実施試験 お疲れ様です。
忙しい業務の中、学習時間を確保することも大変だったことと思います。
★★ 注意事項!★★
最近の試験の傾向として、マークシートのみではなく「自分の考え」を記入させるものがあります。一級建築士の製図試験、コンクリート主任技士等と同じように、1級建築施工管理技士もしかりです。
試験対策として、過去問題に対する解答思案を見て学習ことが王道であり、合格するためには押さえておくことには変わりはありませんが、これはあくまで「そう考えて実施する」例です。
実際に難易度の高い建築物になると、考えてもいないようなリスクや問題が発生するケースがあります。
それのリスクや問題を未然に防ぐためには、設計者、品質部門、技術部門の人から専門業者まで含めてさまざまな人からの見解、意見を交えて自ら考えて、施工方法の立案、実行する必要があります。
「意見を出しやすい雰囲気をつくる」
ことも監理技術者の重要な仕事の一つです。
また、他人(ひと)の考えを自分の考えのように話してしまう場合もあり、それはそれで問題があります。
共感性が高い人が落ち入りやすと思いますが、自分の考えを育む訓練ができないままでであるだけでなく、「他人(ひと)の考えを自分の考えと錯覚してまう。」という問題に通じます。そうなってしまうと、さまざまなケースで問題になります。
資格試験の学習を通じて、さまざまな考えの事例を紹介していますが、実務を通じて
「自ら考え、計画を立案・実行する習慣をもつ」
ことが大切だと考えますので、その上で、今後のご活躍も期待しております。