 】
14-1 社内竣工検査「関係法令、不具合予防」の留意点
(一社) 日本建設業連合会 HPより
★施工計画書雛型
施工計画書の雛型データ
(エクセル形式)
((一社)日本建設業連合会)
Rhinoceros入門

入門?@-1
入門?@-2
入門?@-3
建設物価建築費指数
★建築費指数 2020 .12
コンクリート工事に関するJIS規格

JIS検索
(日本工業標準調査会)

【 種類・強度・品質 】
JIS A 5308に適合する
レディミクストコンクリートの種別
> JIS A 5308  
レディーミクストコンクリート

【 コンクリートの材料 】
■セメント
> JIS R 5210  
ポルトランドセメント
> JIS R 5211  
高炉セメント
> JIS R 5212  
シリカセメント
> JIS R 5213  
フライアッシュセメント
> JIS R 5214  
エコセメント

−−−−−−−−−−−−
■骨材
> JIS A 5005  
コンクリート用砕石及び砕砂
> JIS A 5011-1  
コンクリート用スラグ骨材
 −第 1 部:高炉スラグ骨材

> JIS A 5011-2  
コンクリート用スラグ骨材
 −第 2 部:フェロニッケルスラグ骨材

> JIS A 5011-3  
コンクリート用スラグ骨材
 −第 3 部:銅スラグ骨材

> JIS A 5011-4  
コンクリート用スラグ骨材
 −第 4 部:電気炉酸化スラグ骨材

> JIS A 5021  
コンクリート用再生骨材 H
> JIS A 5022  
再生骨材Mを用いたコンクリート
> JIS A 5023  
再生骨材Lを用いたコンクリート
> JIS A 5031  
一般廃棄物,下水汚泥又は
 それらの焼却灰を溶融固化した
 コンクリート用溶融スラグ骨材


————————————
■混和剤
> JIS A 6204  
コンクリート用化学混和剤
> JIS A 6201  
コンクリート用フライアッシュ
> JIS A 6202
   コンクリート用膨張材
> JIS A 6203  
セメント混和用
 ポリマーディスパージョン及び
 再乳化形粉末樹脂



鉄骨工事に関するJIS規格 
【 溶接材料 】
> JIS B 1198
頭付きスタッド
【 デッキプレート 】
> JIS G 3302 Z08 フェローデッキ
 JIS G3302
溶融亜鉛めっき鋼板及び綱帯

【 錆止め塗装 】
> JIS K 5674
鉛・クロムフリーさび止めペイント
> JIS H 8641 溶融亜鉛めっき

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2019年02月09日

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チームの各人が自らの強みを知って、最大限に活かすことができれば、しいては組織全体が…. そうすれば最強の組織をつくることができる

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郵便配達夫シュヴァルの理想宮
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ルイス・カーン—光と空間
ウルス・ビュッティカー

ーーーーーーーーーーーーーー


ルネサンス理想都市 (講談社選書メチエ)

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建築ツウへの道 (Oshima bon (02))

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■二次 過去問 令和3年 (7)
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